
産経新聞によると…
中国発コンテナから大量「ヒアリ」 女王100匹含む2150匹と卵など500個、横浜港
2025/6/27 21:12
環境省と横浜市は27日、横浜港の山下ふ頭で24日に発見されたアリを調べたところ、南米原産の特定外来生物で強毒を持つ「ヒアリ」と確認されたと発表した。中国の厦門港から輸入したコンテナの中から、働きアリ約2000匹、女王アリ約100匹、雄アリ約50匹の計約2150匹と、卵・幼虫・サナギ計約500個と大量に発見されていた。
環境省などによると、ヒアリが発見されたコンテナを積載した船舶は6月18日に中国の厦門港を出港。東京港の大井ふ頭への入港を経て、24日に横浜港の本牧ふ頭で陸揚げされ、コンテナヤードで一時保管。同日に山下ふ頭の荷捌き地に搬入された。
事業者がコンテナを開封し、積み荷を降ろしたところ、コンテナの奥に多数のアリがいるのを発見。コンテナからアリが漏れ出ているのも確認したという。アリはその場で殺虫処理した。アリはその後、環境省がヒアリだと確認した。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【産経ニュースさんの投稿】
中国発コンテナから大量「ヒアリ」 女王100匹含む2150匹と卵など500個、横浜港https://t.co/4I0Ey9Eo7W
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 27, 2025
中国の厦門港から輸入したコンテナの中から、働きアリ約2000匹、女王アリ約100匹、雄アリ約50匹の計約2150匹と、卵・幼虫・サナギ計約500個と大量に発見されていた。
ちなみに、日本のアリは地味に強いので、正直あまり心配していない🐜
— 電脳🍊 (@dennonews) June 27, 2025
むしろ日本アリが海外へ流れないように注視するレベル👀
日本のスズメバチは世界で猛威を振るっています🐝
昔貿易業に携わった経験で見ると、意図的である可能性が高い。外来種が入り込まない様に燻蒸処理をするのがルール。ルールを知らなかった、では済まされない。
— のぶ (@pokapoka6_6) June 27, 2025
女王の数で違和感を感じている人が多いので補足しておく
— へまとん🩸色彩変異ワラダン狂い生物写真撮りのヤンデレ好き (@Hematon_juju) June 28, 2025
ヒアリってのは一つの巣に複数の女王が存在している場合がある
それこそ数十、数百の数が存在する
引用元 https://www.sankei.com/article/20250627-VEJQX3DB7VDRPJ26FBY7IPVILQ/
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みんなのコメント
- 殺処分したのは分かったけど一緒に積まれてた荷物どうしたんだよ。まさかそのまま輸入??卵ついてる可能性あるよね??
- クロオオアリがいる限り[日本]でヒアリが増えることないって聞いたんやけどこれそんな焦るようなことなん?
- ちなみに[中国]産のトコジラミも輸入済み 新宿のホテルとかターゲットにされてたね
- ヒアリが蔓延しなかったのって、国内によくいるあの黒いクロオオアリが、「何やお前?どこのもんや他所んもんだろ!」って言って殲滅したんだよね。蟻の世界ですらこんなに厳しいのに。[日本]ときたら。蟻に笑われるぞ。
- たまたま入り込んだにしてはセットが過ぎるやろwwwwww 繁殖させる気満々セットやんこれ… 生物テロやねーか
- 横浜だけでなく東京の港でも見つかってる(汗)
- ハンター試験をこれから受けます
- 20年くらい前 [中国]から来た40フィートコンテナの荷下ろし作業してる時に中に積んであったレンガに生きたトカゲくっついてきてた事あったし こんなの前からずーっとあるんじゃないの?
- 大騒ぎすることか?[日本]じゃクロオオアリが強すぎてヒアリは繁殖できないって聞いたけど
- \アリだー!!/
- 女王アリ100匹って、明らかに人為的な混入だよね?だいたいコンテナ出荷の時は、閉じる時に監視員が立ち会うし、キチンと検査やってれば、間違いでも混ざる事はないよ。意図的にやってるから、その業者のルートは閉鎖すべきだ。
- 材木でないから燻蒸しないから…しかし、空荷の時に清掃してくれよ
- これって数数えるためにわざわざ1.2.3.4…って職員数えたんかな。よう頑張ったな
- コンテナまるごと燃やしたほうがよいのではと思うレベルで心配…
- おーいーまたかよー。クロオオアリ先輩頼んだわ
- 燻蒸は?忘れたか?
