「日本の財政はギリシャより悪い」の首相発言、加藤財務相も「同じ認識」衆院委で答弁

産経新聞によると…

「日本の財政はギリシャより悪い」の首相発言、加藤財務相も「同じ認識」　衆院委で答弁

石破茂首相が19日の参院予算委員会で「日本の財政状況はギリシャよりもよろしくない」と発言したことについて、加藤勝信財務相や財務官僚は28日の衆院財務金融委員会で「同じ認識だ」と述べた。れいわ新選組の高井崇志幹事長への答弁。

高井氏は首相の発言について「財務省が答弁書を書いたのか」とただした。財務省の吉野維一郎主計局次長は「事務方が用意した答弁書に沿って発言したものではない」とした上で、「債務残高の対GDP（国内総生産）比がギリシャを含めた他国と比べて高い水準にあることを念頭に置いて、日本の財政が厳しい状況にあることについて言及したもので、財務省としても同じ認識を持っている」とした。

加藤氏も「指標で見ればギリシャよりも悪いということを言いながら、現下の日本の財政は大変厳しい状況にあるとの認識は、私も首相と一致している」と述べた。

［全文は引用元へ…］

以下,Ｘより

【産経ニュースさんの投稿】

「日本の財政はギリシャより悪い」の首相発言、加藤財務相も「同じ認識」　衆院委で答弁https://t.co/Qyu8epT6rl

れいわ新選組の高井崇志幹事長は「江藤発言より、首相のギリシャ発言の方がよほど危険な失言なのではないか」と22日付産経新聞の一節を読み上げた。

— 産経ニュース (@Sankei_news) May 28, 2025

これ何が面白いって、市場全く反応してねえんだよなw
ホンマにヤバいならガッツリ円安に振れそうなんやけどw

— 9395 NECO (@9395Neco) May 28, 2025

よりによってれいわの方が珍しくまともなこと言ってるという状況に。

— ざくざく (@zakuzaku2021) May 28, 2025

あーあ
加藤さんは比較的まともと思ってましたが、もうダメですね

— 主税 (@chikarai) May 28, 2025

引用元　https://www.sankei.com/article/20250528-QQKOI56JLRCIFFBRCJEXU7ZENA/

最新記事

みんなのコメント

• だったらギリシャに頼んで支援を依頼したら
• へぇ～、じゃなんで日本の国債はガンガン売れてるの？ｗ
• なのに、なぜ… 海外にバラまき続けるのか？ オレたちの未来、自公政策に預けてたら 本気でヤバい。 普段選挙に行かない人も、 今回は── ちゃんと選挙に行かない？
• これがごますり(˶ˊᵕˋ˵)
• 道連れ事故ですね ご愁傷さまです
• そんで訳わからん予算いっぱいなのに？
• だったらまず無駄遣いやめろ。
• やっと石破に付き合ってくれる奴が現れたか
• さすが、ザイム真理教
• あらら。「れいわ」に指摘されたのか。 情けないね～、保守しぐさの議員はナニしてるんだ。
• れ新が産経引用するとかwwww
• そこまで言うなら真剣に行財政改革やらないと日本が滅びますよね。 参院選の争点にすべきでしょ。
• このたった一言で178万円に基礎控除上げる財源8兆円よりはるかに大きな損害を生んでいる。減税では大騒ぎするのに、まったくのダブルスタンダード。
• 国際的にヤバイ。ギリシャにも失礼だしな！。
• ギリシャより財政悪いなら国会議員、ましてや与党、政府の皆様は給料カットしないとダメじゃないかな？
• れいわ新選組にしては、いいツッコミだw
• ……………ニュース読んだけどえっ終わり？ くらいあっさり答弁終わってるし 石破さんに質問したわけでもないのか 形だけっぽいな
• ギリシアはユーロで擦れねーだろ
• じゃあ責任論になるんですけど だいじょぶそ？
• なら、ここまで財政悪化させた 自民党と財務省は責任とらないとな。
• 石破茂の「日本の財政はギリシャより悪い」発言のせいで 現段階で「日本政府が完全放置」してるため、計算を間違えてなければ、現在の評価損13.7兆円ぐらいは出ている 金利がさらに1%上がった場合、追加の評価損は約108兆円になる 長期的視点が欠如しているし、この状況で何もしない政治姿勢は異常
• 政府、財務省共にこの認識で、こども家庭庁、男女共同参画等や、海外へのバラマキやってるコイツラは運営能力ゼロやん。石破内閣と財務省を解体する以外、財政の立直しする方法ないやん。
• 原口さんを国会中継開始直前に「生意気言ってると殺すぞ」と脅迫した国会議員は誰ですか？普通に他の議員が聞き取れるくらいの声量で言ったそうですが、傍観できません。実名を！知ってる人も多数いるはず。
• 完全に財務省の下部組織の政権に見える 森山幹事長の政治生命をかける発言通り、覚悟を決めて財務省に従う、と
• これ今日の記事か。加藤勝信はマクロ経済無理解と思ってたので驚きはない。 ことほど左様に自民のベテラン幹部は財務省に洗脳されており、減税積極財政派が主導権握るのは至難の業。 これじゃあ別の保守政党の勢力を大きくして牽制したほうがよかろう。
• バカを演じて国民を騙してると思っていたが、本物のバカかもしれないと思うようになってきた。 それくらい緊縮財政派は言ってる事がめちゃくちゃ。
• 首相などの閣僚、議員や財務官僚はギリシャよりひどい給与で働けばよい。 財政わるいなら支出を抑えるのは当たり前。
• なぜここまでして、日本を沈めようとするのか。 どうせ彼らは逃げ切り世代。後のことなんて、知ったことじゃないんでしょうね。 私はれいわを支持するつもりはまったくありませんが、それでも今回はれいわの方がよほど正論を言っている。 自民党も、もう堕ちるところまで堕ちたとしか思えません。
• へ、加藤さんも同じ認識？ 反省などこれっぽっちもなかったのか。 これは酷過ぎる。 日本の財政がギリシャより酷いというのが日本の債権の価値を傷つけないとはどういう意味なのか？ 矛盾した発言にしか聞こえない
• >財務省としても同じ認識を持っている 首相と認識が一致している財務大臣 加藤氏は「私自身、自国の国債の危機をあおったことはない」 ↑ ギリシャより悪いって言ってる時点で危機をあおってるじゃん 総理の失言で火消ししないでガソリンぶちこんでくるとは頭おかしい
• 否定しないのか…たまげたなぁ。 問い直したとはいえ国の財政が悪いとの認識を再発信してしまった。 これ石破総理守るために雑な火消ししてると、いまはほとんど燃えてないけど燃え始めたら火だるまになるよ。
• 嘘でしょ？？ 虚構新聞じゃないよねこれ。 ぶっちゃけ米買ったことないなんて全然問題ないけど、これはどう考えても失言（海外でも報じられた）なのに、それを肯定するとか。 え？ 信じられない。本当に信じられない。

