コメ平均価格 5キロ3515円 2週連続の値上がり[NHK]

Spread the love

NHKの記事によると…

コメ全国平均価格 5キロ3515円 2週連続で値上がり

全国およそ6000の店舗で今月3日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり税込みで3515円と2週連続で値上がりしました。
農林水産省は、備蓄米の販売ペースが落ち着き、価格に与える影響が薄れてきていると見ています。

農林水産省は随意契約の備蓄米によるコメ価格への影響などをより正確に示したいとして、6月から全国のスーパーなどおよそ6000店舗を対象にした民間のデータを公表しています。

それによりますと、今月3日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり税込みで3515円と、前の週より48円値上がりしました。

値上がりは2週連続で、3500円台となるのは先月6日までの1週間以来およそ1か月ぶりです。

[全文は引用元へ…]2025年8月8日(金)

以下,Xより

【NHKさんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250808/1000120652.html

最新記事

みんなのコメント

japannewsnavi編集部の見解

コメ価格の動向と地域差

全国のスーパーやホームセンターなどで販売されたコメの平均価格が、今月3日までの1週間で5キロあたり3515円となり、前の週から48円値上がりしました。これで2週連続の上昇となります。地域別では、最も高かったのが「北陸」の3801円で、最も安かったのは「九州・沖縄」の3207円でした。その差は594円で、先週に比べて縮まっています。

この価格差には、輸送コストや地元産米の流通状況、需要動向などが影響しているとみられます。北陸は高品質ブランド米の産地として知られ、安定した需要が価格を支える一方、九州・沖縄は地元産米の流通が盛んで比較的価格が抑えられる傾向があります。今回の結果からは、地域による消費傾向や生産条件の違いが改めて浮き彫りになりました。

調査結果の食い違いとその背景

一方、同時期に実施された別の民間調査では、コメ5キロの平均価格が前の週より114円下がるという結果が出ており、異なる傾向が示されました。こうした違いについて農林水産省は、調査対象や販売店舗の構成、対象とする銘柄の違いなどが要因となっている可能性を指摘しています。

小泉農林水産大臣は、今回の価格動向について「踊り場のような状況だ」と述べ、引き続き注視が必要であるとの認識を示しました。特に、備蓄米需要が一時期より落ち着きつつあることから、価格に与える影響は以前ほど大きくないと説明しています。ただ、天候不順や輸送コストの変動など、今後の要因次第では再び変動幅が拡大する可能性も否定できません。

安定供給と国民生活への影響

コメは日本人の食生活における基幹的な食材であり、その価格変動は家計に直結します。特に物価全体が上昇傾向にある中、コメの安定供給と価格抑制は消費者にとって大きな関心事です。農業現場では、燃料費や肥料価格の高騰が生産コストを押し上げており、これが小売価格に反映される構造が続いています。

こうした状況の中で、政府や自治体には、農業支援や流通効率化の施策を強化することが求められます。価格が高止まりすれば消費量の減少につながり、農業経営にも影響を与えるため、需要と供給のバランスを保つための政策判断が重要です。日本人の主食であるコメの安定は、食の安全保障の観点からも不可欠であり、政治がその役割を果たすことが期待されます。

執筆::japannewsnavi編集部

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る