【給食のウズラの卵】小1男児が窒息死 遺族がみやま市を提訴「息子を返して」6000万円の損害賠償求める

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ライブドアニュースによると…

小1男児が給食のウズラの卵で窒息死した事故 遺族がみやま市を提訴

  • 福岡県みやま市の小学校で、男子児童が給食をのどに詰まらせて死亡した事故
  • 遺族は6日、市を相手に6000万円の損害賠償を求める訴えを起こした
  • 「しっかりとした謝罪も受けていない」と提訴に至った思いを語った

福岡県みやま市の小学校で、男子児童が給食をのどに詰まらせ死亡した事故を受け、遺族は6日、市を相手取り、6000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

午後2時から、児童の父親が弁護士とともに会見を開きました。父親は「大事な息子を返してくれ。息子は夢や希望がたくさんありました。なぜ息子が死ななければいけなかったのか。十分納得できる説明を受けていない。ちゃんとした謝罪も受けていない」と提訴に至った思いを語りました。

当時、小学1年生の児童は2024年2月26日の給食時間に「みそおでん」に入っていたウズラの卵をのどに詰まらせ死亡しました。

訴えでは、ウズラの卵は給食の食材として禁止されていないものの、文部科学省が発行する「食に関する指導」(2019年改訂版)で「丸い形状のものは、のどに詰まる危険性が高い」とされていて、日本小児科学会も「窒息につながりやすい食品」として、ブドウやミニトマトとともに、ウズラの卵を挙げているとしました。

実際に、大阪でも2015年に小学生が死亡した事故があるとして、ウズラの卵を使うときは、教員は子どもたちがのどに詰まらせることのないよう、事前に丸のみしないよう食べ方を注意し、教室内で十分に目配り、観察すべき注意義務があったと主張しています。

[全文は引用元へ…]2025年6月6日 

以下,Xより

【ライブドアニュースさんの投稿】

引用元 https://news.livedoor.com/article/detail/28907226/

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みんなのコメント

  • 給食を子どもたちだけで食べさせてるのでなければ、 担当教員に救急の手当(後ろからぎゅっと抱いて肺の残存空気で出す)みたいな講習をなんでしてないんですかね。 命を預かっている自覚があるのか。
  • 給食のウズラの卵での事故を防止するためには給食を廃止して弁当持参にするくらいしかないけど、そうすると今度は食中毒が頻発しそう
  • 親として無念だと思うし、 子供も可哀想でならない…けど、 これがダメになると全員弁当しか対応がなくなる
  • 大人ですら時々おでんの卵はヤバいと感じる事がある…ただ、その感覚を悦ぶヤツも確かに存在する…
  • よく噛めば良かっただけ これは他人が防げるものではない 悲しい事故
  • これって普段からの食育って大事だなって気づかされる。本当、噛まずに呑み込む子多い様な気もします
  • いつこうなるかわからんものなぁ。 タピオカで三途の川見えそうになったこともあるし。
  • うずらに切れ目があったら喉に詰まること無かったと思うから提供する時に切れ目をいれてあげてたらなぁ・・・と残念な事件
  • ウズラの卵というより、詰まってからの対応が問題視されていたのでは?
  • 日頃から、家庭で『何でもよく噛んで食べなさい』と教え、習慣づけていれば防げた事故だと思う。
  • 親の教育と先生の対応が問題かと 窒息当時の状況は分からないが給食自体には問題ないと思う パンで喉詰まらせて死亡する例はなんか聞いたことあるくらいだからうずらで言ってるなら全ての食べ物に言えるのでは?
  • 終わってんなw 6000万も取れねぇべこんなの
  • お気の毒だけど 何か入ってたとかなら分かるけど どうしてれば良かったのかな 今までも出して来てるメニューだろうし 前にパンもあったよね
  • うずらの卵が悪いとか、食べる前によく噛むように指導しないのが悪いとかだったらなんだかなって感じだけど 詰まらせたのを気づいたときの先生の対応が不十分だったとかならまだ分からなくもない
  • 他の記事では新任だった担任教諭がウズラの卵がのどに詰まるかもしれないという予備知識を校長など上司から与えられていなかったため、ウズラの卵を食べるときの注意・指導を児童たちにしなかった。ってか言ってあって そんなもん幼稚園児もしくは家庭で学んでくるもんやろ 学校側は悪くないと思うけど
  • 先生が「時間がないからいそいで食べなさい!」といってこうなったならわかる。でも、そんなことないのに詰まらせたのは給食のせいではないのでは?だって他の子大丈夫なわけだし。おかしいって。亡くなった悲しみは計り知れないけれども、それをぶつける相手は違うだろ。何を考えてるのこの親。
  • これは本当に心苦しい事故ですが、これを防止しようとすると固形物は出せなくなってしまうし給食廃止になっていくかと思います。 やるせない
  • こういうのは子供だけの問題じゃなく、大人になっても起こりえるから何とも…。 私の親父はゴボウをちゃんと噛んでなくて大腸に刺さり、腸閉塞で緊急手術を受けたし。 ちゃんと噛んでいないとワカメでも腸閉塞になるとか。 とにかく咀嚼は大事

