【X民】スパムメールは「春節の期間は減る」そうです。

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以下,Xより

千野みゆきさんの投稿】

引用元 https://x.com/xg3st57w994pqc/status/1926145434520600677?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ

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みんなのコメント

  • 他に減っている期間あるけど、それはどうゆう期間なんだ?
  • 4月31日ある?!
  • 獣達が餌にありつく時期だからかなぁ🤔
  • 休まずやれよなどと思ふw
  • めっちゃおもろいわw データ嘘をつかない
  • じゃあ、出所は何処か確定😁
  • これからはシナメールと呼ぼう
  • ちゃんと休みとるのね わりとホワイト
  • 春節とはどこの国の行事だっけ❓❓❓
  • へぇ…なんでだろう? ボクよくわからないからなんで春節の期間にスパムが減るのか誰か教えてもらえますか?春節ってどこの文化だっけ…
  • それが答ーーえーだー♪
  • 某コマースサービスの詐欺も春節の時期は減るみたいです あれれー??おっかしいぞー??
  • 不思議だねー なんでだろうねー まったく 検討がつかないなぁーーー
  • 答え合わせじゃないですかー!!!
  • どこから来るんやろ 難しいなぁ~
  • とりあえず政府でクラッカー募集するのが一番早いと思うな 身分隠します&年収2000万位ならソコソコの人が来そうだと思うけど
  • わかりやすぅ〜い💛❤️💛
  • 何ちゅーか、これ中華
  • 分かりやす過ぎる

japannewsnavi編集部Aの見解

春節にスパムメールが激減するという意外な事実

先日、テレビの報道番組で「全世界新種メール脅威日次推移」のグラフが紹介されていたのを目にし、非常に興味深いと感じました。特に私の目を引いたのは、1月28日から2月4日頃の間、スパムメールやフィッシングなどのサイバー攻撃が急激に減少しているというデータでした。その期間は「春節(旧正月)」にあたるとのことで、要するにスパムメールを仕掛ける側も“正月休み”を取っているのではないかと示唆されていたのです。

このような視点は、普段は意識しにくい「攻撃者側の事情」や「サイバー犯罪の背景」に光を当てるもので、非常に興味深いと同時に、私自身、少し背筋が寒くなるような感覚も覚えました。つまり、これらの悪質なメールの大半がある特定の地域や体制の下で組織的に行われている可能性がある、という事実を図らずも突きつけられたように思えたのです。

そして何より、サイバー犯罪も「人がやっている行為」であり、そこには国や文化的背景が色濃く反映されているという現実が改めて浮き彫りになったのではないでしょうか。

増え続けるメール脅威とその“産業化”

グラフ全体を見ると、年始から4月末にかけて、スパムメールやフィッシング詐欺などのメール脅威は全体として高い水準で推移しています。色分けされた種類の多さにも驚かされます。「Credential Phishing」や「Malware」「Ransomware」「Keylogger」など、聞き慣れない単語のオンパレードですが、どれも詐欺や情報搾取を目的とした悪質な手口です。しかも、これが日次で数百万件という規模で観測されているのですから、もはや一種の「産業」と呼べるレベルにまで達しているのではないかと感じました。

ここで私が懸念するのは、こうした攻撃が、もはや一部の闇組織だけでなく、いわば“ビジネスモデル”として定着しつつあるという事実です。例えば「アドフラウド(Ad Fraud)」と呼ばれる広告詐欺は、まさに広告収益を騙し取る手法であり、合法な商業活動を装いつつ、裏では巨額の不正利益が流れている現状もあるようです。

サイバー攻撃の規模と巧妙さが増す一方で、私たち一般の利用者は防御手段に限界があるのも事実です。企業であれば専門のセキュリティ部門が対応するでしょうが、家庭のパソコンやスマートフォンでは完全な防御は困難です。その中で、こうした「時期による傾向」や「攻撃の特徴」を把握することは、私たち一般人にとっても貴重な知識になります。

特に、「春節の時期は攻撃が減る」というデータは、少なくとも一時的にはリスクが下がる時期があるという意味でもあり、そのタイミングで対策やリフレッシュをするという考え方もあるのではないかと感じました。

日本人が持つ“受け身の体質”への警鐘

一方で、私がどうしても気になってしまうのは、日本におけるこうしたサイバーリスクへの感度の低さです。特に高齢者を中心に、フィッシングメールや偽のSMSにだまされて個人情報を渡してしまうケースが後を絶ちません。番組の画面右上にも「証券口座乗っ取り不正取引3000億円!」という衝撃的な見出しが映っており、もはや現実に起こっている犯罪であることを如実に物語っています。

ここには日本人特有の“性善説”や“信じやすさ”が悪用されている面があると思います。「まさか自分が狙われるとは思わなかった」「公式の連絡だと思った」――そういった声は、すでに何度も聞かれているにもかかわらず、被害は増え続けているのが現実です。

これは、単に個人のリテラシー不足という話ではなく、社会全体として「対策を後回しにする傾向」が根強く残っている証拠ではないでしょうか。インターネットが生活の一部となって久しい現代において、もう「知らなかった」「気づかなかった」では済まされない段階に来ているように思えます。

また、国や自治体、さらにはメディアにも、もっと積極的に啓発や教育を行ってほしいと感じます。小学生にはネットリテラシーの授業を導入し、高齢者には定期的にフィッシングの手口を周知するといった取り組みが必要です。テクノロジーが進化するなら、それに見合った守り方も同時に育てていかなければなりません。

これからもスパムメールや詐欺は形を変えて現れるでしょう。しかし私たちが知識と意識を持っていれば、被害を最小限に食い止めることは可能です。「情報を疑う力」「簡単にリンクを踏まない慎重さ」こそが、今の時代における本当の防御なのだと、改めて考えさせられました。

執筆:編集部A

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