非公認でも選挙費用を政党支部から充当、裏金議員3氏 衆院選で

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ヤフーニュースによると…

非公認でも選挙費用を政党支部から充当、裏金議員3氏 衆院選で

6/26(木) 6:00  毎日新聞

2024年衆院選における各候補者の「選挙運動費用収支報告書」を毎日新聞が調べたところ、派閥裏金事件への関与により自民党が非公認とした候補者10人のうち3人が、非公認と決まった後にもかかわらず、自らが支部長を務める党支部の資金を選挙費用に充てていたことが判明した。

法的には問題ないが、裏金議員は「けじめ」「みそぎ」の意味合いから無所属で出馬しており、識者は「有権者は腑(ふ)に落ちない。説明責任がある」と指摘する。3人のうち2人は当選し、1人は落選した。

 この衆院選で自民は、政治資金収支報告書に不記載があった12人を非公認にする異例の措置を取った。このうち3人は出馬を見送る一方、比例代表での擁立が見送られた1人が選挙区に転じ、10人が無所属で立候補した。

 しかし、選挙後に提出する選挙運動費用収支報告書によると、3人は非公認の決定後にそれぞれ500万円、550万円、735万円を自らが支部長の党支部から受け取り、選挙活動に使っていた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

ダパン君さんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/d91b14cf5879c731fc561164a4aa005161061c88

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みんなのコメント

  • 都合悪くなると公認にするのやめて欲しいすね…
  • 本当の保守思想であれば自民党は忌むべき対象である 経団連や仲良し企業や団体の身内だけで金を回し、責任は取らずやることはすべて後回し その上で統一教会のような組織に金を貢ぎ、対外的な立場や自己肯定感を維持する悪辣極まりない存在 保守も改革も無くあるのは退廃のみ
  • これは裏金議員3氏の問題であって、自民全体の問題かと言われると疑問です 自民が再発防止に努める必要はあるかと思いますが、自民が欺いたわけではないと思います
  • けじめとかみそぎとか言って無所属にしたくせに、裏でちゃっかり党のカネ使ってるとか、国民をバカにしすぎだろこれ
  • 無所属ってのは自力で戦うってことじゃなかったのか?支部のカネ使ってる時点で全然独立してないし意味がない
  • 支部のお金って党本部からも降りてくるわけだから、非公認なのに結局自民の資金で選挙やってるってことだろ?言い訳できないわ
  • 法的に問題ないって言われても、それで納得する国民はもういないよ。モラルと信頼の問題なんだから
  • 政治とカネの問題に「形式上は合法」って言い訳が通用するの、もはや昭和の感覚じゃないか?
  • 票集めの時だけ「無所属です」とかやって、実は支部使って党の支援受けてたって、有権者を欺く行為だと思う
  • 自民党が非公認にしたってニュース見て「お、少しは反省してるのか」と思った自分がバカだったわ
  • 裏金やって非公認になっても結局支部経由で金流せば選挙できるって、そんなザル制度じゃ意味ない
  • 有権者に対する説明が一切ないのが一番問題。票入れた人をバカにしてるのか?
  • 支部の金って完全に「自分のもの」じゃないでしょ?何を勘違いしてんだか
  • 党に迷惑かけたから無所属にします、ってポーズだけで、実際には選挙資金の支援は受けますって、都合良すぎ
  • 支部が候補者の財布みたいになってる時点で、もう政治資金制度が腐ってる証拠でしょ
  • 国民はちゃんと見てるからね。次の選挙でどんなツケが来るか覚悟しといた方がいい
  • 裏金もみ消しの延長線上にある行動だよこれ。反省してたら絶対やらない
  • マスコミがもっと突っ込めばいいのに。これ絶対表で言ってることと裏でやってることが違いすぎる
  • 公認しないふりして裏では全力支援って、選挙制度の抜け穴を堂々と使ってるようなもんだな
  • 金の出どころを隠して選挙やるとか、選挙制度そのものを歪めてるって気づいてないのかね
  • 本気で政治家やりたいなら、支部のカネに頼らず自腹で勝負しろって思う
  • 結局自民党にとって「非公認」ってのは演出でしかないんだなとよく分かった
  • 何をしても「説明責任」という言葉で誤魔化せると思ってる時点で、もう政治家として終わってるよな

