【唐揚げ一つの給食】SNSの声が動かした!ついに改善へ

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読売新聞によると…

主菜「唐揚げ一つ」の学校給食、相次ぐ批判で改善へ…市教委「プロの視点を入れたい」

福岡市教育委員会は、市立小中学校で提供する給食の献立について、外部有識者を交えた検討会を設けて改善を図る方針を決めた。主菜の唐揚げが一つだけだった市立小の給食写真がSNSに投稿され、「粗末だ」「育ち盛りなのに」といった批判が相次いでいた。

市教委は「食育」の専門家や飲食業界で活躍する人材などの中から選ぶ方向で調整している。検討会では献立を充実させるためのアイデアを募り、見栄えだけでなく、地元産食材を取り入れた「地産地消型メニュー」の採用も目指す。

高島宗一郎市長は11日、読売新聞の取材に対し、市の給食予算の増額を図っていく方針を示した上で、「『効率よく栄養を』という給食の既成概念から離れ、『食べたいと思う食事』を提供しているプロの視点を入れたい」などと述べた。

 問題の給食は4月に出されたもので、唐揚げ一つのほかはご飯にみそ汁、牛乳だった。市教委は必要な栄養は確保されているとしつつ、「器が大きいため、相対的に小さく見えてしまった。見た目も考えないといけなかった」としている。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/national/20250612-OYT1T50038/

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みんなのコメント

  • どこに金をかけてんだよじゃなくて、何でここに金をかけないんだよって感じなんですよね。記事で栄養バランスは大丈夫だった。ってありましたが、じゃあ極論サプリで良いじゃないですか?けどそう事じゃないでしょ、給食って。
  • これなんか昭和からずっとこれだから問題ないんだ!とか言ってるやついたけど唐揚げ弁当でさえ3〜4個はデフォルトで入ってるんだよ?それなのに元気盛りの小学生が1個で満足すると思ってんの?元々がおかしいって発想にならないのがおかしい。
  • それでいいんだよ…良かった。栄養士さんも今まで予算内ギリギリを突き詰めてやってくれてありがとう。食べ物は人を幸せにすらできるんだからもっと全国の子ども達の給食も見直されるいいね。
  • 宮崎と福岡と鹿児島で小中を経験したけど、唐揚げはひとつだったな
  • どこもかしこも給食の量が中途半端
  • 2個に増えるんやろな
  • こうやってメディアにさらされないと「改善」しないのな。ま、写真は小学一年生の給食かもしれんけど。
  • 福岡恥ずかしい
  • 刑務所の飯の方が腹いっぱいになるぞ( ‘༥’ )
  • ゲーツの給食?
  • 成長期の子ども達の事を、もう少し考えて給食を作って欲しい。
  • 多分刑務所のほうがいいもの食べてる気がする。食育、とは?でも物価高だから給食費の値上げも仕方ないんだろうけど、そこはばら撒きより必要なところに配分してほしい。
  • 私立高校無償化とかするより給食費無償化とか、補助出して〜😭
  • 改善する余力はあったけど、出し惜しみしてたのね。
  • 予想…コスパの悪い唐揚げの頻度を大幅に減らし、ごく稀に三つの唐揚げを出す ※予算を増やすとか、保護者から徴収する給食費上げるとかしないと無理なんじゃ。
  • 批判されてようやく動いたのかw 騒げば子どもたちのお昼ご飯が豊かになる事が証明されたので大人は子どもたちの為に給食ウォッチングせな!!
  • 物価が上がってるんだから、給食費も上げないとそらああなる。
  • これは酷いな せめてから揚げ3個は必要だー
  • 若い人に食べて元気与えないと これじゃあブラック企業の昼飯と変わらないのよ😎
  • 次は2個になってるけど、小粒サイズに変更になります。それと、衣でかさ増し。

japannewsnavi編集部Aの見解

唐揚げ一つの給食が物語る、教育と行政の盲点

福岡市立小学校の給食で「唐揚げが一つしかない献立」がSNSに投稿され、大きな反響を呼んだ。画像には白ごはん、味噌汁、牛乳、そして中央の皿に小さな唐揚げが一つだけ。確かに、育ち盛りの子どもたちにとってこの内容は少々物足りなく映る。私自身もこの写真を見たとき、「これが主菜なのか」と言葉を失った。

福岡市教育委員会は「器が大きいため、相対的に小さく見えた」「栄養バランスは満たしている」と釈明したようだが、それでも見た目の印象は拭い切れない。何よりも、子どもが毎日楽しみにしている給食が「我慢の時間」になってしまっては、本来の食育とはかけ離れてしまう。

市はこの問題を受けて、有識者による検討会を設け、給食の内容改善を図る方針を明らかにした。こうした迅速な対応は評価できるが、そもそも現場にいる教職員や調理スタッフの声が、これまできちんと行政に届いていたのかという疑問も浮かんでくる。教育の現場は、ただ「栄養が足りていればよい」という話ではなく、子どもたちが学び、育つ空間だ。そこに供される給食が「粗末」と受け取られるようでは、本末転倒だと感じる。

子どもにとっての「食べたいと思う食事」とは

高島市長は「効率よく栄養を摂る」という既成概念から離れ、「食べたいと思う食事」の提供を目指すと語っている。この方針転換は非常に意義深いと感じる。なぜなら、給食は単なる栄養補給ではなく、子どもの「食の記憶」に深く刻まれる存在だからだ。

私たち大人が、小学生の頃に好きだった給食メニューを覚えているように、子どもにとって給食は学校生活の中の数少ない「楽しみ」でもある。唐揚げが一つしかない給食を前にした子どもがどんな気持ちになるか――それを想像すれば、栄養計算だけで正当化できる話ではないと分かるはずだ。

もちろん、栄養士や調理員の皆さんが限られた予算と時間の中で献立を組み立てていることには敬意を払いたい。しかし、だからこそ行政は、その現場を「支える」姿勢をもっと明確にする必要がある。今回の市長の発言に見られるように、「プロの視点を取り入れる」ことも一つの手だが、それはあくまでも現場と連携した形でなければ意味がない。

また、地産地消型メニューの導入という方針も示されたが、これは単に地元経済への波及効果にとどまらず、子どもが「地域と食」を繋げて学ぶ絶好の機会にもなる。地元で採れた野菜や魚が給食に登場するだけで、子どもたちの関心や意識は変わってくる。そこに“ストーリー”があれば、食への興味も自然と育つ。

給食に対する投資は「未来」への投資

今回の件で私が一番強く感じたのは、「子どもにかけるお金は、費用ではなく未来への投資だ」ということだった。唐揚げ一つの話に過ぎないかもしれないが、それが全国で話題になるほどの反響を呼んだのは、それだけ日本の給食が抱える構造的な課題が表面化したということではないだろうか。

予算が限られていることは承知している。だが、他の分野には巨額の支出がされる中で、なぜ子どもの「日々の食」にはこれほどまでに厳しいコスト意識が求められるのか。この“優先順位のずれ”にこそ、私たちが真剣に向き合うべき現実があると感じる。

市長は給食予算の増額を図ると明言しているが、これは単に食材費を増やすだけでなく、調理体制の充実や設備改善にもつながっていくべきだ。長期的に見れば、それが子どもの健康と発育、そして学力や情緒の安定にも良い影響を与えることは間違いない。

私は、この小さな唐揚げの問題を通じて、「給食とは何か」「食とは何か」という問いをあらためて考えさせられた。見栄えの改善も、地元食材の導入も、そして栄養価の確保も、すべては“子どもたちのためにある”という軸をぶらさずに進めてほしいと強く願っている。

執筆:編集部A

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