【たこ焼き 物価高騰で「脱たこ」も】

Spread the love

毎日新聞によると…

「『たこ』入っていません」 物価高騰でたこ焼きがソーセージ焼きに

物価高騰の荒波が庶民の味「たこ焼き」に押し寄せている。大手たこ焼きチェーン店も値上げに踏み切ったほか、東京都内では、高騰しているタコの代わりにソーセージを入れた商品を提供する店が現れ、食品メーカーは代替品としてかまぼこやこんにゃくを提案している。もうあの独特の食感や風味を気軽には味わえなくなるのだろうか?

脱タコでも20円値上げ

「『たこ』入っていません」。東京の下町・荒川区の都電荒川線町屋駅前かいわいを歩いていると、衝撃的な張り紙が目に飛びこんできた。タコの仕入れ価格が高騰しているため、代替品としてソーセージを入れて焼いた商品を提供しているという。

気になって、創業約50年という甘味店「宝来屋」の店主、長谷川雅子さん(77)に話を聞いた。

 「コロナ後の物価高でコストが上がり過ぎて、タコを使い続けることができなくなりました」

 以前は正真正銘のたこ焼きが5個入り180円(税込み)だった。2023年11月から「ソーセージ焼き」に替えたが、それでも小麦粉など他の原材料費も高騰していることから、5個入り200円と20円値上げせざるを得なかった。

 ソーセージ焼きといえども、だしを利かせた生地に、たっぷりのキャベツと紅しょうが、揚げ玉が入り、アツアツのできたてにソースをかけてほおばると、たこ焼きに負けない味わいだ。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://mainichi.jp/articles/20250607/k00/00m/040/231000c

最新記事

みんなのコメント

  • ボートレース尼崎にはこんにゃく入りで多幸焼というのがあってだな6個で100円といつまでも勝負師の味方なんだよ
  • 自分で焼くんが楽しく美味しい🐙明太子チーズ味、キムチチーズ味、竹輪醤油、ウィンナー&コーン🌽、牛すじ蒟蒻、ベビースターラーメン🍜
  • 脱たこ🐙お餅、チョコ美味しかった
  • タコの入ってないたこ焼きはそれはもう「お好み焼き」やろ
  • おいおいおい! 明日はたこ焼き食べに行くんだぜ👍 水さすなよw
  • タコ入ってなかったらもうただのソース団子やんけ
  • 肉でも入れてみたらどうだ
  • 豚の角煮入れて辛子マヨネーズ付けたら最高に美味いで!!!
  • 僕もここ数年タコパするときタコじゃなくてウインナーだからなぁ、わかるよ
  • たこ焼きに物価高騰でタコ抜きはたこ焼きじゃないなぁwww
  • 知ってるたこ焼き屋さんは結構前から中身選べる ソーセージはもちろん、イカとかモチとか。 結構美味しかったです😋
  • お好み焼き玉にでも改名したほうがいいじゃんか
  • タコが無くなれば、それは多幸焼きだ!
  • 石や岩の下にいるから引き潮の時に石や岩をはぐれば小さめのは簡単に獲れる
  • 悲しい。タコ入ってるからたこ焼きなのに…。タコの存在意義よ…。ルーツのラジオ焼きに戻すとか名前変えたほうが良いって。
  • タコ焼き好きからしたら 好きなのはタコじゃなくて衣だから
  • これは単純にタコよりソーセージの好きな若者が増えてるからじゃないの?(・へ・;) まず、ウィンナーソーセージは日ハムを始め、各メーカーがしのぎを削って美味しい味を追求してるし、調理も簡単で保存も効く 一方、新鮮なタコは美味しいけど、茹でてカットするのも冷凍して保存するのも面倒
  • たこ焼きじゃなくなる
  • ラヂオ焼き? イカ焼き?? 美味しければ、全て正義
  • ラヂオ焼きを流行らせるしかないか…

japannewsnavi編集部Aの見解

「たこ」のないたこ焼きに時代の波を感じる

「たこ焼き」と聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのは、祭りの屋台や下町の商店街で漂ってくるソースの香りと、鉄板でくるくると返される丸い生地のリズミカルな音です。日本のどこにでもある庶民の味。それだけに、「『たこ』入っていません」という貼り紙には少なからずショックを受けました。