japannewsnavi編集部Aの見解

首相の「ギリシャより悪い」発言に感じた衝撃と戸惑い

先日、石破茂首相が「日本の財政状況はギリシャよりもよろしくない」と発言したことが波紋を広げました。この言葉を初めて聞いたとき、私は非常に強い違和感と、ある種の危機感を覚えました。確かに、日本の債務残高は対GDP比で見れば世界でも突出しており、財政的に厳しい状況にあるのは事実です。しかしながら、首相自らが国際社会に対してこのような言葉を発信することが果たして適切だったのか、大いに疑問が残ります。

加藤勝信財務相も28日の衆議院財務金融委員会で「首相と同じ認識だ」と述べ、事実上この発言を支持する立場を取ったこともまた、私には驚きでした。国家の要職にある人物が「我が国の財政はギリシャ以下だ」と発言するというのは、内外に対して極めて大きな影響を及ぼすものです。特に、金融市場や海外投資家にとっては「日本の国債は危ないのではないか」という不信感を抱かせかねず、その影響は計り知れません。

もちろん、現実の数字を直視し、危機感を持つこと自体は重要です。ただし、それをどのように伝えるか、そのタイミングや場面、表現の選び方には慎重さが必要だったと思います。国のリーダーが発する一言の重さを、改めて実感させられる出来事でした。

債務残高の高さだけでは測れない日本の強み

日本の債務残高は確かに多いです。GDP比で言えば、ギリシャを超えていることは広く知られています。しかし、単純に数字だけを比較して「日本はギリシャより財政が悪い」と結論づけるのは、あまりにも短絡的ではないかと思います。

日本には、世界でも有数の対外純資産があり、国債の大半を国内の投資家や金融機関が保有しているという特徴があります。これは他国にない強みであり、少なくとも現時点においては、日本の国債が暴落するような事態にはつながっていません。市場の信頼という意味では、まだ余裕があるとも言えます。

また、日本の通貨である円は「有事の円買い」が象徴するように、国際的な信頼性が極めて高い通貨です。こうした背景を無視して、「ギリシャより悪い」という表現が独り歩きすることは、極めて危険だと感じます。言葉というのは使い方を誤ると、それ自体が政策の信頼性を損ねてしまうのです。

むしろ必要なのは、冷静かつ丁寧な説明です。「日本の財政は厳しいが、現時点では持続可能である」「改革の必要性はあるが、国際的な信頼は依然として保たれている」——このようなバランスの取れた説明こそが、国民にも、世界にも伝えるべき内容だったのではないでしょうか。

国民の不安を煽らず、信頼を得る姿勢が必要

高井崇志議員の指摘にもあった通り、「自国の国債危機をあおるような発言は控えるべきだ」という意見は、私も強く支持します。たとえ現状を厳しく認識していたとしても、それを発信する責任ある立場にある政治家が不用意な表現を使うことで、かえって国益を損ねてしまうというのは、皮肉な現実です。

財政健全化の必要性は、誰もが認めるところだと思います。しかし、それを進めるためには、国民の理解と協力が欠かせません。不安だけを煽るような言葉ではなく、明確なビジョンと方針を提示し、「この道を進めば将来は安定する」と国民が納得できる道筋を示すことが、政治の役割なのではないでしょうか。

また、国際社会に対しても、「日本は厳しい状況にあるが、それに対してしっかりと対策を講じている」という前向きなメッセージを発信すべきです。言葉は外交にも通じます。自国の立場を下げるような発言は、結果として他国からの信頼を損なうリスクをはらんでいます。

債務残高が多いからといって、それだけで日本の将来が閉ざされるわけではありません。肝心なのは、今後どのように健全な財政を築いていくか、そしてそれをいかに国民と共有できるかだと思います。トップの発言一つで信用が揺らぐ今、政治家の言葉にはもっと重みと責任が求められているのだと、今回の件を通じて改めて考えさせられました。

執筆:編集部A