中国、日本水産物輸入を条件付きで再開…「核汚染水の異常が見つからない」

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中央日報によると…

中国、日本水産物輸入を条件付きで再開…「核汚染水の異常が見つからない」

2025.06.30 07:13

中国政府は29日、日本の福島第一原発の汚染水(日本政府発表の名称「処理水」)放流を理由に中断していた日本産水産物の輸入を1年10カ月ぶりに条件付きで再開することを決定した。

中国海関総署(関税庁)はこの日「福島の核汚染水海洋放流に対する長期的国際モニタリングと中国の独立的サンプル採取および検査の結果、異常が見つからなかった」と明らかにした。

続いて「日本政府が中国に輸出する水産物品質安全保障を約束する前題として、消費者の合法的権益を守るために中国は条件付きで日本の一部地域の水産物輸入を再開することに決めた」としながらこの日直ちに日本を原産地にする水産物輸入を再開するとした。

ただし、福島県・群馬県・栃木県・茨城県・宮城県・新潟県・長野県・埼玉県・東京都・千葉県など2023年8月以前に輸入が禁止された10都県は今回の輸入再開対象からも除外された。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

へんさんの投稿】

引用元 https://japanese.joins.com/JArticle/335616

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みんなのコメント

  • 福島の処理水って言ってるけど、中国が言う「核汚染水」って言い方のほうが海外じゃ浸透してるんだよな。そういうイメージ戦略で負けてるのが気になる。輸入再開したところで、日本側が勝ったわけじゃないと思うわ。
  • 再開って言っても、一部の県は対象外で、条件もやたら厳しいし。結局コントロールされてるのは日本のほうじゃねえか。こんなの屈辱的だろ。
  • 日本政府は「理解を得た」とか言いそうだけど、実際には向こうの都合で輸入止められて、今さら「許してやるよ」って話だろ?屈辱だよ。
  • 結局また中国に頭下げて、検査やら証明書やら、全部相手のルールに従うだけ。主権国家としてどうなのこれ?
  • 10県除外ってさ、結局「福島産は危ない」って印象がまた定着しちゃうじゃん。漁師とか農家とか、どう思ってるんだろ。
  • 衛生証明とか放射能検査とか、全部日本が負担するんだろ?やればやるほど「危ないからチェックしてる」って印象が強くなる。逆効果じゃね?
  • あれだけ反日プロパガンダやっといて、今さら「異常なかったから再開します」って、都合良すぎない?信用できる国じゃねえだろ。
  • 普通に考えて、また何か気に入らないことがあったらすぐ輸入止められるだろ。今後も振り回されるのが目に見えてる。
  • 政府は成果としてアピールするだろうけど、実際は譲歩しまくって再開しただけだろ。何が勝ち取っただよ。
  • 経済界は喜んでるかもしれんけど、そのために日本の主張とか矜持をまたひとつ手放した感じがして、情けない気分になる。
  • 中国が検査して「異常なし」って言っただけで輸入再開とか、日本の検査結果は信用しないんかって話よ。バカにされてるんだよな、これ。
  • 処理水の安全性を説明するのが本来日本政府の仕事なのに、中国に検査してもらって「許可」もらってるって、どっちが上なのかって話。
  • どうせまた「日本の水産物は危ない」って風評被害が国内外で再燃するだけ。再開したからって素直に喜べる状況じゃない。
  • 中国にしてみれば、日本の水産業界をコントロールできるカードを手に入れてるわけで、また政治カードとして使ってくるよ、絶対。
  • しかも今回の再開も「融和的なジェスチャー」とか言われてるけど、裏で何か取引でもあったんじゃねーのかって疑いたくなる。
  • どうして日本はいつも後手後手で、相手の条件飲んでばかりなんだろうな。毅然とした対応とか、もう言葉だけになってる。
  • 中国に媚びて輸出できたって、プライドはどこに置いてきたんだ?国益って数字だけじゃないだろうに。
  • 中国に「安全が確認された」って言われないと輸出できないって、そんなの独立国家じゃないよ。従属国と何が違うんだ。
  • これでまた中国に恩を売られた形になって、次に何か要求されたら逆らえなくなる。外交的にはかなり悪手だと思う。
  • そもそも中国が安全性に疑問持つとか言ってたけど、政治目的だったのバレバレだったじゃん。今さら再開って、ふざけてるとしか思えない。

