奈良 吉野町議会議員を収賄疑い逮捕 200万円受け取ったか

Spread the love

NHKによると…

奈良 吉野町議会議員を収賄疑い逮捕 200万円受け取ったか

奈良県吉野町の町議会議員が、町内の太陽光発電施設をめぐり、運営する東京の会社に便宜を図った見返りに現金200万円を受け取ったとして収賄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、奈良県吉野町の町議会議員、西澤巧平容疑者(72)です。

また、▼太陽光発電事業を手がける東京・港区の会社、「リニューアブル・ジャパン」の取締役、眞邉勝仁容疑者(59)ら2人が贈賄の疑いで逮捕されました。

警察によりますと西澤議員はおととし(2023年)9月、町内の太陽光発電施設をめぐり、運営する眞邉容疑者の会社に便宜を図った見返りに、現金200万円を受け取ったとして収賄の疑いが持たれています。

(略)

議員は、「太陽光パネル税」の導入に関する議案を議会に提出しないなど、会社が事業を有利に進められるよう取り計らった疑いがあるということです。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

吉野山最新情報さんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20250616/2050018377.html

最新記事

みんなのコメント

  • 芳野桜を伐採してメガソーラとかあり得んだろ?
  • たった200万で。。。後から弱みを握られ取り返しのつかない事になるのに。
  • リニューアブル・ジャパン株式会社のホームページ全体にBasic認証掛けられているのはやましい事があるからなのかと疑ってしまう
  • メガソーラーは雇用対策にもならないし町にとってもあまり意味がない。
  • 全国で起きている気がしますね。
  • また太陽光か。そんなに儲かるのかよ。吉野とか素晴らしい田舎町なのに残念。
  • たった200万円の為に壊された森林 そして国民は払わされる 再エネ賦課金 と 森林保護賦課金
  • たったの200万で買収出来るなら安いなぁ 経費もかかるだろうけどぼろ儲けだね
  • たった二百万で‥‥
  • もちろんその方の私費で撤去してもらうんだよね
  • これ吉野神宮の近くですね やはり神様の近くには 緑の美しさを残さないとですね!
  • ……『吉野山 転びてもなお 花のなか』という有名な俳句が有りますが、『吉野ヤマ 転びてさらに 銭のなか』という句も加わりますかね。
  • 太陽光発電事業を手がける東京・港区の会社、「リニューアブル・ジャパン」は2024年11月に東急不動産が買収。リークしたのは東急不動産だったりして。
  • わずか200万円で故郷の美しい自然を売り渡す輩がいる。怒りと悲しみが同時に、、、
  • 酷いな‼️ メガソーラーは廃止 現状復帰あるのみ💢
  • しずちゃんも憧ちゃんも玄ちゃんもオコです😠💨 ( ・ω・)吉野山が😭
  • 『天網恢恢疎にして漏らさず』⚡
  • 捕まった奴は数年経って帰ってくるが山の木は何十年経っても戻らない
  • となると 「地元が反対してるのに何故か太陽光をゴリ押しする奈良県知事」ってのも 『捜査したら何か出るのでは?』 と”下衆の勘繰り”をしてしまいますね… 古代以外に関わりの薄い”奈良と韓国”を結び付きでイベントしようとしたりとかねぇ…
  • これ古墳のやつだろ 200万ぽっちで、よくやるよな 高額ならやってもいいとは思わねえけど 200万でやる?

japannewsnavi編集部Aの見解

景観と信頼を損なった吉野メガソーラー汚職事件

奈良県吉野町で、再び政治不信を深める事件が起きました。長年にわたり町政を担ってきた町議会議員が、太陽光発電施設をめぐる収賄容疑で逮捕されたという報道には驚きと失望を隠せません。

太陽光発電施設の整備そのものは、エネルギー政策の観点から見れば必要性がある分野かもしれません。しかし、今回問題となったのは、地元住民の意見や景観保全の議論を脇に置き、業者の都合を優先させるかのような便宜が図られていたことです。しかも、その見返りとして議員が現金を受け取っていたとすれば、これはまさに「地元の信頼を裏切る行為」であり、厳しく糾弾されて然るべきです。

特に吉野町は、吉野山を中心とした自然景観や歴史的文化財が全国的にも知られている地域です。そうした土地で、景観を損なうと住民から指摘されていたメガソーラー計画が、裏で金銭を通じて動かされていたとしたら、それは地域の誇りと文化に対する重大な背信行為にほかなりません。

「太陽光パネル税」排除の裏に見える歪んだ利権構造

報道によれば、今回の町議は「太陽光パネル税」の導入を阻止するなど、事業者にとって都合のよい形で議会運営を進めていた疑いがあるとされています。これは単なる行政上の選択ではなく、事実上の利益誘導です。

太陽光発電事業が国の方針で進められてきたとはいえ、地方自治体にはその是非を地域の実情に応じて判断する権限があります。住民が声を上げ、議会が議論を重ね、そのうえで必要な規制や税制措置が取られることは、健全な自治体運営にとって不可欠です。

ところが、そのプロセスを金銭でねじ曲げるようなことが行われていたとすれば、もはや民主主義の根幹が揺らいでいると言わざるを得ません。議会における議案提出の判断や発言が、町民の利益ではなく、業者の利益と結びついていた可能性があるという点は、極めて重大な問題です。

また、現場となった土地が町有地であったことも注目すべき点です。本来であれば公共の資産として町民全体の利益に資するべき土地が、一部の企業と特定議員のために活用されていたという構図が浮かび上がってきます。これは、公共財産の私物化と受け取られても仕方がありません。

地方政治の自浄能力と市民の監視の必要性

この事件を通じて改めて感じたのは、地方自治の持つ「顔が見える」距離感の利点と同時に、そこに潜むリスクです。町議会議員という立場は、本来なら地域に最も寄り添う存在であるはずです。だからこそ、そこに腐敗が生まれたときの影響は深く、広く、そして根強いのです。

今回の西澤議員は、10期目という長年の議員歴を持ち、過去には議長も8回務めた人物とされています。それだけに、町民からの信頼も厚かったことでしょう。その信頼を裏切る形での金銭授受が事実であったならば、町政そのものへの信頼が大きく損なわれるのは避けられません。

このような事件が起きるたびに、私たちは「またか」と思いながらも、どこかで諦めにも似た感情を抱いてしまいがちです。しかし、政治は他人事ではありません。住民一人ひとりが声を上げ、行政の透明性を求め、監視の目を持ち続けることでしか、こうした腐敗は防げないのです。

町長が「今後の捜査などを見守りたい」と述べたように、今後は警察と司法の手によって真相が明らかにされていくことになるでしょう。しかし、事件の構造的な問題、すなわち地元政治と企業利権の癒着に対しては、町としても、そして住民としても明確な姿勢を持って臨まなければなりません。

「エネルギー政策」や「再生可能エネルギー」は、今後の日本にとって重要なキーワードとなり続けるでしょう。だからこそ、こうした分野でこそ透明性と公正さが強く求められます。太陽光発電が持つ意義を否定するつもりはありませんが、それが一部の利権の道具となるのであれば、国民からの信頼は一瞬で崩れます。

今回の吉野町の事件が、今後の地方政治にとっての警鐘となることを願っています。

執筆:編集部A

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る