japannewsnavi編集部Aの見解

「非公認」でも支部資金利用、腑に落ちない現実

私は今回の報道を読み、最も強く感じたのは「けじめとは一体何だったのか」という疑問でした。裏金問題に関与したとして自民党から非公認とされた議員が、形式上は「無所属」で立候補しながら、実際には自身が支部長を務める政党支部から数百万円単位の資金を受け取り、それを堂々と選挙活動に充てていたという事実――この構図には、有権者として納得しがたい思いが残ります。

形式的には法に抵触していない、そういう理屈はわかります。しかし問題はそこではありません。「政治とカネ」への国民の不信感がかつてないほど高まる中で、世間に示すべきだったのは“法的に問題ない”という逃げ道ではなく、政治家としての矜持と責任だったのではないでしょうか。

中根一幸氏、平沢勝栄氏、萩生田光一氏の3名が選挙資金として支部から数百万円を受け取っていたという事実は、単なる経理処理ではなく、国民の信頼と政治倫理の問題として捉えるべきです。政治資金というのは、元をたどれば国民や企業からの信託に基づくものです。その原資を、説明もなく「自分の選挙」に回すというのは、やはり看過できる話ではありません。

有権者が納得できる政治を

私が特に感じるのは、こうした行為が「非公認」という処分の本質を骨抜きにしてしまっているということです。非公認というのは、政党としての立場から“この人物に対して公的な支援を行わない”という明確な意思表示のはずです。それにもかかわらず、支部経由で実質的な支援がなされていたとなれば、それは事実上の二枚舌です。

支部の資金は、その政治家個人の私財ではありません。表向きには「無所属」を装っていながら、裏では党の看板と資金力を利用して戦っていたとすれば、それは有権者への重大な背信行為と受け取られても仕方ないと私は思います。

また、報道では「政治資金収支報告書には法的な違反はない」としていますが、それもまた国民感情とは大きなズレがあるところです。政治家が本当に誠実であるならば、形式だけではなく、信頼の中身まで説明する責任があるはずです。それを「報告書に書いてあるから問題ない」という一言で済ませてしまうのであれば、国民はますます政治から離れていくのではないでしょうか。

「説明責任」ではなく「責任の実行」を求めたい

今回の件を通じて改めて感じたのは、説明責任という言葉が空虚なものになりつつあるという危機感です。表面上の釈明だけで済ませ、実態は変わらないままでは、どれだけ制度を整えても意味がありません。政治資金の使途や透明性について議論が続いている今こそ、本気で信頼回復に向けた行動が求められるのです。

政党支部をめぐる資金管理は、今後の政治改革の中でも最も注目されるべき分野です。企業や団体からの献金を支部に集め、それを個人の活動に流用するという形が制度の隙間として長年続いてきた事実がある以上、それを放置することは許されません。現在、与野党の間でこの点についての協議が進んでいるものの、自民党の強い反対により議論は棚上げされたままだといいます。

果たしてそれでいいのでしょうか。国民が問題意識を持っているにもかかわらず、政治家自身が制度を守る側としてではなく、自らに都合の良いように解釈して動いているようでは、健全な民主主義の土台は揺らいでしまいます。

政治資金のあり方は、その国の政治文化を映す鏡でもあります。形式ではなく本質、法律の範囲内という狭い解釈ではなく、信頼を得るという広い視点こそが今の政治に求められていると私は感じます。有権者はもっと賢明です。形式だけを整えても、それが実態と伴っていなければ必ず見抜かれます。

だからこそ、政治家は言い訳ではなく実行で示すべきです。「非公認」であるなら、なおさらそれにふさわしい行動を貫くべきだった。今回の件はその覚悟があったかどうかを問われる問題でした。

執筆:編集部A

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