【リンゴで園児窒息 2.7億円で和解】

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テレビ新広島によると…

保育所で食事中に園児が喉を詰まらせ意識不明 賠償金2億7千万円で家族と福山市が和解

7年前、福山市の保育所で食事中に園児が喉を詰まらせ窒息した事故で保護者が市に損害賠償を求めていた裁判は市が2億7000万円を支払うことで、2日、和解が成立しました。

福山市の報告書

福山市の報告書などによりますと、2018年10月、市立保育所で食事をしていた当時1歳の園児が眠りかけたため保育士が抱き上げたところ食べていたリンゴなどを喉に詰まらせて窒息状態に陥り今も、意識不明の状態が続いています。

保護者は2022年、市に損害賠償を求めて裁判を起こしていました。 【福山市ネウボラ推進部・神原明子 保育施設担当部長】 「児童の方、そして、ご家族に心よりお詫び申し上げます。どうも申し訳ございませんでした」 市は保育士個人ではなく、保育所の運営責任などを認める形で保護者側に謝罪するとともに、損害賠償金として2億7000万円を支払うことで2日和解が成立しました。

[全文は引用元へ…]7/3(木) 10:33配信

以下,Xより

【Yahoo!さんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/b2bf6f20a54252f5f3c11d40d33a8d8cbc5d1094

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みんなのコメント

  • 保育士の人数を増やした方がいいんだろうから、全ての年齢の園児からきちんと保育料とった方がいいですよ。自分の子供を1日みてもらって無料はないですよね。きちんと支払いをしてもらって、人数だけではなく待遇改善に繋げてあげて欲しいです
  • もう、昼までにして食べささない様にするしかないでしょうね。私は、3人の子供もみれない。保母さんも人ですから、トイレも行くし瞬きもするし、他の子供が泣きだしたら他の子供が疎かになるでしょう。事故とは、突き詰めていくと全部が人災です。大きな過失以外、起こった後で、魔女狩りのような責任追及は止めるべき。職業が成り立たなくなり、困るのは親です。
  • 個人的にリンゴは餅に次いで詰まらせやすいと思っている。切るよりも、すりおろした方が良い。 しかし、1歳の子供を預けて他人に面倒を見させるというのがそもそも無理があるのでは。マンツーマンで常に見ていられるわけでもないし、保育士は親ではないから、どうしても画一的な対応になる。1歳の子供を預けなければいけない社会が異常な気がする。
  • このご両親を責めるつもりはないけど、 保育園のように小さい子どもを大勢預かるには、たとえ同じくらい大人の有資格者を雇ったとしてもこのように事故は避けられないと思う。 完全な過失や悪意などは問題外だけど、その万が一の事故が起きた時に、それはどれだけ無事に救えるかの程度の問題になってしまうと思う。 保育園や行政はもちろんだけど、預ける親や社会もそういうものだと理解する必要があるんだろうなと思う。
  • 保育士を増やすのは、正論ですが、給与が低いし、こんな事故もあります。なので、若い人はなりたくないですよね。 しかもどこかの記事で日本経済界で有名な方が外国人保育士の導入を提案されてました。それより、育児休暇でせめて2歳までは親が見れる制度にしたらどうなのかな? いまだに意識不明のお子さんを見ている親御さんは辛いとおもいます。こんな事故二度と起きない社会にしたいですね。
  • まともな親なら例え100億円もらったとしても、それより元気な我が子を返してほしいと思うはずです。また、保育園も過失があったとしても故意ではなく、担当されていた保育士や周囲の職員、保護者、一様に心を痛めていると思います。そして事故に遭われた子供さんは意識不明が続いているとのこと。全ての人が辛い話しだと思います。
  • 小学生のうずらの卵もそうですが、こんなに悲しい事故が起きてしまうならリンゴはもう出さなくていいと思います。リンゴだけではなく窒息の危険のある物は徹底的に排除。上は小学生、1番下は2歳になったばかりの母ですが保育士さんの負担が大きいばかりだと思います。
  • 考えさせられる。 どちら側にも言い分がある。 しかしこれを認めると保障が怖くて保育所が更に減りそう。。 基本、母親は幼児を預けてまで仕事に出ざるを得ない社会から、せめて小学校低学年までは自宅で面倒をみられる社会になれば。いまはネットがあるから在宅での仕事に変更もできる。 高い住宅ローンや車、スマホ、ブランド、教育費、都会住みにこだわらず、もっと地方分散にしないと。 首都圏大地震も懸念されており、夏は年々熱帯化するのだから
  • いじめで自殺があった場合もこのくらい大事に、大騒ぎして、賠償金2億くらい加害者側から被害者側に支払うとかあれば良いのに。 いじめやパワハラは国会議員や官僚の間、つまり偉い人たちの間でも普通によくある事だからいまだに「日常の風景」にされてるんですね。 そういえば、国家公務員って意外と自殺が多いけど遺族には手厚いよね。亡くなった人と一度も事務所が一緒になったことがない知らない人でも、カンパ依頼の回覧が必ず回ってきて、例えば技官とかだと1人500円ずつ出すから最終的にお悔やみ金500万とか集まるので。民間は大企業でもこうした風習って、、あるところはあるのかな?