東京・荒川区の老舗「宝来屋」では、物価高騰によりタコの使用を断念し、代わりにソーセージを入れた「ソーセージ焼き」を提供しているとのこと。しかも、タコを使わなくなったにもかかわらず、価格は200円と20円の値上げに。これは単なる「たこ抜き」ではなく、原材料全体の価格上昇が及ぼしている影響を如実に表していると感じました。

特にここ数年、小麦粉、油、キャベツ、紅しょうがなど、たこ焼きの基本材料すら軒並み値上がりしています。円安や物流コストの上昇、ウクライナ情勢など、外的要因も重なり、飲食店にとっては価格維持が困難になっているのが実情です。その中で、ソーセージという代替素材を使い、味や品質を維持しようとする姿勢には、商売人としての苦労と工夫が滲んでいるように思えます。

「もうあの独特の食感や風味を気軽に楽しめなくなるのかもしれない」――そう思うと寂しさもありますが、同時に「これはこれでアリかもしれない」という新しい可能性を感じさせられる部分もありました。

変わるたこ焼き文化、受け入れるしかない現実

たこ焼きは元々、大阪発祥の庶民料理であり、関西では1家に1台たこ焼き器があるとも言われるほどに、生活に根差した存在です。しかしその「庶民の味」が、今や気軽に食べられない存在になりつつあるという事実には、やはり一抹の寂しさを覚えます。

とはいえ、変化の波に逆らうのではなく、うまく対応していくことが今の飲食業界にとっては不可欠です。ソーセージ焼きも、実際に食べてみれば出汁の効いた生地や、キャベツと紅しょうがの風味がしっかり活きていて、十分においしいとのこと。味の面では「たこ焼き」としての魅力を十分に備えていると感じました。

正直に「タコは入っていません」と掲示し、それでも足を運ぶお客さんがいるということは、味そのものへの信頼と、地域に根付いたお店への愛着があるからこそ。物価が高騰する時代だからこそ、消費者側も「昔と同じでなければならない」という発想を少し緩めるべきかもしれません。

また、食品メーカーの間では、かまぼこやこんにゃくといった代替食材の提案も始まっているようです。たこ焼きにとってタコは“主役”であるという固定観念を捨てて、食感や旨味を別の食材で表現する工夫も、今後ますます必要になるはずです。

日本の「日常食」こそ守りたいという気持ち

私はこの話題を通じて、改めて「当たり前にあるものの大切さ」を考えさせられました。たこ焼きのような日常食は、特別なものではないからこそ、そこにあることが私たちの生活にとって大きな意味を持っているのです。

たとえば、コンビニのホットスナックやスーパーの総菜コーナーでも、たこ焼きは定番商品でした。それが今、材料の確保すら難しく、価格も上がるとなれば、いずれ若い世代にとっては「昔ながらの味」というより「高級品」の印象になってしまうかもしれません。

物価高が進行する中、政府は補助金や減税、給付金といった対策を講じていますが、こうした現場レベルでの工夫や適応には、もっと光を当ててよいのではないかと思います。メディアや政策の側も、ただ「値上がりした」と報じるだけでなく、「どうやって耐え、工夫しているのか」という視点で現場を伝えるべきです。

また、私たち消費者側も、価格だけを見て批判するのではなく、その背景にある努力や工夫、そして維持しようとする気持ちをくみ取りたいものです。どんな時代であっても、町の小さな店が踏ん張り続ける限り、日本の食文化は守られる――そう信じたいと思います。

たこ焼きに限らず、身近な料理が変化していく今こそ、食を通じた価値の見直しや、地元店との信頼関係の大切さを考えるきっかけにすべきです。「タコが入っていない」と嘆くのではなく、「それでも食べたい」と思わせてくれる味を守る努力に敬意を持ちたい。そんな気持ちで、今日もまたひとつ、ソースの香りが懐かしい一品を味わいたいと思いました。

執筆:編集部A

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る