japannewsnavi編集部Aの見解

中国の輸入再開、実利を重んじた動きか

今回、中国が日本産水産物の輸入を約1年10か月ぶりに再開するというニュースを受けて、私は率直に驚きました。特に、福島第一原発の「処理水(中国側表現では核汚染水)」の放流を理由に、日本全域の水産物に対して厳格な輸入規制を敷いていた中国が、突然ともいえるこのタイミングで再開に踏み切ったことは、単なる食品安全の判断にとどまらず、外交的な意図を強く感じさせる動きでした。

中国海関総署は「独自のサンプル検査で異常が見つからなかった」と説明しています。これはある意味で、日本の主張を追認したとも言える内容ですが、その一方で「消費者の権益保護」を掲げ、10都県を除外し、複雑な証明書の提出を義務づけるなど、形式上の「安全」を強調しつつ、政治的立場も維持するという非常に巧妙な姿勢を見せていると思います。

また、水産物輸出に関して、該当地域を除いた他県には門戸を開きつつも、企業側に再登録を求め、その後に生産された品しか輸出できないという条件付きの措置が取られていることも注目に値します。これは日本側に対する「再構築の猶予」とも言える一方で、実質的には中国側の検査体制への従属を求める姿勢にも映ります。非常に現実的で、計算された対応だと感じました。

日本の外交努力が実を結んだのか

今回の輸入再開に至るまで、日本政府や経済界が水面下で相当な外交努力を重ねてきたことは間違いないでしょう。報道によれば、日本側はあらゆる場面で中国側に輸入再開を働きかけてきたとのこと。とりわけ昨年9月には、国際モニタリング体制への中国の参加を条件に、段階的な再開に合意していたという話もありました。

ここで興味深いのは、輸入再開が「段階的」であり、かつ条件付きであるという点です。つまり中国側としては、完全な解除ではなく、「監視と制限を伴った緩和」であることを明確にしている。これにより、中国国内の反日感情や食品安全に敏感な層にも配慮した形となり、内政上の批判をかわす設計になっていると見られます。

一方、日本にとっては中国という最大の水産物輸出先との貿易が一部でも復活することは経済的に大きな意味を持ちます。2023年8月の全面禁輸措置以降、多くの漁業関係者や流通業者が大きな損害を被ってきました。それだけに、今回の再開は安堵感と共に、今後への希望も見える出来事となったのではないでしょうか。

とはいえ、10都県が引き続き対象外であることや、輸出に必要な手続きの煩雑さを考えると、実質的に輸出が完全に回復するにはまだ時間がかかるものと考えます。日本政府としては今後も粘り強い交渉と、国内の食品安全体制の強化によって信頼の積み上げが求められます。

地政学的な影響と今後の見通し

中国が今回の措置を講じた背景には、単なる日中関係の改善だけでなく、より広い地政学的文脈があると私は感じています。というのも、トランプ前米大統領が再び大統領に就任し、アジア政策において一定の転換が予想される中で、中国は周辺国との摩擦を緩和し、影響力の維持を狙っているように思えるのです。

実際、報道でも触れられていたように、中国は今年初め以降、近隣諸国に対して融和的なジェスチャーを示してきました。今回の水産物輸入再開もその一環と見るならば、経済面だけでなく政治的メッセージとしての意味合いも無視できません。

特に、「日本政府が品質を保証することが前提」という文言には、責任の所在を日本側に転嫁しながら、いざという時には再び規制強化に動ける余地を残すという、中国ならではの慎重かつしたたかな姿勢がうかがえます。

また、今回の措置が将来的な中日関係の改善に向けた布石となるかどうかは、今後の外交対応と、双方の世論の動向にかかっているでしょう。過去の摩擦を乗り越えるには、政治的な合意だけでなく、両国民の信頼回復が不可欠です。

私としては、今回の再開措置が単なる経済回復ではなく、信頼構築の第一歩となることを願ってやみません。水産物を通じて築かれる日中の新たな関係性に期待したいと思います。

執筆:編集部A

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