【釧路湿原周辺にメガソーラー】計画含め27件 タンチョウに悪影響 市「建設制限したい」[産経新聞]※動画あり

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産経新聞の記事によると…

釧路湿原周辺にメガソーラー 計画含め27件 タンチョウに悪影響 市「建設制限したい」

北海道の釧路湿原国立公園(釧路市など)の周辺で大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設が相次いでいる。生息する希少生物への悪影響が懸念されるとして同市が「ノーモア メガソーラー宣言」をするなど地元で反発が強まり、今月、環境省釧路湿原野生生物保護センターと近接する建設現場で樹木がなぎ倒される動画が公開された。

(略)

釧路湿原は特別天然記念物のタンチョウなど希少生物の生息地だが、周辺は平坦(へいたん)で工事がしやすく日照時間が長いことなどから、太陽光発電事業者側にとってメガソーラーの適地とされる。湿原周辺は市街化調整区域で開発が抑制されているが、建築基準法の規制対象にはあたらないため建設が相次ぐ。

市は実態把握のため、建設の際の届け出を求めるガイドラインを令和5年7月に施行。届け出で確認しているメガソーラーは計画中を含めて27件に上るとしている。

希少生物の生育・生息地が脅かされる事態が懸念され、住みかを追われたヒグマなどの野生動物が人里で被害をもたらす可能性もあるとして、今年6月に「ノーモア メガソーラー宣言」を行った。

9月定例議会に建設を許可制にする条例案の提出を準備しており、同市環境保全課の担当者は「建設を制限していきたい」と説明する。

(略)

斉藤氏は現場近くでタンチョウのつがいや親子の姿が確認されていると指摘。「政府の再生可能エネルギー推奨を背景に自然環境を破壊してもいいという風潮がある」と危機感を示し、「現場で何が起きているのかを国民に知ってもらい、このままでいいか考えてもらうため動画を公開した」と説明する。建設を進める事業者は、取材には応じられないとしている

[全文は引用元へ…]2025/8/22

以下,Xより

【産経ニュースさんの投稿】

【猛禽類医学研究所 齊藤慶輔さんの投稿】

環境省釧路湿原野生生物保護センターのすぐ横で進められているメガソーラー建設の様子。 6000年以上かけて培われてきた貴重な湿原が大量の土砂により埋め立てられている。 この場所は以前よりタンチョウのペアが生息していることがわかっていたが、事業者による工事前の現地調査は行われず、地元のNGO(以下の動画にも登場)にヒアリングを行い、「影響が無いとのお墨付きを得た」と言っている。しかしながら、工事現場のすぐ近くにヒナを連れたタンチョウの家族が連日確認されており、工事現場の近くに巣があったことは明白。 タンチョウ研究の第一人者である正富宏之先生は「タンチョウの生存(繁殖)には、巣だけでなく、餌を確保できる環境(縄張り・行動圏)全体が必須。」と問題視されている。 一刻も早く工事を中断し、今年タンチョウがどこに営巣したかの把握や、同地で今後も繁殖し続けるための保全対策(中止を含め)を行政&政治主導で実施すべきだ。

動画:2025年8月12日

引用元 https://www.sankei.com/article/20250822-JVQ7OIXSENJLLKVFMGTKBUKUVU/

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みんなのコメント

  • 小泉進次郎、これどうすんの? 政治家を続けてていいわけないよな
  • 今すぐ工事を辞めさせるべき
  • 治安にしろ環境にしろ財政にしろ政府の機能不全を感じる。政府が動かないから民間でやるしかないと⋯ 再生可能エネルギーのために自然破壊という笑えないギャグ
  • 環境を破壊する再エネってなんなんだよ。 やってる事が最早異常だと気付けよ。 気付きながらやってんなら、碌でなしの愚か者だろ。 再エネ利権ってどれだけ罪作りなんだろうね
  • 制限じゃなくて中止して元に戻せ。
  • 本末転倒 金の亡者どもが群がるメガソーラー 豊かな土地を壊してなにがエコだ
  • 建設制限したい って何 建設中断すべきでしょう
  • 国や動ができないのに今更市で対応できるの?
  • 環境保護組織はだんまり
  • 利権バカのお尻をペンペンしてあげたいですね(笑)
  • 再エネ金を払わなければ良いのだよ!
  • なんで日本国民の財産でもある自然をメガソーラー業者が勝手に破壊してんだ?即刻中止させろ
  • せめて補助金出すのだけでも禁止にしなさいよ、なんで環境破壊してくる中国人に税金から補助金まで出すんだ? 逮捕して罰金払わせその金で森林回復してほしいくらいだよ
  • まずはしっかりと規制をして、建てさせない その上で自治体単位ではなく国の政策として制限する、まあ自民党では絶対無理
  • 環境保護団体は完全に沈黙
  • NHK 「はやくソーラー御用学者呼んできて、この流れ叩かなきゃ」
  • 日本の環境省はなんでなんにしないんですか?不思議でたまらない

japannewsnavi編集部の見解

釧路湿原周辺で進むメガソーラー建設

北海道の釧路湿原国立公園周辺では、大規模太陽光発電所、いわゆるメガソーラーの建設が相次いでいます。希少な動植物が生息する地域でありながら、工事のしやすさや日照条件の良さを理由に事業者が進出しているのです。しかし、その影響を懸念する声は地元から強まっており、釧路市は今年6月に「ノーモア メガソーラー宣言」を発表しました。市は条例によって建設を許可制にする方針も示しており、環境への配慮を欠いた開発に対抗しようとしています。

環境省の保護センター近隣では重機が樹木をなぎ倒す映像も公開され、大きな反響を呼びました。現場周辺ではタンチョウの親子も確認されていると専門家が指摘しており、貴重な自然環境に及ぶ影響は無視できない状況となっています。アルピニストの野口健氏が「悲劇的な惨状」と批判したこともあり、国民の関心も高まっています。

地元の反発と条例制定の動き

釧路市によれば、届け出ベースで確認されているメガソーラーは計画中も含め27件に上ります。環境保全課は「建設を制限していきたい」と語り、開発行為を適切に抑制するための法整備に踏み込む姿勢を見せています。背景には、メガソーラー建設が自然環境を脅かすだけでなく、野生動物の生息地を奪い、人里への出没を招く懸念もあるためです。

特に湿原周辺はタンチョウや猛禽類など特別天然記念物や希少種が数多く生息する地域であり、その環境を守ることは国内外から求められる課題でもあります。ところが、現状では建築基準法の規制対象外であるため、事業者が自由に建設を進められる状態にあります。この法の隙間を突いた形で進む開発に対し、地元自治体が危機感を募らせるのは当然のことといえるでしょう。

国民の反応と政治への不信感

インターネット上のコメントでは、「これのどこがエコなのか」「自然破壊以外の何ものでもない」といった声が目立ちます。さらに「SDGs自体が新たな利権の仕組みだ」と疑う意見もあり、国の再生可能エネルギー推進政策そのものに不信感を抱く人も少なくありません。環境省に対して「何をしているのか」と批判する声も強まり、大手メディアが取り上げたことで議論はさらに広がっています。

一部では「日本の国土を破壊しても平気なのか」と憤る意見もあり、愛国心の観点からメガソーラーに反対する声も上がっています。「結局、国民の負担が増えるだけで生活の助けにはならない」といった不満もあり、政治家への不信は一層深まっています。小泉進次郎氏を名指しして「責任を取るべきだ」とする書き込みまで見られ、国民の怒りは自然破壊と同時に政治不信に直結しているように感じられます。

執筆::japannewsnavi編集部

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