【つるの剛士さん】年金改革法案、衆院可決報道に「こんな大切なこと、国民の声も聞きもせず、理解も深まらぬまま、審議もなしにあっさり法案可決。 衆院通過…」

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NHKによると…

年金改革関連法案 衆院本会議で可決 参院へ

年金制度改革の関連法案は、基礎年金の底上げ措置を法案の付則に盛り込む修正が行われた上で、衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送られました。いまの国会で成立する見通しです。

年金制度改革の関連法案と、自民・公明両党と立憲民主党が共同で提出した修正案は、30日の衆議院厚生労働委員会で採決が行われ、賛成多数で可決されました。

これを受けて、年金制度改革の関連法案は、基礎年金の底上げ措置を法案の付則に盛り込む修正が行われた上で、午後の衆議院本会議に緊急上程されました。

(略)

法案には、パートなどで働く人が厚生年金に加入しやすくなるよう「年収106万円の壁」と呼ばれる賃金要件や、従業員51人以上としている企業規模の要件の撤廃などが明記されています。

また、法案の付則には4年後の公的年金の財政検証で、将来的に基礎年金の給付水準の低下が見込まれる場合などに厚生年金の積立金を活用して底上げ措置を講じ、その際、厚生年金の給付水準が一時的に下がることへの影響を緩和する対応もとることが盛り込まれました。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

つるの剛士さんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250530/k10014820861000.html#anchor-09

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みんなのコメント

  • 本当にその通りです。これから結婚して子育てしていこうという人達が減ってしまいます。子どもが18歳になるまでは遺族年金がもらえたとしても、その後の老後の保証はありません。子どもを産んでも働きながら子育てしなきゃいけない。どんな状況でも。
  • 自民、公明を下野させるしかありませんね
  • 許せないな。憲法違反です。国民の財産権の侵害です。第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。
  • オールドメディアで働く身として、テレビ局の方々の反応ってどんな感じなんですかね?つるのさんみたいに憂いているけど圧力で放送できないのかな
  • 遺族厚生年金が5年で打ち切られるようになることもほとんど報道されず、知らない主婦の方も多いですよね。大丈夫かなと思います。
  • 真面目なサラリーマンが狙い撃ち
  • 日本国民のために、勇気ある発言を誠にありがとうございます。知名度や影響力がある方の発信が、最も効率よく選挙に行かせる方法だと考えている私にとっては、とてもありがたい投稿です。
  • 有名な方が発信してくれてありがとう
  • 改革とか言葉は良いことしてるみたいな響きですが…実際はろくでもないことしかしてない…
  • ええ…( ・᷄ὢ・᷅ )💢
  • ゼニガメ財務・厚労 [日本]国民から金を巻き上げる
  • 他にも著名人から声が上がってきましたね。ありがとうございます。
  • いいぞつるの!もっと言ってやれ!
  • 私達の民意を無視し続ける国でいいのかよ![日本]人よ
  • 仕事前に久しぶりにTV映したら米の話ばかり
  • 民主主義国家ではない もうあちら側はアクセル踏み込んできてます👁 陰謀論でもなんでもない
  • これは財源議論せずに 暫定税率はやたら財源にこだわる クズっぷりですね。。
  • 国民が不利になる制度や法律については簡単に決まってしまいますね。政治家は生活に困っていないし、将来に渡って不安はないので、国民生活なんて、まるで他人事です。
  • これ簡単に決まるの?他は全く決まらないのに。。
  • なんか詐偽にあった気分です。本当に大丈夫でしょうか?

japannewsnavi編集部Aの見解

あっさり可決された年金改革法案に思うこと

「こんな大切なこと、国民の声も聞きもせず、理解も深まらぬまま、審議もなしにあっさり法案可決」
俳優のつるの剛士さんがX(旧Twitter)で投稿したこの言葉を目にし、私自身もまさに同じような感情を抱きました。
年金制度というのは、すべての日本国民の将来に関わる“生活の根幹”です。にもかかわらず、今回の改革案がどのような内容なのか、どこに変更点があるのか、一般国民の多くにはほとんど情報が届かないまま、衆議院で可決されました。

衆議院厚生労働委員会で可決されたあと、本会議では“緊急上程”という形式で進められたとのことですが、それだけ急ぐ理由は何だったのでしょうか。
審議の様子も詳しく報道されず、修正案も含めた議論がどれほど重ねられたのか、非常に分かりにくい印象を受けました。
国民の将来に関わる法案が、これほどのスピードで“通過”してしまうという事実に、ある種の恐ろしささえ感じます。

政治とは本来、時間をかけて国民に説明し、理解を得た上で進めるものだと信じていましたが、今回の件はその信頼を大きく損なうものであったと言わざるを得ません。

一見「前向き」に見える内容の裏にある問題

法案そのものを見れば、「年収106万円の壁」の撤廃や、「従業員51人以上」という企業要件の削除など、一見するとパートタイム労働者への厚生年金加入の拡大を進め、年金制度の公平性を高めようとしているように見えます。
また、将来的に基礎年金の給付水準が低下する可能性に備えて、厚生年金の積立金を活用して“底上げ”を行うことも、付則に記載されました。

ですが、この「厚生年金の積立金を使う」という方針には、私たちが本来気にしなければならないポイントが多く含まれています。
積立金とは、本来は厚生年金に加入する人たちの“保険料の蓄え”であり、将来の給付のために運用されているものです。
それを「基礎年金」の補填に回すというのは、構造的に見れば“片方から片方への補填”であり、年金制度全体のバランスを崩す恐れがあります。

また、付則には「厚生年金の給付水準が一時的に下がることへの緩和措置も取る」とありますが、それが実際にどのような形になるのか、誰がどのくらい影響を受けるのか、その説明があまりにも曖昧です。

「年金制度の透明性」が失われれば、国民は制度そのものを信頼できなくなります。
特に今の若い世代は、「どうせ自分たちのときにはもらえない」と感じている人が多く、制度への信頼が揺らぐことが加入意欲の低下につながり、結果的に制度全体の支え手を減らしてしまうことになりかねません。

「将来不安」ではなく「現実不信」に変わりつつある時代

今回のように、制度の大きな改正が唐突に、そして淡々と行われることが続くと、国民の中では「不安」ではなく「不信感」が育ってしまいます。
年金だけでなく、保険制度、税制度、福祉制度といった生活のインフラとも言える政策の多くが、“丁寧な説明”よりも“スピード感”を優先して進められているように見えるのです。

制度を変えること自体が悪いのではありません。
むしろ人口構造の変化や社会の実情に合わせて柔軟に変えていくのは、国の責任だと私は思います。
けれども、その過程をどれだけ丁寧に国民と共有できるかが、長期的な制度の維持にとって極めて重要です。

つるの剛士さんの投稿がここまで共感を集めたのは、「芸能人が発言したから」ではなく、「本来政治がするべきだった説明と感情の代弁をしてくれたから」だと私は思います。

年金という仕組みは、長い時間をかけて積み上げられるものです。
だからこそ、変えるときには“しっかりと納得してもらう”必要があります。
その当たり前の手続きを踏まずに、数百万、数千万という人の将来設計に関わる法案を可決してしまうというのは、あまりにも乱暴なやり方だと感じました。

今回の法案は、参議院でも可決されれば成立となる見通しとのことですが、少なくとも今からでも遅くないので、政府には国民に対して誠実な説明を尽くしてほしいと強く願います。

執筆:編集部A

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