「侮ってもらっては困る」「米国依存から自立へ努力」 石破首相が関税巡る発言で釈明

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産経新聞によると…

石破茂首相は10日のBSフジ番組で、トランプ米政権との関税交渉を巡り「なめられてたまるか」と述べた自身の発言に関し「米国依存からもっと自立するよう努力しなければならない、ということだ」と強調した。「『いっぱい頼っているのだから言うことを聞けよ』ということならば、侮ってもらっては困る」とも語った。

米側が不満を示す自動車の非関税障壁については「何が非関税障壁なのか、早急にきちんと答えを出していく」と説明。自動車産業は日本の基幹産業で関連する労働者が多く、簡単に妥協できないとの認識を示した。

「相手への敬意を持って向き合うのが外交だ。丁寧で慎重な発信が一国のトップとしては求められる」と指摘した。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【産経新聞さんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250710-DAKGSV6M4ZODJHS5URSTR6DSR4/

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みんなのコメント

  • 強気に出るのは結構だけど、その後にいちいち説明し直すくらいなら最初から言葉選んでくれって感じ。政治家の言葉って一発勝負でしょ。
  • 一国のトップが「なめられてたまるか」はさすがに雑すぎるよな。感情で外交してどうするの。大人の会話しようぜ。
  • まあ、自立の方向に行くのは賛成。アメリカ依存が強すぎるのは確かだし。でも表現の仕方って大事だと思うんだわ。
  • 正論に見えるけど、じゃあ実際どうやって交渉するつもりなの?ってところが全然見えてこない。言うだけ番長じゃ意味ないよ。
  • 感情ぶつけたあとはすぐ「そういう意味じゃない」って釈明するあたり、まさに政治家って感じで草。
  • 日本の首相がちょっと強気に出ただけで騒がれるのも、逆に情けない現実なのかもしれん。たまにはピシッといってもいい。
  • 選挙前だから強めに出たのかもなって思っちゃう。選挙用の演出なら萎えるわ。
  • 外交カードとしてあえて強く出るのは戦略的にアリ。ただし、そのあと全部言い訳で台無しになってるのが残念。
  • あの発言で拍手してる人もいたけど、実務に入った瞬間グダグダになるのは毎度のこと。期待して損した。
  • 「敬意を持って外交を」って自分で言ってて、自分でそれを壊すようなことするの意味わからん。もうちょい一貫性を。
  • 国民にウケそうなセリフだけ切り取ってるけど、じゃあその先のプラン出してよって話。セリフじゃなくて政策見せてほしい。
  • 自動車産業守りたいのは分かるけど、言葉で守れるわけないんだよ。現場の交渉と実行力が大事。
  • 「なめられてたまるか」って、正直、飲み会のグチみたいで引いたわ。トップの言葉はもっと冷静であってくれ。
  • 今の外交情勢でアメリカと喧嘩腰に見える発言はリスクでかすぎる。それって本当に国益なの?
  • 発言そのものより、言ったあとにしどろもどろになってるのが信用失う原因じゃない?もっと準備して出てこいよ。
  • 強く出るのも結構だけど、具体策なき強気はただの虚勢。実務がともなって初めて意味がある。
  • アメリカ側の反応を一切気にしてない風なのが逆に怖い。駆け引きってそういうことじゃないと思うけどな。
  • 支持はしてるけど、もう少し落ち着いたトーンで丁寧な発信してほしい。海外のメディアがどう切り取るか分かってんのかな。
  • この人の発言っていつも勇ましいけど、現実は伴ってないんだよな。言いっぱなしで終わる印象強すぎ。
  • 釈明してる時点で説得力なくなるんだよ。自立とか言うなら、まず国内の基盤固めてから発言してくれ。

japannewsnavi編集部の見解

石破茂首相の「なめられてたまるか」という発言に関する一連の言動を見て、正直に言えば違和感を覚えました。もちろん、国益を守るという決意表明として、強い言葉を使うことは理解できます。しかし、外交の舞台で発せられる言葉には、国際的な信頼関係や、国家としての品格が問われるものです。それゆえ、勢いで発した言葉を、後になって説明し直すような姿勢には、やはり慎重さを欠いていると感じざるを得ません。

10日にBSフジの番組で、石破首相は前日の発言について「米国依存からもっと自立しなければならない、という意味だ」と釈明しました。さらに「いっぱい頼っているのだから言うことを聞けよ、ということならば、侮ってもらっては困る」とも語っています。この言い直しが必要になった時点で、そもそもの発言に対する準備や想定が甘かったことが見えてしまいます。

そもそも外交とは、相手への敬意を持って丁寧に向き合うことが基本です。首相自身もその後「丁寧で慎重な発信が一国のトップとして求められる」と述べていますが、そうであるなら、最初からその姿勢で臨むべきだったのではないでしょうか。

特に、今回の焦点である米国との関税交渉は、ただの経済問題ではありません。そこには安全保障、経済連携、技術協力など多くの要素が複雑に絡み合っています。中でも自動車産業は、日本の基幹産業であり、数百万単位の雇用を抱える重要な分野です。その非関税障壁の問題について、米国からの不満にどう対応するのか、感情的な言葉ではなく、冷静かつ論理的に対応することが何より求められるはずです。

石破首相は「何が非関税障壁なのか、早急にきちんと答えを出していく」と語っていますが、現時点でその具体的な方針や工程表は示されていません。これでは結局、強い言葉を使って国内向けにアピールしただけで、外交的には何の成果にもつながらないまま終わる恐れがあります。

さらに気になるのは、このような発言が選挙対策の一環として行われているのではないか、という点です。選挙前に「強い首相像」をアピールするために、わざと対米強硬路線を見せるような戦略だとすれば、短期的な人気取りに過ぎず、長期的な国益を損なう危険性があります。国民も、単に「気持ちいい発言」ではなく、その先にある実行力と結果を見ています。

石破政権の外交姿勢には、ある種の保守的価値観も感じられます。たとえば、自主独立というテーマは日本保守思想の核となる理念です。そうした点において、今回の「自立」の主張自体には賛成できる部分もあります。しかしながら、その伝え方や言葉の選び方を誤ると、かえって国際社会との信頼関係を損なう結果にもなりかねません。

また、米国との同盟関係は、日本にとって欠かせない安全保障の要でもあります。たとえどれだけ自立を志向するにしても、その関係を壊すような姿勢を見せることは得策ではありません。交渉で強い態度を取ることと、関係を悪化させることは別問題です。そこを取り違えてはいけないと思います。

今回の発言に限らず、近年の政治家による発信は、どこかで”ウケ狙い”に傾いているように感じます。SNS時代の影響かもしれませんが、国家のリーダーが口にする言葉には、常に重みと責任が伴います。一瞬の拍手よりも、信頼と安定が何よりも大切であるべきです。

外交は国の顔であり、未来への橋でもあります。その場に立つ者が、どれだけ冷静に、どれだけ戦略的に振る舞えるかが問われています。今回の石破首相の発言とその後の説明は、今後の日本外交の方向性にも影響を与えかねません。安易な強がりよりも、確かな準備と緻密な戦略こそが、信頼されるリーダーの資質だと私は思います。

執筆:編集部A

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