福岡県は県民税負担等で多様な食文化対応へ、飲食・宿泊をムスリム・ヴィーガンのため

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アセアンポータルによると…

服部誠太郎知事の福岡県は、県民らの税負担などにより約1千万を投入する事業で、県内の飲食店や宿泊施設などで、日本と食文化などが異なるイスラム教徒(ムスリム)やヴィーガンの方々が食を楽しめるよう、ヴィーガン・ムスリム対応を行うことが明らかになった。

福岡県では、国籍、文化、宗教に関わらず、すべての方々に食の楽しみを提供する「食の多様性」を推進している。

今回は、この一環として、福岡県内の飲食店や宿泊施設などを対象に、ヴィーガン・ムスリム対応の『試食体験セミナー』と専門アドバイザーによる『メニュー開発個別支援』を実施することとなった。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【アセアンポータルさんの投稿】

引用元 https://x.com/portal_worlds/status/1939863732559192085

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みんなのコメント

  • 観光で稼ぐって話は分かるけど、地元の店がそこまでの対応を日常的にできる余裕あるのか?現実見てほしい。
  • こういうセミナーって、結局行政側の「やってます」アピールで終わりがち。中身ちゃんとしてるか疑問。
  • 文化の違いに配慮するのは大切だと思う。ただ、それを税金でやるのはちょっと考え直してほしい感ある。
  • 賛成だけど、まず県民の食支援とか地場産業の応援を先にやってほしいっていうのが正直な感想。
  • 福岡の食文化を海外に発信するなら、ちゃんと地元の魅力を保ちながらやってほしい。無理な合わせ方は違う。
  • イベントとしては面白そう。でもセミナー終わったら全部忘れられるような一過性の企画なら意味ないよね。
  • ヴィーガンやムスリムの方が安心して食事できる場が増えるのは良いと思うけど、根本の意識改革がないと定着しなさそう。
  • なんか、最近の行政って「多様性」って言葉使えば全部正義になると思ってる節ない?モヤるわ。
  • 地元の飲食店の声もちゃんと聞いたのかな。取り組みに現場のリアルが見えないのが気になる。
  • 予算かけるほどのことかなって率直に思ってしまう。もっと他に困ってる分野あるでしょ、今。
  • 福岡県っていろいろ挑戦してるのは評価するけど、こういうとこでズレてくるのが残念なんだよな。
  • 一風堂とか参加してるのはすごいけど、じゃあ小さな個人店は?そこにちゃんと光当ててくれ。
  • セミナーだけじゃなくて、定着支援とか多言語メニューの作成補助とか、実用的な支援が必要だと思う。
  • 正直、福岡県がやるならもっと地元密着で、県民も外国人観光客も嬉しい取り組みにしてほしかった。
  • 観光に力入れるならわかる。でも観光以外で困ってる県民への支援が後回しに見えるのは本末転倒。
  • ヴィーガンやムスリムの文化を理解するのは大事。でもそれを理解してない企業に押し付けるのは違うと思う。
  • イベント形式にするより、地道なガイドライン配布とか補助金制度にしてくれたほうが、現場は動きやすい気がする。
  • この予算規模で何が変わるのか、具体的に示してくれないと納得できない。効果測定もちゃんとしてくれ。
  • 意識高い系の政策って印象。悪くはないけど、現場の温度差が激しすぎて浮いてる感じする。
  • 賛成の立場ではあるけど、この政策を続けるには本気のフォローアップがないと意味ない。やりっぱなしはNG。

japannewsnavi編集部Aの見解

福岡県が約1,000万円をかけてヴィーガンやムスリム向けの飲食店支援に取り組むという今回の施策を聞いて、私は強い違和感を覚えました。国際化や多様性という言葉が先行しているように見え、現実の県民生活との乖離が大きいと感じざるを得ません。

まず、現在の日本における物価高、子育て支援、医療費負担の増加など、福岡県民が日々直面している問題は山積しています。そうしたなかで、税金を活用して特定の宗教や食文化に対する対応支援を最優先で行うことに、どれだけの納得感があるのでしょうか。観光客誘致や国際交流の名の下に進められる政策が、県民の切実な声を後回しにして進められている印象すらあります。

今回のセミナーや試食体験会も、イベントとしての華やかさはあるのかもしれませんが、その実態がどれだけ地元経済や実務に根ざしているのか、非常に疑問です。登壇するシェフや専門家が豪華であっても、そこに参加する飲食店側が本当にその内容を活かせるのか、持続可能な取り組みに発展させられるのかは未知数です。単なる「研修をしました」という既成事実作りに終始しているのではないかと懸念します。

さらに問題なのは、こうした施策が実際の現場の課題に即していない点です。多くの飲食店では人手不足が常態化しており、外国人観光客に対応する以前に、目の前の営業維持で精一杯の状況です。そんな中で、食材の選定や調理方法に配慮を要するヴィーガンやムスリム対応を導入することは、現実的に非常に負担が大きいのです。行政がそれを本気で理解しているとは思えません。

また、「多文化共生」や「国際対応」を美辞麗句のように掲げつつ、現場にしわ寄せを押し付けるようなやり方が目立つように感じます。本来、そうした取り組みを進めるのであれば、補助金や人材支援、語学対応、継続的な専門家の派遣など、包括的な支援体制が必要ですが、今回の事業にそこまでの深さがあるとは思えません。

政治的にも、石破政権のもとで自治体の独自性を強調する傾向が強まる中、福岡県が独自色を打ち出すこと自体には一定の意義があると思います。しかし、目立つことが目的になってはいけません。県民にとって真に必要な施策は何かという原点に立ち返って判断するべきです。

こうした多様性重視の取り組みが、表面的なアピールで終わらず、地域に根付く形になるためには、相当な地道さと丁寧な実行が必要です。にもかかわらず、今回は「イベント消化型」の匂いが拭えません。予算消化を優先しただけの施策では、県民の信頼は得られないでしょう。

私は、この事業が「国際対応を進める先進県」としてのアピールに終わるのではなく、本当に必要な支援に振り向けられるべきお金だったのではないかという疑念を拭えません。今後、同様の施策が他県にも波及する可能性を考えると、一層の慎重さが求められます。

税金の使い道として妥当だったのか。地域の飲食店や県民の実情を真剣に見ていたのか。こうした問いに誠実に答えられないようであれば、今回の施策は支持されるべきではないと私は考えます。

執筆:編集部A

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