【日米相互関税15%】石破総理「国益をかけたギリギリの交渉の結果だ」→トランプ氏「日本は約80兆円投資し、アメリカは利益の90%を受け取る」

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TBS NEWS DIGの記事によると…

【速報】石破総理「国益をかけた交渉の結果」 日米関税交渉めぐりトランプ大統領が“相互関税”15%で合意と表明

アメリカのトランプ大統領が日本との関税交渉で合意し、相互関税は15%にすると表明したことについて、石破総理は「国益をかけた交渉の結果だ」と述べました。

石破総理
「2月から国益をかけた交渉です。これは自動車、あるいは他の産品の国益をかけて、お互いに全力でギリギリの交渉をしてきました。それがこういう形になっていると思っています

[全文は引用元へ…]2025年7月23日

THE WALL STREET JOURNAL.の記事によると…

(翻訳)

米国と日本が貿易協定に合意

トランプ大統領は火曜日の夕方、ソーシャルメディアへの投稿で、米国と日本は貿易協定を締結したと述べ、いわゆる相互関税を日本に対して15%に設定すると述べた。

トランプ大統領はTruth Socialへの投稿で、この合意に基づき、日本は米国に5500億ドルを投資すると述べ、米国は投資による「利益の90%」を受け取ると記したが、詳細は明らかにしなかった。また、日本は「自動車やトラック、米、その他の特定の農産物を含む貿易に対して国を開放する」と投稿した。 

[全文は引用元へ…]2025年7月23日

為替レート(2025年7月22日時点):
1ドル = 146.62円

金額:
5,500億ドル = 550,000,000,000ドル

計算式:
550,000,000,000 × 146.62 = 80,641,000,000,000円

結果:
約80兆6,410億円

以下,Xより

【ライブドアニュースさんの投稿】

引用元 https://news.livedoor.com/topics/detail/29220740/

https://www.wsj.com/economy/trade/u-s-japan-strike-trade-deal-trump-says-ab089e11 [THE WALL STREET JOURNAL.]

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みんなのコメント

  • 関税が決着したので一層退陣圧力は強まると思うが、今日の四者会談ではどういう話が出るか
  • これで心置きなく
  • 舐められてたまるかっっwwwww
  • 精査する前に 合意するのは よく分からない
  • あとは地震が来れば 辞めるのか
  • 裏で為替レートの10%円高を飲まされてそう
  • 消費税を無くす代わりに、コメ差し出して80兆円も差し出して国益を存分に損なう形になっているんですね。なるほど。わかりました。最悪です
  • 「要するにアメリカ側の要求を100%飲む。そういうことです」(いしば氏:談)
  • ほんまか? 信用なさすぎて勝手に言うてるとしか思えんのだが 合意内容を精査したうえで、必要に応じてトランプ大統領との電話会談や訪米して会談する意向を示しています。 って、精査したうえで? 精査って細かく調べて意味だが、8月1日からの関税も延期?なくなる? いつ会談するんだ?
  • 内容は精査しないとなんだろうけど、今出てる情報だけ見ると日本にメリット全く無くね?大丈夫?
  • トランプはドア・イン・ザ・フェイス的な交渉をよく行うので向こうが想定していた着地点がどこだったのか?という視点はありますが、きちんと交渉をまとめたのは素晴らしいと思います
  • これなら何もせずに関税25%の方がマシだったんじゃないか? 関税払うのはアメリカ国民だし アメリカの市場でも関税込みでも輸入した方が安いとなったら元に戻るだけだろ
  • これで辞めれるな
  • おつかれさよなら
  • 石破の考えは違うと思う。 トランプさんの日本国民への賞賛じゃないかな。 選挙を待っての回答。 自公が負けた結果を見て、現政権否定、拒否の答えを出した日本国民に安堵したとか。 自公は嫌ってる人だよ。 立憲の野田も嫌うよ
  • これ絶対に軍事費用の増額を条件にしてるでしょ
  • これを花道として即退陣してくれ もうその面を二度と見たくない
  • もう、辞めれるやん

japannewsnavi編集部の見解

ギリギリの交渉でこの結果に納得できるか

日米間の関税交渉が合意に至り、相互関税を15%にするという発表がされた。石破総理はこれを「国益をかけた交渉の成果」と評価したが、正直なところ、この言葉に違和感しか感じなかった。ギリギリの交渉の末に、果たしてこの結果が日本にとって本当に利益となるのか。冷静に見れば、むしろ譲歩の連続だったようにしか思えない。

自動車産業は長年、日本の経済を支えてきた柱であり、その市場価値や雇用への波及効果は計り知れない。しかし今回の交渉では、アメリカ側に自動車分野の開放を迫るどころか、事実上「聖域」として触れられなかった印象が強い。日本側だけが譲歩を重ね、アメリカ側の市場保護主義的な立場はそのまま維持されたという構図が浮かび上がる。

しかも、日本がアメリカに対して今後80兆円規模の投資を行うという話まで出ている。もしそれが事実なら、日本の立場はどこにあるのかと問いたくなる。本来なら、投資を呼び込む側に立つべきであって、他国の経済発展に資金を供給することが「国益のため」だと言われても納得できない。技術立国として、日本が未来に誇るべき産業を育てるどころか、その土壌を削っているようにしか見えない。

日本の進路と政治の覚悟のなさ

石破総理は「合意の内容を精査しなければ申し上げられない」と進退に関する発言を避けたが、選挙で敗北した中でこの交渉結果が続投の根拠になるとは到底思えない。もしこの合意が、選挙で失った信頼を回復するための“成果”として出されたのであれば、あまりに見え透いた行動だと言わざるを得ない。

国際交渉の場で日本がもっと強く出るには、国内に明確な戦略と覚悟が必要だ。今の日本に欠けているのは、まさにその「芯」である。外交というのは一方的な妥協では成り立たない。互いに利益を共有しつつも、自国の譲れない線を守り抜く胆力が求められる。だが、今回の交渉ではそうした姿勢が見られなかった。

加えて、日本が本来持っている技術力や創造力を、なぜもっと自国の中で活かせないのかという疑問が浮かぶ。アメリカに巨額の投資をするという前に、国内の産業基盤を再生し、次のGAFAMのような企業を育てる努力を優先すべきではないのか。若者が夢を持てるような未来を創るためには、国が本気で動く必要がある。

未来への期待と危機感

この合意によって、当面の摩擦は避けられたのかもしれない。しかし、それはあくまで表面的な安定であって、根本的な解決にはなっていない。むしろ、また一つ日本が自立性を損なう契機となった可能性もある。外交は短期的な利益ではなく、長期的な視点と国家の自律性を守るためのものだ。

今、日本には覚悟を持って国を引っ張っていくリーダーが必要だ。国際社会の中での役割を果たすと言いながら、肝心なところで自国の価値や立場を譲るような姿勢では、将来の信頼を築けるわけがない。現実を直視し、時には不人気な決断をしてでも国益を守る姿勢がなければ、次の世代に誇れる日本を残すことはできない。

今回の交渉を通じて見えたのは、日本の外交力の弱さと、政治の責任感の欠如である。口先では「国益をかけた交渉」と言いながら、実際には相手の意向に寄り添うだけの姿勢では、真の信頼は得られない。今こそ、原点に立ち返り、日本の将来を本気で考える政治が求められている。

執筆:japannewsnavi編集部

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