japannewsnavi編集部Bの見解

学校給食の役割と責任の所在

福岡県みやま市で起きた小学1年生の児童がウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなった事故は、非常に痛ましいものです。遺族が市に対して6000万円の損害賠償を求めて提訴したとの報道を受け、深い哀悼の意を表しつつも、冷静にこの問題を見つめ直す必要があります。事故当日の状況が全て明らかにされているわけではないものの、「給食の食材に問題があったのか」「学校や教員にどの程度の注意義務があるのか」という点が争点になるのは当然です。

文部科学省の指導手引では、丸い形状の食材に対して注意喚起を行っているものの、明確な禁止ではなく、現場の判断に委ねられています。現場で毎日何十人もの児童を見守る教員にとって、「100%の安全を確保しろ」と言われるのは酷な話です。今回の件で訴えられているのは「注意不足による過失」ですが、それが果たして6000万円の賠償に値するものなのか、多くの国民が疑問を抱くのも自然な反応でしょう。

過剰な責任追及が生む影響

この種の訴訟が今後も起これば、学校側はますます慎重にならざるを得ず、「危険の芽を完全に摘む」ために、給食自体の在り方が根本から変わっていく可能性もあります。極端な話、保護者に毎日アンケートを取って「流動食にするか」「どこまで固形物を許容するか」などを確認するような対応が求められるようになるかもしれません。

そして、こうした過剰な反応は、教育現場だけでなく生産者にも波及します。ウズラの卵は、小さくて栄養価が高く、子どもたちにとっても親しみのある食材の一つです。しかし今回の訴訟によって、ウズラの卵が「危険な食材」として扱われてしまえば、養鶉業者にとっては大打撃となります。命を失ったお子さんがいたことは事実ですが、その悲しみをきっかけに、関係ない人たちが被害を被るという構図は、決して健全ではありません。

給食を提供する側は、常に安全と栄養のバランスを考えて運営しています。子どもたちの健やかな成長を願って努力している現場に対して、結果だけを切り取って責任を押しつけるような風潮が広がれば、学校給食そのものの存続が危ぶまれるのではないかという懸念すらあります。

家庭の教育と社会全体の課題

もう一つ忘れてはならないのは、家庭でのしつけや教育の重要性です。「よく噛んで食べる」「丸のみしない」という習慣は、家庭で日常的に指導されるべきものです。学校の教員に全てを任せるのではなく、保護者が日頃から命に関わる食習慣について子どもに教えていく必要があります。

また、学校や市にだけ責任を追及する姿勢が広がれば、いずれ「学校給食はリスクが高い」と判断され、各家庭での弁当持参が当たり前になる可能性も否定できません。それは、共働き家庭や経済的に余裕のない家庭にとって大きな負担となります。誰もが安心して子どもを通わせられる学校を守るためには、行政・学校・保護者それぞれの立場で「できること」と「限界」をきちんと見極める冷静な議論が求められます。

今回の事故は社会全体にとって非常に重い教訓となりました。しかし、その教訓をどう活かすかが問われている今、過剰な責任追及ではなく、バランスの取れた制度設計こそが、今後の給食安全対策にとって最も必要な視点だと感じています。

執筆:編集部B

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