石破茂首相「北方領土を除けば日本一」 ロシア領土と受け取れる発言に批判も

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記事によると…

「北海道から北方領土を除けば日本一」 石破首相が軽率発言 長崎県の海岸線の長さ巡り

石破茂首相は9日、長崎県諫早市で開いた参院選候補の応援演説で、長崎県の海岸線の長さについて「北海道に次いで2番目といわれている。北方領土を除いて考えれば、日本で一番海岸線が長いのは長崎県だ」と述べた。

ロシアによる北方領土の実効支配を容認していると受け取られかねない発言で、軽率との指摘を受けそうだ。

[全文は引用元へ…]産経新聞 2025/7/9

以下,Xより

【kakikoSHOPさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250709-OHE3T7R6ANJTDJ7M24XP3VDNME/?outputType=theme_election2025

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みんなのコメント

  • だって、自国の経済がギリシャより悪いなんて言っちゃう底無し○○ですから
  • 自ら支持率を下げる莫迦
  • 石破って何なの?
  • 群馬の時もそうだけど、 ほんとろくなこと言わない。 もう、「米買ったことない」なんかよりも、酷いばつ何回もついてるんだけど とっとと責任取れや
  • 一体どうなっているのだ? 日本人のたとえ話ではない。 ましてや、日本国首相の発言ではない。 彼は何者なのか? B国Dなのか?
  • 自民の破滅に拍車がかかってきた感じ 首相が自ら足を引っ張ってますよね 失言が多すぎます 最低最悪な首相ですよ
  • 道民、目覚めたほうがいいよ
  • 北方領土は日本のものです 失礼ですね
  • 党首討論といい、応援演説といい、話せば話すほどボロが出る。 自民にとってはいい迷惑じゃないのか
  • よほど惨敗したいようだな
  • 北方領土、千島列島、樺太は、日本の法律が適用される日本固有の領土です
  • そりゃあ拉致問題もなにも進まない訳だ。 岩屋同様本当に日本人か?って発言や行動が多すぎる
  • 中国推しの総理大臣は 日本の領土国益を損なうのが 使命なのよ
  • 北方四島は日本固有の領土であり、ロシアが不法占拠し実効支配している島々である。 この発言は祖国愛も感じられなければ、国を守ろうとする気概も感じない。 一国民として非常に不愉快である。 所詮お前は総理大臣になりたかっただけのつまらん男だ
  • なんで北方領土を除くんだ

japannewsnavi編集部の見解

「北方領土を除けば日本一」発言に感じた違和感

石破茂首相が9日、長崎県諫早市で行った参議院選挙の応援演説での発言が、波紋を広げています。長崎県の海岸線の長さについて、「北海道に次いで2番目といわれている。北方領土を除いて考えれば、日本で一番海岸線が長いのは長崎県だ」と述べた内容が、それにあたります。

私はこの発言を聞いて、真っ先に「なぜわざわざ“北方領土を除く”と強調したのか」と疑問を抱きました。地理的な説明や数字上の話であったとしても、政府が一貫して「北方領土は日本固有の領土であり、ロシアが不法占拠している」との立場を取っている以上、こうした言い回しは配慮を欠いていると感じざるを得ません。とりわけ、国際情勢が不安定な中で、しかも参院選の最中にこのような発言が出ることに対し、軽率という印象が強く残りました。

もちろん、意図的にロシアの主張を認めたわけではないと思います。ただ、「除いて考えれば」という言い回しは、聞きようによっては「事実上ロシア領と見なしている」と受け取られてもおかしくありません。特に外交的なニュアンスが重要な領土問題に関しては、慎重さと正確さが何よりも求められます。その点において、今回の発言は不用意だったと感じます。

北方領土に対する姿勢が問われる

北方領土に対する日本の立場は明確です。歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島のいずれも、日本が戦後一貫して「日本固有の領土」であると主張しており、政府はその返還を強く求め続けています。これまでどの政権であっても、その点に関してはぶれることなく外交交渉を進めてきました。

だからこそ、今回のような不用意な発言が出たことは、単なる言葉の選び方という問題にとどまりません。「この人は本当に北方領土を日本の一部と考えているのだろうか?」という不信感を、少なからず国民に与える可能性があります。

特に、演説という場は人の意識が高まっている時です。聴衆の前で発する言葉は、その場限りのものではなく、あとになっても繰り返し引用され、記録として残る重みがあります。たとえそれが地理的な説明の一環であったとしても、わざわざ「除いて考えれば」と強調してしまったことが、言葉のセンスや政治家としての感覚に疑問を抱かせる原因になったのだと思います。

外交というものは言葉一つで空気が変わるものです。特に領土問題においては、国内だけでなく国際社会に対しても「日本の立場は変わっていない」と明確に伝え続ける必要があります。その意味でも、発言にはより一層の注意と緊張感が求められるのです。

言葉に滲む政治家としての資質

今回の発言を通じて、私は石破首相の政治家としての資質について考えさせられました。石破氏はこれまで安全保障に強いとされ、防衛大臣の経験もある人物です。しかし、それだけに「言葉の重み」を熟知しているはずの立場にありながら、今回のような発言が出たことは残念でなりません。

首相ともなれば、その一言が国内外の反応に影響を与えることは当然です。特に国民感情が強く関わるテーマに対しては、より一層の慎重さが求められます。北方領土については、世代を超えて多くの国民が関心と怒りを持っている問題です。高齢世代には戦後の記憶が根強く残っており、若い世代にとっても領土教育やニュースを通じて関心を持っている人は少なくありません。

演説は、政策の方向性や自らの信念を伝える貴重な機会です。その中で不用意な一言がすべてを台無しにしてしまうこともあるのだと、あらためて感じました。演説は聴衆との信頼を築く場であり、それを崩すような言葉が混ざってしまえば、他の内容がどれだけ優れていても信頼は取り戻せません。

また、今回の件を受けてネット上でも「どこの国の首相なんだ」「北方領土をロシア領と認めたのか」などという強い反発の声があがっているのを見かけました。こうした反応は過剰に見えるかもしれませんが、それだけ多くの国民が領土問題に敏感であるということの裏返しでもあります。

私は、今回の一件をきっかけに、石破首相にはもう一度、政治家としての「言葉の責任」について自問自答してほしいと思います。国のリーダーに最も求められるのは、言葉の正確さと誠実さです。その積み重ねこそが、外交交渉でも、国民との信頼関係でも不可欠な土台になると私は考えます。

執筆:編集部

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