- クロオオアリ先輩にボコられて終わることを願う
- 女王アリ100匹なんてどう考えてもテロだろこれ。
- 女王アリの比率が多過ぎません? 自然に紛れ込んだものじゃないわ。
- 雄アリが女王アリの半数なん大変だったろうな……
japannewsnavi編集部Aの見解
ヒアリ大量発見に感じた深刻な危機感
私はこの報道を見て、背筋が冷たくなるような感覚を覚えました。発見されたのは、働きアリ約2000匹、女王アリ約100匹、そして卵や幼虫など合計500個にも及ぶという大量のヒアリ。しかも、それが中国・厦門港から輸入されたコンテナの中で確認されたという事実。これは単なる“アリ騒動”ではありません。国家レベルでの危機管理と安全保障の問題だと捉えるべき深刻な案件だと思います。
特定外来生物であるヒアリは、すでに国内では平成29年の初確認以降、18都道府県で確認されており、今回で142件目とのこと。ここまで繰り返し確認されているにも関わらず、対策の徹底にはまだまだ不安が残るというのが率直な印象です。しかも今回は女王アリが100匹もいたと報じられており、これは繁殖の準備が整った“コロニー”に近い状態だった可能性も否定できません。
こうした事例が繰り返されるということは、すでに“未然に防ぐ”段階を超えて、“侵入後にどう対応するか”に政策が傾いているように思えて仕方ありません。これは明らかに危機管理としての方向性が甘いのではないでしょうか。事後対応だけでは、生態系の破壊や人間の健康被害を完全に防ぎきることはできません。
貿易と安全保障は両立されるべき
ヒアリが今回入り込んだのは、コンテナ貿易という経済活動の中での話です。現代のグローバル社会において、貨物や人の移動を完全に封じることは不可能ですが、それでもリスクを最小限に抑える努力は国として当然に求められます。とくに今回のように、「中国から」「複数港を経由して」「最終的に都市部に到着した」という経路を考えると、監視体制の綻びが疑われても無理はありません。
私は、貿易や経済合理性を理由に、安全保障上のリスクを軽視してはいけないと強く思います。たとえば、コンテナに対しての定期的な殺虫処理、到着時の開封前検査、そして港湾労働者への通報体制の強化など、実務的にできる対策はまだまだ多くあるはずです。輸入品の安全性を担保することは、単に経済取引の透明性という意味にとどまらず、国民の生活や健康を守るための基本でもあります。
また、今回のようにコンテナの開封時にヒアリの発見が業者によってなされたことは、ある意味で幸運だったとも言えるでしょう。これがもし、アリが地中に逃げ込み、見つからないまま市街地に拡散していたとしたら、事態はより深刻になっていたはずです。繰り返しになりますが、偶然に頼るのではなく、制度として“漏らさない”体制を確立することが急務です。
外来生物対策は「国防」の一部と認識せよ
ここ数年、ヒアリだけでなくセアカゴケグモやジャンボタニシといった外来種による被害が増加傾向にあります。私はこれを「生物災害」と呼ぶべきだと思います。そして、特定外来生物の拡散は、長期的には農業や漁業の生産性、自然環境、生物多様性の破壊につながります。つまり、それは「経済」と「文化」の双方を蝕むものであり、軽視すべき問題ではありません。
今回のヒアリ騒動も、表面的には「港湾での一件」に過ぎないかもしれませんが、その裏にあるのは、外国からの貨物に対する監視体制の脆弱さであり、外来生物に対する日本の“法的備え”の甘さです。私は、外来種対策を環境省の範疇だけに収めるのではなく、もっと横断的に、内閣官房や国土交通省、防衛省といった各分野が連携し「国防の一環」として統合的に取り組むべきではないかと考えています。
自然災害や感染症と同様に、外来生物もまた“見えない脅威”として、私たちの生活の足元を揺さぶります。対策を怠れば、いずれは取り返しのつかない損失を招くでしょう。港湾の警備体制を強化し、検疫・殺虫処理の義務化を徹底すること。そして、何より「日本という国を守る」という意識を官民双方が強く持つことが、今求められているのだと強く思います。
執筆:編集部A





























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