村上総務相「本当にジャパンファーストだけでいいのか、慎重に考えて」[神奈川新聞より]

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神奈川新の記事によると…

「本当にジャパンファーストだけでいいのか、慎重に考えて」村上総務相が言及

 村上誠一郎総務相は22日の閣議後会見で、参政党などの新興政党が躍進した参院選の所感を問われ、少子高齢化社会を念頭に「本当に『ジャパンファースト』ということだけでいいのか。やはり慎重に考えていく必要がある」と述べた。

(略)

選挙戦を通して社会に分断と排除をもたらす主張が展開されたことを踏まえ、「今、世界中は大混乱している。今こそ日本がみんなで団結する必要がある。引き続き力を合わせてこの難局を乗り切っていきたい」とも述べた。

[全文は引用元へ…]2025年7月22日(火) 

以下,Xより

【47NEWSさんの投稿】

引用元 https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1192360.html

画像出典:時事通信

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みんなのコメント

  • 何ファーストをご希望なのでしょうか? もうこの際はっきり言及されたらよろしいのでは
  • 考えると言いながら、考えるわけないよな……
  • 今はJapan Firstで良いのでは? 余裕がないでしょう?今は…
  • ジャパンファーストだけとは言っていない。 まずは日本ファーストだということ。 話しはそれからだ
  • ジャパンファーストすらできていないより、何か目標があったほうが
  • 日本人ファーストはどこの国も当たり前自国民優先。ジャパンファーストにはしない日米同盟で協調してく。日本国内は日本人ファーストが当たり前これだとヒトラーにはならないし排外主義にもならない
  • そうだな。愛媛ファーストですらできてないもんな
  • ジャパンファーストなら良いんじゃない? 血統のみで判別する日本人ファーストよりは
  • 「日本人ファースト」といい、「3Kの仕事」は外国人任せの日本国民。石破首相もだけど村上総務相も発言が抽象的過ぎるのでは。 「想像力が欠如」してる参政党信者には理解できないから、動画で説明してあげた方がいいと思う
  • ジャパンファーストだけでいいのかって 今がまるでジャパンファーストじゃないから参院選でボロ負けしたんですよ! 不感症すぎて驚いたわ 村上さんが慎重に参院選の結果考えてくださいよ
  • これを閣僚が言ってるあたり、石破政権が日本に必要ない事の証
  • 何を言っているのか。日本国内ではジャパンファーストでいいに決まっている。皆自分の国で自分たちのために国を作るのが最も健全だ
  • 「本当に『ジャパンファースト』ということだけでいいのか。やはり慎重に考えていく必要がある。端的に言うと、ポピュリズムのほうが正論に勝ってしまうということは本当に日本の民主主義にとって正しいのかどうか。」
  • それが国民の声だよ。 てかよ。いつ辞めんの?
  • ジャパンファーストだけでいいなんて誰か主張してたっけ? 論点ズレたおっさんやな
  • あまりにも今までが、国民を置き去りにしすぎた結果なのでは?今の状態ならジャパンファーストですよ。 この場に及んでまだ理解できていないとなると、やはり辞職されるのが良いのかと。それが民意です
  • 今労働力が足りなくて外国人入れざるを得ないのに、外国人減らせば日本人の賃金があがってやったーみたいな単純な話じゃないよな 現場は人足りなくてホント大変
  • 良いに決まってる!自国民優先以上の他に何があるのか?
  • どこかの国からそういう発言の指示が出たみたいな発言やな?と陰謀論者に言われるタイミングでこういう発言は迂闊

japannewsnavi編集部の見解

村上総務相の発言に感じた違和感

「本当にジャパンファーストだけでいいのか」。村上誠一郎総務相がこう語ったとき、率直に違和感を抱いた。なぜなら、ジャパンファーストという考え方は、単に自国の利益を最優先にするという国家として当たり前の立場を示しているに過ぎないからだ。誰も排他主義や極端なナショナリズムを掲げているわけではない。もちろん過激な主張や差別的な発言があってはならない。しかし「自国を守る」「国民の生活を第一に考える」という姿勢そのものを否定するかのような発言には、政治家としての本質を見失っている印象すら受けた。

今回、新興勢力が躍進した背景には、既存政党への不信や政治の空洞化があることは明白だ。国民の多くが「今のままでは日本は立ち行かなくなる」と感じている。少子高齢化、経済の低迷、安全保障への不安、いずれも国民の切実な問題である。こうした国民の声に真摯に向き合うべき立場にあるのが総務相であり、閣僚であるはずだ。それにもかかわらず、民意の動きに対して慎重さを呼びかけるばかりで、なぜその声が上がったのかの根本を捉えようとしない姿勢には強い疑問を覚える。

「ポピュリズムが正論に勝ってしまうのは日本の民主主義にとって正しいのか」との問いもまた、国民の意思を軽視する発言に感じられた。民主主義とは、国民が望む方向に政策を進めていく仕組みである。時にそれが「現実的ではない」と批判されようとも、国民の声を無視して正論だけを押しつけるような政治は、結局どこかで破綻する。「正論」とは誰の視点での正論か。それを問い直さずに「ポピュリズムは悪」と一括りにする態度は、危機感を持って政治に声を上げる人々の真意をすくい上げることを放棄しているように見える。

「分断と排除」より「共感と共助」を

総務相はまた、「社会に分断と排除をもたらす主張」が選挙戦で展開されたことに懸念を示した。しかし、そうした主張が生まれる背景には、現実に多くの国民が感じている「置き去り感」がある。例えば、地方の過疎化や経済格差、若者の将来不安といった課題に対して、従来の政治は十分に応えてこなかった。こうした積もり積もった不満が「もう黙っていられない」という形で表れたのが今回の選挙結果である。

「世界中が大混乱しているからこそ、団結が必要」と述べた村上氏の言葉は確かに一理ある。だが、国民が政府に求めているのは、ただの呼びかけではなく、具体的な行動と覚悟である。「団結」や「協力」といった美しい言葉の裏に、実効性のある政策や強いリーダーシップが伴わなければ、人々の信頼は得られない。

また、団結とは決して「異なる意見を押し殺すこと」ではない。むしろ多様な声を尊重し合いながら、共通の目標に向かって歩んでいく姿勢が本当の意味での団結である。「ジャパンファースト」とは、そうした多様性を無視して「日本人だけがよければいい」という思想ではない。国家として、まず自国民を守り、暮らしを支え、未来に希望を持たせる。それが第一であるという、ごく当たり前の価値観である。

保守という言葉の本質を再確認する

「ジャパンファースト」と聞くと、一部の人は排他的、極端といったネガティブなイメージを抱くかもしれない。しかし本来、保守とは「国を大切にする」「文化や伝統を守る」「国民を守る」ことであり、決して他者を否定する思想ではない。むしろ現実的に物事を考え、地に足の着いた政策を重視する考え方である。

日本は今、人口減少や防衛問題、エネルギー政策など多くの課題を抱えている。そんな中で、国のかたちをどう保ち、どのようにして未来へとつなげていくかが問われている。「ジャパンファースト」は、その基本に立ち返る考え方に過ぎない。決して他国を蔑ろにする意図ではないし、グローバルな協調を否定するものでもない。まず自国の足元を固めなければ、国際社会に貢献することなどできないのだ。

村上総務相のように「慎重さ」や「冷静さ」を語ることは一見すると大人びた態度に映るが、今はそれだけでは不十分だ。現場の声を聴き、実際に困っている人々と向き合い、必要な手を迅速に打つ。その勇気と責任感こそ、今の日本の政治に最も必要なものだ。

執筆:japannewsnavi編集部

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