無所属で参院選出馬の山尾志桜里氏、女系天皇を含めた検討を促していく

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産経新聞によると…

国民民主党に離党届を提出した山尾志桜里元衆院議員(50)は1日、東京・吉祥寺で記者会見し、参院選(3日公示、20日投開票)東京選挙区(改選数6と非改選の欠員補充1)に無所属で出馬する考えを表明した。「中道政治をあきらめられない。無所属でも国会活動を通じて社会に貢献したい」と強調した。

国家観は政党に縛られず

安定的な皇位継承について、前例のない「女系天皇」、女性天皇を含めた検討を促していくといい、「国家観は政党に縛られず、より自由度高く、訴えていく」と語った。

憲法改正については戦力の不保持と交戦権否認を定めた9条2項改正を挙げ、「自衛権の存在と、その手続き的な統制を国民的合意のもと明文化する」と述べた。

外国人による土地取得を規制する「令和版土地取得規制法」、「スパイ行為防止法」の制定を掲げ、人権外交に力を入れていくとして、「日本はアジアの人権外交のハブとして、香港やチベットなど弾圧を受けてなお、果敢に活動している人を支えていく」と述べた。

山尾氏は「皇室、憲法、人権外交は難しい話でもあり、集票も見込めず、政治家も議論を避け、選挙のたびに優先順位が下がる」と指摘した上で「戦後秩序が変わろうとしている中で、国家の自立を維持、強化するためにどうしても避けられない論点だ」と語った。

[全文は引用元へ…]

無所属で参院選東京選挙区に出馬する山尾志桜里元衆院議員=1日午後、東京都武蔵野市(奥原慎平撮影)

以下,Xより

【産経新聞さんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250701-JKFYBQFF4JBHNMF76XJZOC3PNI/?outputType=theme_election2025

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みんなのコメント

  • 正直また出てきたのかって感じ。毎回話題性だけあって中身がついてこない。
  • 政党抜けて無所属でやるって、支持なくなったからってだけじゃないの?
  • 女系天皇って言えば注目されるのわかっててわざとやってない?タイミングが露骨すぎる。
  • 前からそうだけど、テーマ選びが極端なんだよな。ちょっとずれてるというか、浮いてる。
  • 何度も立場変えて、そのたびにリセットして出直すスタイル、もう信頼できない。
  • マーケティングしないって言ってるけど、それを前面に出すのが逆に一番マーケっぽい。
  • 無所属で「中道です」って言ってるだけで、実際はただの浮遊票狙いにしか見えない。
  • 毎回でかいこと言うけど、実現性がまったく感じられないのが逆にすごい。
  • 皇位継承とか9条とか、めちゃくちゃ重要な話をこういうタイミングで出すのって軽すぎる。
  • どれもこれも耳障りのいいことばかり並べてるけど、責任ある立場で言ってるように聞こえない。
  • 「人権外交」とか綺麗事ばっかり言ってるけど、現実の外交わかってるのか疑問。
  • 政党も支持団体もなくてどうやって法案通すの?ただ叫んでるだけじゃ意味ないでしょ。
  • 言ってることは分かるけど、いつも理想だけ高くて足元が見えてない印象が強い。
  • 過去に問題起こして離党して、また出馬って、ただ戻ってきただけじゃん。
  • 注目されたいだけの政治ショーに見える。中身より演出って感じ。
  • そもそも支持基盤ゼロで出て何がしたいのか本気でわからん。落選前提?
  • 「議論を促したい」って言うなら国会外でやればいい。選挙利用するなよ。
  • 過激なテーマ掲げとけば話題になるって思ってるのかもしれんけど、もうそういう時代じゃない。
  • 信念があるのかないのかよくわからん。発言に一貫性がないのが一番不安。
  • 周囲との連携なしで全部自分でやりますって、それ政治じゃなくて活動家でしょ。

japannewsnavi編集部Aの見解

山尾志桜里氏が参院選東京選挙区に無所属で出馬するというニュースを見て、率直に言って驚きよりも疑問の方が先に浮かんだ。彼女は「中道政治をあきらめない」と語っていたが、それがどれだけ現実に根ざしているのか。中道といえば聞こえはいいが、今の政治に必要なのは曖昧な中間ではなく、明確な国家観と覚悟だ。無所属で出馬し、「政党に縛られない」と言えば聞こえはいいが、実際には支持基盤のない“個人パフォーマンス”にすぎないようにも見える。

特に違和感を覚えたのが、皇位継承のあり方として「女系天皇も含めて検討すべき」という発言だった。女系天皇の議論は、一見すれば時代に合わせた柔軟な対応のように見えるかもしれない。だが、これは日本の歴史と文化、そして皇室制度の本質を揺るがす極めて重大な問題である。歴代の天皇は、万世一系として男系男子によって繋がれてきた。この継承の重みと意味を、軽々しく「時代だから」で語るべきではない。

女性天皇と女系天皇はまったく別物だという認識も、一般に浸透しているとは言いがたい。山尾氏のような立場の人が、あえてこの違いを曖昧にしたまま発言をしているように見えるのは極めて危険だ。制度の根幹を変えるような提案を、選挙の争点として取り上げるのは、票を狙った挑発的な戦略とすら思える。天皇制の本質に関わる問題を、そのように扱う姿勢に強い不信感を抱く。

さらに、憲法9条2項の改正についても言及があった。「自衛権の明文化」と語ってはいたが、これも表面をなぞっただけの印象が否めない。自衛隊の存在が事実としてある以上、それを憲法にどう反映させるかという議論は必要だとは思う。ただ、そうした繊細な議論は熟慮と国民的合意の上で進めるべきものであり、個人レベルのキャンペーンで掲げるには軽すぎるテーマだ。

土地取得の規制やスパイ防止法、人権外交といった論点も、どれも国家としての安全保障に関わる大事な話であることに異論はない。だが、どれもこれも詰めの甘さが目立つ。香港やチベットの活動家を日本が支えるべきという主張にも理屈はあるが、それをやるなら中国との関係悪化を覚悟しなければならない。そこまでの戦略が本当にあるのか、説得力には欠けていた。

「マーケティングしない選挙」をやるとも語っていたが、それは聞こえのいい言葉にすぎない。支援団体もスポンサーもゼロであることを「純粋さ」のように表現していたが、逆に言えば誰からの支持も得られていないということでもある。政治は理念だけで動くものではない。現実の制度、法律、そして国民の理解と支持がなければ、どんな正論もただの空論で終わる。

政策全体を見たとき、「左右の枠を壊す」と言っていたものの、結局は左右両方から批判されかねないリスクだらけの構成だ。むしろ一貫した政治姿勢が見えにくく、注目されたい、目立ちたいという個人の主張が前に出すぎているようにも感じる。参院選という大舞台で、国家の根幹にかかわる話題を“持ちネタ”として持ち込むのは、慎重さを欠いた行為ではないか。

確かに、現代政治は既存の枠組みだけでは国民の支持を得にくくなっている。だからこそ、政治家には責任ある言葉と行動が求められる。山尾氏のように、論点だけを刺激的に並べるスタイルは、一時的に話題にはなるかもしれないが、果たしてそれが国の未来につながるのか、甚だ疑問だ。

結局のところ、今回の出馬は「再起を狙ったメディア向けアピール」以上のものとして私は見ていない。国家観や憲法観を語るならば、それにふさわしい土台と覚悟が必要である。その点において、今回の彼女の動きは、信念よりも“演出”が勝っているように感じられたのが正直な感想である。

執筆:編集部A

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