japannewsnavi編集部Bの見解

福山市の保育所で発生した重大事故とその和解内容

2018年10月、広島県福山市にある市立保育所で発生した事故に関して、福山市が保護者に損害賠償金2億7000万円を支払うことで和解が成立した。この事故は当時1歳だった園児が、食事中に喉を詰まらせ、意識不明の重篤な状態となったもので、保護者側は2022年に福山市を相手取り訴訟を起こしていた。

福山市が公表した報告書によると、事故が発生した当時、園児は昼食中に眠りかけていたため、担当していた保育士がその子どもを抱き上げたところ、口の中に残っていたリンゴなどを喉に詰まらせ、窒息状態に陥ったとされる。救急対応が行われたものの、園児はその後も意識が戻らず、現在に至るまで意識不明の状態が続いている。

この事故に関して、福山市は保育士個人の責任を問うのではなく、保育所全体の運営管理責任に基づくものとして、組織としての責任を認める形を取った。これにより、事故の被害者である園児の家族に対して正式に謝罪し、同時に損害賠償として2億7000万円を支払う内容で、2024年7月2日、和解が成立した。

記者会見に臨んだ福山市ネウボラ推進部の神原明子・保育施設担当部長は、「児童の方、そしてご家族に心よりお詫び申し上げます。どうも申し訳ございませんでした」と述べた。

行政としての責任と今後の課題

今回の和解は、事故から約6年を経てようやく合意に至ったものだが、その背景には行政としての対応の在り方、そして保育現場における安全管理体制の見直しの必要性が含まれている。

福山市の説明によれば、事故当時の保育体制や食事時の監督体制などに不備がなかったかについても検証が行われているとのことであり、再発防止策についてもすでに一部導入が進んでいるという。具体的な取り組み内容は明かされていないが、事故の教訓を踏まえて、安全マニュアルの見直しや保育士の配置基準の再検討などが求められる。

また、市が個人ではなく「組織としての責任」を受け入れる形で和解した点についても注目される。これは、個々の職員に責任を負わせるのではなく、組織全体としての対応力や危機管理体制に問題があったという認識に立脚しているようだ。現場の保育士が常に完璧な判断を下せるわけではないからこそ、日常的にどういった体制が整えられているかが問われる。

市民感情としての葛藤と社会的課題

今回のような事故は非常に重いもので、子どもの命や健康が奪われる事態は、保護者にとっても、社会にとっても大きな衝撃となる。今回の和解金2億7000万円という金額は、その痛ましさを金銭で補えるものでは決してないが、行政としての責任を認めた重みの表れでもある。

ただ、正直な感想としては、「そこまでの賠償が本当に妥当だったのか」と感じる部分もある。もちろん、ご家族の悲しみや苦しみを思えば軽々しく言えることではないが、同じような環境にいた他の園児たちが無事だったという事実もまた、考えさせられるものがある。

制度として、こうした損害賠償の仕組みが悪用されることはあってはならないし、今後は感情論ではなく、客観的な検証と正当な判断の積み重ねが必要だと感じる。また、同じような事故を繰り返さないためにも、すべての保育現場で“事故が起き得る”という前提のもと、継続的な訓練と監視体制の強化が求められる。

市民としては、子どもを安心して預けられる保育の場であってほしいという思いがある一方、万一の際の対応や責任の所在についても明確になっていてほしいと思う。信頼を取り戻すには時間がかかるだろうが、福山市にはこの事故を教訓として、制度と運営の両面で着実に改善を進めていただきたい。

執筆:編集部B

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