【移民】「またグエンかって言われると…」「もっと働けたら余裕のある暮らしができるのに」ベトナム人女子留学生が漏らす「日本での暮らし」の本音

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東洋経済オンラインによると…

「またグエンかって言われると…」「もっと働けたら余裕のある暮らしができるのに」ベトナム人女子留学生が漏らす”日本での暮らし”の本音

「またグエンか、って言われると……」

リンさんの声は悲しげだ。日本のルールやマナーをしっかり守り、日本語をこれだけ使いこなせるようになるまで学び、日本に溶け込もうと努力している彼女たちも一緒くたにされてしまう。ベトナム人に多い名前「グエン」が、一部の日本人の間でまるで蔑称のように使われている現状を、リンさんたちもよく知っている。

「確かにベトナム人には悪いことをする人もいます。でも、そうなった背景も考えてほしいって思うんです。私の知り合いの実習生は給料が手取りで10万円って言ってました。悪い送り出し機関にだまされて、契約書には手取り15万円って書いてあったのに実際に日本に来てみたらもらったのは半分だけでショックを受けたって話も聞いたことがあります」

日本には出稼ぎに来たのだ。家族に仕送りをしなくてはならないというプレッシャーがあるところに、悪い話があれば飛びついてしまう。そんな人もいる。

だからベトナム人は住む部屋も、ビジネスを始めようとしてもオフィスや店舗も借りにくい。

「それも私たちベトナム人のせいです。しょうがないですね」

リンさんは申し訳なさそうに言う。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

ツイッター速報さんの投稿】

引用元 https://toyokeizai.net/articles/-/881034

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みんなのコメント

  • 「グエン」ってのは日本人で例えると「佐藤」「鈴木」みたいに多い苗字だと理解はしてる
  • 銅線泥棒特集やってくれ
  • ヤフーはオーバステイや窃盗は軽い犯罪だと思ってるのはよくわかりました。
  • もう留学生によいイメージは1ミリもない
  • 来なけりゃ良いだけの話
  • こうした声は、日本社会が多様な背景を持つ人々とどう共生していくかを考えるうえで貴重です。名前や出身国でレッテルを貼るのではなく、一人ひとりの事情や努力に寄り添う視点が求められます。
  • 「もっと働けたら余裕のある暮らしができるのに」という声は、制度や労働環境の制約を感じている証拠です。留学生は学業優先のため労働時間に制限があるケースが多く、経済的に厳しい状況が続きがちです。
  • 最近うちの町にはグエンやハラールの食材を扱う外人向けの小さなスーパーが出来た
  • 仕事を習いに来てる実習生なんだから、手取りが少ないのは残当。必要な能力を満たしてるなら、正規雇用を求めればよいだけの話。
  • 勉強の為に留学してるのに何故?
  • またグッグエンか
  • もういいよ グエンは…
  • だからといって犯罪が許されるわけ無いだろグエン!
  • ベトナム人カップルを多く見かけますので、日本に来て幸せに暮らしてる人はそれなりに多いのではないかな。
  • で?って話だな
  • 私なら直接的には言わないけど、心の中でグエンかよってつぶやくと思う。申し訳ありませんがそれが人情というものなので。
  • ・留学生や移民の労働環境の改善 ・偏見や差別をなくす教育と啓発 ・多様な人材が活躍できる社会インフラの整備
  • 中を読むと留学生ではなく、技能実習生。留学生であれば、他国と同様、学生に労働許可を与えている日本は、そこを修正すべき。労働許可などあるから、留学生が消えていなくなる。技能実習生であれば、この制度は来る側にも来られる側にもメリットが少ない。やめたら良い。
  • 移民の奴らは何で自分の意思で来ているのに、文句タラタラなんだろう。嫌だったら自分の国に帰れよって思う。日本なんて誰でも彼でも入国させる国ではないんだからさ。
  • 余裕がないのに、なんで日本に来たの?になるんだが。。。

japannewsnavi編集部Aの見解

「またグエンか」と言われる前に、日本の制度が問われるべき

「またグエンか」という言葉が、もはやネット上では定着したかのように扱われている現状に、私は正直なところ違和感よりも、まず「ここまで制度が崩れてしまったのか」という怒りを感じています。ベトナム人留学生のリンさんの言葉に同情する一方で、そこに至る背景には、日本自身の移民・外国人労働受け入れ制度の根本的な問題があることを、もっと直視すべきだと思います。

