【コメ農家】備蓄米「今後は政府に納めない」 農家メリットなし ※動画あり

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以下,Xより

【Tokyo.Tweetさんの投稿】

引用元 https://youtu.be/B6mL97-ekCs?si=x227cdOypfDNRllD 
https://x.com/tweet_tokyo_web/status/1930089849828323447

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みんなのコメント

  • 備蓄米出す前に、コメの流れを止めたバカの頭をシバく方が先だったよな。それをやらずに出したからこうなる。 せめてバカ探しと並行してやってれば、まだ理解は得られたかも
  • 備蓄米はいいんじゃない? 新米と明らかに価値違うし、価格差あるんだから。 そもそも供給と農業従事者人口をどうするかが問題なんだから
  • \コメは選挙の道具だよ~!/
  • そんなの簡単だよ 備蓄米は輸入すれば良いのだ
  • でしょうね…。備蓄米で納めても安い 食生活変わって肉の消費量増えてるから家畜を育てる為の飼料米(餌)とか食用米(特に海外向けの輸出)で出す方が需要高いし補助も沢山つく。 今後天災があった時は飢えるしかないな…
  • これは生産者の本音だと思います。
  • 進次郎の備蓄米放出という浅知恵で、日本の米農家が危機に陥り、備蓄米を保てなくなる恐れが出てきた。
  • (小小小小泉さ〜〜〜〜ん大変だぁぁぁぁ)
  • 働かざるものの為に 米を作る事の愚かさよ ( ´・ω・`) 働かざるもの食うべからずって言葉はロシアの言葉であり 働かざるものって言うのは投資家の事を言ってるわけだよ 労働者なめんなよって話なんだよ
  • そういう、動きになるよね。
  • 現場からの 農家さんが とうとう 氣づきはじめて 嬉しい
  • 何故に日本人が古い米食べて外国人が日本の新しい米を食べてるんだろ お米農家さんの美味しい米がまた食べたい
  • 戦時中の配給みたいな光景だな
  • これは、将来的に大手が直接仕入れて、中抜き業者が淘汰されるな。

japannewsnavi編集部Bの見解

備蓄米「納めない」と訴える農家の声が示す、政府の米政策の限界

農家から「もう備蓄米は納めない」という声が上がり始めています。私はこの訴えに深く共感します。農家がこれまで赤字覚悟で支えてきた備蓄制度に対し、政府が誠実に向き合ってこなかった結果が、今まさに表面化しているのです。報道によれば、小泉農林水産大臣はコンビニなどへの備蓄米放出に前向きな姿勢を示し、1キロ360円の価格で古古古米を販売する流れが始まっています。しかし、こうした放出の裏で、備蓄米制度そのものが形骸化しつつある現実を私たちは直視すべきです。

農家が備蓄米の生産に取り組むには、事前契約と一定の価格保証が必要です。しかし、現在は主食用米との価格差が広がり、備蓄米に手を出すほど赤字が拡大する構造になっています。報道に登場した鈴木昭栄さんも「1俵につき7000円の差がついている。去年までは赤字でも出していたが、今年は無理だ」と率直に語っています。それでも備蓄を支えてきた農家の真心と責任感には敬意を表すべきですが、その信頼を裏切ったのが、今回の“無計画な放出”ではないでしょうか。

本来の備蓄米制度の目的を見失った政府の対応

備蓄米制度とは、本来は「有事に備えるため」の国家的備えです。万が一の自然災害や戦争、国際情勢による物流の混乱など、日本の食料供給が脅かされる場面に備えるものです。それを今回、賞味期限が近づいたからといって安値で随意契約し、民間流通に放出するという方針には強い違和感があります。

4年経過しても味はさほど変わらないという現実があるなかで、政府が「安いお米が手に入る」とPRしながら売り出してしまえば、国民の中には「米は待てば安く買える」と誤認してしまう人も出てきます。それが主食米市場全体の価格破壊につながることは目に見えており、結果として真面目に作っている農家が一番損をする構造が出来上がってしまいます。

また、今回の備蓄米放出の背景には、過去の入札制度の失敗や、政府による需給調整の失策があると見ています。米価格が上がったからといって備蓄米を一斉に売り出す前に、その背景にある構造的問題を洗い出すべきでした。備蓄米の制度設計そのものを見直さず、責任の所在をあいまいにしたまま放出に走ったのは、まさに場当たり的な政策運営と言わざるを得ません。

食料安全保障を守るための本質的な議論を

私が強く懸念するのは、日本の食料自給率の低下が深刻化しているなかで、このように備蓄米制度が崩れかけている現実です。自給率ゼロに近い都市部では、農業の実態も見えにくく、消費者側が「作り手の苦労」を実感する機会が乏しいのが現状です。だからこそ、国が率先して農家と連携し、持続可能な仕組みを支える努力をすべきです。

「備蓄米はすべて外国産にして、国産米は市場に流せばいい」という極論すら出てくる状況は、国家としての食料政策がいかに揺らいでいるかを象徴しています。しかし、それでは本当に有事の際に国民を守ることはできません。地元の消費者が買ってくれる方を優先する農家の判断は当然であり、それを「利益重視」だと非難することは全く筋違いです。

今こそ農水省や政府全体が、農家の声に真正面から向き合い、制度の根本的見直しを進めるべきです。そして、それと並行して「なぜこのような事態を招いたのか」という検証を、責任者を含めて厳しく行う必要があると思います。作物の流通を止めた政策判断の責任をあいまいにしたまま進めても、国民の信頼は二度と戻りません。

備蓄とは「最悪の事態に備える」ことであり、それを単なる在庫処分のように扱う今の日本の姿勢に、私は強い危機感を覚えています。

執筆:編集部B

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