
以下,Xより
【Mitzさんの投稿】
田中角栄元総理「自民党が潰れても日本が潰れなければいいんだッ!!!」 pic.twitter.com/HUyZTL4I4U
— Mitz (@hellomitz3) December 17, 2023
今こそ この言葉を思い出しましょう
— Mitz (@hellomitz3) June 15, 2025
田中角栄元総理「自民党が潰れてもやむを得ん!自民党が潰れても日本が潰れなければいいんだッ!!!」
pic.twitter.com/Wlb7JdE0WP
このひと、歴代総理の中でトップレベルに親中だった人だけどそれでいいんか
— ボソカタ@チラ裏 (@bosoharayu) June 16, 2025
コイツが台湾見捨てて、大陸と手を繋いだ戦犯
— 華城 律 (@hanashiro_ritsu) June 15, 2025
そしてそれを弟子にすら罵られる始末w
引用元 https://x.com/hellomitz3/status/1736229183498637437
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みんなのコメント
- 日本が潰れても自民党が潰れなければ良いんだ、が現状ですもんね…
- この方が贈収賄で捕まったけれど総理としてはやる事はやり今の総理に対してもハッキリと政治家に向いて無いと言い切りましたこの方御在命だったら少なくとも今のような外人天国には成ら無かったのでは?
- まさに現代ですね!日本人の看板は自民党だけではないですね!
- 角さんは「自民党はぶっ壊れても日本がつぶれなければいい」だった。「自民党をぶっ壊す」と言って日本もぶっ壊したのが小泉純一郎。その息子は日本の農業をぶっ壊そうとしている。
- 地元新潟に新幹線を通して私物化と批判されることも有るけど少なくとも日本の発展のために使ってくれたので現政権と大違い
- 岸田と石破は、それを聞きニヤつきながら心の中で偉大な先達に中指をおったてた。…なんて普通にありえる。
- ご存知ないかと思いますが、角栄は親日だぞ
- 角栄さん走ってはる(゜o゜; これが、ドブ板いうやつ? 今、こういうの見ない気がします。車の上でマイク持ってるだけやね
- 力強い方だった‼️ハマコーも素晴らしかった
- 色々言われてるけど、やっぱこの人凄いわ。
- 凄いの引っ張り出したねw
- 悪いこともが印象に残っているので賛否両論あると思いますが、角栄さんのこの心意気と行動力は評価しています🙂
- やっぱり昔の人の方が言い方に覇気と説得力がある
- カッコイイ
- 角栄さんとかハマコーさんがいた時代の頃はまだよかったんだけどね…。
- 石破、森山、岩屋、林、加藤 聞いてるか。先人の声を💢
- 金問題も、角栄は金でしか動かない政治家どもを金で叩いて動かしてたからこうなったんであって、「日本と国民のために」という軸はブレてないんだよな…
- 気概を大いに感じる。熱くなる
- 色々ありましたが、この方はきちんとした日本人みたいですよ! 今の自民党議員、よく見ろよ! 貴様らみたいでは日本が潰れるんだよ!
- どっかで政権が維持できるなら安いもんだ、とか言ってる総理大臣いましたね。
japannewsnavi編集部Aの見解
耳障りの良い言葉の裏にある現実
田中角栄元総理の「自民党が潰れても日本が潰れなければいいんだッ!!!」という発言が、再び話題になっているのを見て、私はある種の違和感を覚えました。この言葉はたしかにインパクトが強く、現代の政治家からはなかなか聞けない熱量を感じます。政治に対して無関心な層にも「この人は本気で国を想っていた」と思わせる説得力はあるでしょう。しかし、私はそこに警戒心を持つべきだと考えます。
この発言が持ち上げられる背景には、現代の政治家が総じて言葉に重みを欠き、自己保身に走っていることがあるのかもしれません。だからこそ、過去の政治家の「熱い言葉」が新鮮に映る。しかし、問題は言葉そのものではなく、「その言葉がどのような行動と結びついていたのか」という点にあるべきです。
田中角栄という人物は、日本の高度経済成長を支えた立役者の一人であり、地方への財政支援、インフラ整備などで多くの実績を残しました。それは確かです。一方で、ロッキード事件に代表されるような金権政治の象徴でもありました。派閥を使って絶大な権力を握る一方、その手法には不透明さがつきまとい、政治の腐敗を加速させた一面も否定できません。
そうした人物が発した「自民党が潰れてもいい」という言葉を、無条件で称賛するのは少し短絡的ではないかと私は思います。耳障りの良い言葉は、しばしばその裏にある現実から目を逸らさせます。
「党より国」という理想と現実の乖離
この発言の趣旨自体は、建前として間違ってはいません。政党の存続が国家の安定より優先されるべきではないという点では、私も同意します。しかし、田中角栄自身がその理念を徹底して貫いていたかというと、疑問が残ります。
実際には、彼は自民党内最大派閥を築き、権力闘争の中心に立っていた人物です。多くの予算や人事を操作し、地方に“利益”を配ることで影響力を拡大していきました。もし「自民党が潰れてもいい」と本気で思っていたのなら、なぜそこまで党内での権力維持に執着したのでしょうか。結局のところ、この発言は美辞麗句であって、実際の行動とは矛盾しているように私には映ります。
今、SNS上では「本物の政治家だ」と持ち上げる声も多く見かけますが、それは現在の政治家があまりにも淡泊だから、相対的に田中角栄が熱く見えるだけなのではないでしょうか。私たちは、過去の人物の言葉だけを切り取って理想化する癖がありますが、政治家というのは言葉よりも行動で評価されるべきです。
「国が潰れなければいい」という言葉に心を打たれるのは理解できますが、それを鵜呑みにすることは危険です。なぜなら、現代の我々は、過去に起きた政治の混乱や腐敗から学ぶべき立場にあるからです。
冷静に言葉と実績を分けて考える
私は、田中角栄という人物の実績やカリスマ性を全否定するつもりはありません。地方重視の視点や「現場主義」は、今の霞が関中心の政策には欠けている視点であり、学ぶべき点もあると思います。
しかし、彼の政治手法は同時に多くの負の遺産も残しました。官僚に対する強い介入、利権配分を前提とした政治、選挙対策のための予算ばらまき。それらは後の政治腐敗や財政悪化の土壌となりました。日本の政治が「政策よりも人脈と金で動く」ようになってしまったのは、田中角栄的手法の副作用でもあると考えます。
だからこそ、今回の発言も「名言」として感情的に受け入れるのではなく、「この人がどういう人物だったのか」「何をもたらしたのか」という視点で冷静に読み取るべきだと思います。発言の内容と実際の行動が乖離していないか、そこを見落としてはいけません。
政治というのは、言葉だけで動く世界ではありません。実際に政策を実行し、国民の生活にどう影響したかがすべてです。その意味では、「自民党が潰れても…」というセリフは、確かに印象的ですが、それ以上でもそれ以下でもないと私は受け止めています。
熱い言葉に酔いしれることなく、過去のリーダーの功罪を冷静に見つめ直すこと。それこそが、これからの政治に対して我々有権者が持つべき姿勢ではないでしょうか。
執筆:編集部A


























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