近年、労働力不足を理由に、外国人実習生・留学生の受け入れが急拡大しました。とりわけベトナムからの来日者は多く、日本の農業や建設、介護などあらゆる分野で欠かせない存在になりつつあります。しかし、その制度設計がずさんなまま見切り発車され、今や全国でトラブルや摩擦が起きている状況です。

実態として、来日した技能実習生や留学生の中には、悪質なブローカーに高額の手数料を支払い、日本に来た時点ですでに多額の借金を抱えている人も多くいます。そして、現場では「契約と違う給料だった」「労働時間が過酷」「住居が劣悪」など、制度が名ばかりで機能していない事例が山のように報告されています。

問題なのは、こうした状況が「個別のトラブル」として処理され、制度自体が改善されないことです。一部の実習生が逃げたり、犯罪に手を染めたりした結果、すべての外国人が悪者のように見られてしまう。だが、本来それを防ぐべき立場にあるのは日本の行政であり、制度を管理・監督する政府の責任は極めて大きいと感じます。

「安い労働力」を求めたツケが社会に跳ね返っている

そもそも日本は、高齢化と人手不足に対応するという名目で、外国人を「即戦力」として大量に受け入れてきました。ところが、言葉も文化も異なる人々を迎え入れる体制はほとんど整っておらず、自治体や企業の多くは「使う側」としての意識ばかりが先行してしまいました。

結果として起きたのが、「劣悪な待遇」と「使い捨て」の構造です。実習生制度の名の下で、実態は単なる単純労働の補填要員。教育も支援もまともに行わず、ひとたび問題が起これば「外国人が悪い」と片付けて終わる。これでは、真面目に働いている外国人が日本社会に失望し、脱落していくのも当然の帰結です。

さらに、生活支援や相談窓口といった制度設計も極めて不十分です。給料明細の読み方すら教えられず、契約違反に気づかないまま働かされているケースもあるといいます。こうした管理の放棄が積もり積もって、結果的に「外国人=問題」という短絡的なイメージを作り出してしまっているのです。

制度上の不備がトラブルの温床を生み、現場任せで放置されてきた現状に対し、政府や省庁が「見て見ぬふり」をしてきた責任は、極めて重いものだと思います。真の意味で「外国人労働と制度疲労」の問題に向き合うべき時期に、すでに突入していると感じます。

不満を向けるべきは制度と政治の怠慢

「またグエンか」と言いたくなる気持ちを持つ人がいることも、理解できないわけではありません。実際に地域でトラブルが起きれば、当事者の住民にとっては切実な問題です。ただ、そこで怒りを外国人個人に向けるのではなく、「なぜそうなっているのか」「どんな制度がその背景にあるのか」に目を向けることが、冷静な国民としての責任だと思います。

本来、国として人を受け入れるなら、きちんと「教育」「雇用管理」「地域との橋渡し」を制度として設計すべきでした。それを怠りながら、ただ「人手が足りないから」と受け入れを進めた政府と、それを黙認し続けた政治の責任は極めて重いと考えます。

また、こうした問題をメディアも深く掘り下げず、「外国人犯罪」「逃亡実習生」といった刺激的な言葉で煽ることが、社会全体の分断を深めている一因です。本来は、制度側の不備と管理責任を厳しく問うべきです。真面目に暮らしている外国人を守ることは、日本社会そのものの健全性を守ることでもあるはずです。

私たちは感情で動く前に、事実を見なければなりません。怒るべきは「またグエンか」と言わせてしまう社会構造と、それを是正しようとしない政府の怠慢です。将来的に共生社会を維持するためにも、今の制度のままでよいとは到底思えません。

執筆:編集部A

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