【X】「米を買ったことない」は不快なだけ、実害なし/「ギリシャより財政状況が悪い」は経済に実害…更迭する人、間違っているぞ?

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以下,Xより

ナザレンコ・アンドリーさんの投稿】

引用元 https://x.com/nippon_ukuraina/status/1924837289043361855?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ

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みんなのコメント

  • 嘘つきは数字を使うの典型でしたね。経済は知るほどに難解で複雑。専門家でも無い限りこの後も言わされ続けるのは分かりきっている。
  • その通りです
  • 日本では、米は貨幣と同じでした。大名は石高(領地のお米の産出量)で格付けされました。日本人は、お米をお金と同じように考えています。お米を人にもらったは、お金を人にもらったに等しいのです。
  • 半年以上もコメ価格が上がり続けているのに政府が無策なのは、農水相が「コメを買った事がなく」価格の上昇を実感できていないからという「答え合わせ」が出来上がっちゃったんですよ。失言は引き金でしかなく、就任以来の無策に対する国民の不満が爆発したから辞任に追い込まれたと自分は見ています
  • 石破、あなたの方がやばいから。責任取って、石破内閣全員更迭して。いや、議員辞職だな。
  • どっちもその発言をするレベルの脳みそを搭載しながら大臣やってるのが恐ろしい
  • 同感です
  • やたらとテレビでやってるらしいし、何かあるんでしょうよ。
  • 『金利がある社会、金利がある世界の恐ろしさというものはよく認識する必要があるのではないか。』とも言ってたな。金利なんて大昔からあるやん!クレイジー!!
  • それはそうw
  • まずはテレビ局を変える。周波数オークションでオールドメディア一掃。
  • 担がれた御輿を降ろすにはタイミングってものがありましてですね、加えて食事の恨みってのは恐ろしいんですよ。
  • 他人に厳しく自分に優しい なんだ、通常運転か。
  • 失言なんて誰でもすることだから聞き流せば良い そんなことより職務に見合う能力を持ち合わせないほうが よほど問題だよ 総理の発言は国内だけに向けられているんじゃないからね
  • うちもコメ買ったことないわ なんで叩かれるのかわからん
  • 石破は当初、注意で済ませるつもりだった。 所が立憲など野党5党が江藤農相の不信任決議案提出の構えを見せた為、 現状の少数与党体勢下では可決されてしまう可能性が高い為、 石破は急きょ先手を打って更迭することにしたって寸法。 もし不信任決議が可決されたら求心力低下してヤバイからね。
  • 農相でなければ不快だけで済んだかも知れませんが、農相が「支援者から米を貰ってる」ってのはどこぞのJAとの癒着を疑ってしまいます。
  • 両方ともだよな
  • ただ農水大臣のほうも1条を知らないうえに逆ギレしてましたからね。しかも米価格安定への努力を完全に放棄していたので両方更迭がベターなんだと思います。
  • ただ、18週かかってようやく19円下がった 米の価格はまた上がったし、あの農水大臣も 無能には違いないのよね。

japannewsnavi編集部Aの見解

発言の内容と影響は同じ「失言」でも異なる

私は最近の政界で話題になった二つの発言――江藤拓農水相による「米を買ったことがない」という言葉と、石破茂首相の「日本の財政はギリシャより悪い」という国会での発言――について、それぞれが与えた影響を比べながら考える機会を持ちました。

まず江藤農水相の発言について、これは地元の支援者向けのパーティーでの発言だったとのこと。お米を日常的に購入する立場ではないという意味合いが含まれていたのでしょうが、それでも「農業を司る立場の大臣としては無神経すぎる」という批判が集まったのも理解できます。多くの農家の方々は米作りに誇りを持ち、日々努力されています。そんな中でのこの発言は、少なくとも配慮に欠けていたのは間違いありません。

ただ、個人的にはこの発言がどれほど国全体に「実害」を与えたかと問われれば、正直なところ限定的だったと思います。農業関係者や消費者の感情に影響を及ぼしたことは否定できませんが、経済的な数字に現れるような影響までは及んでいないと感じました。

それに対して、石破首相の「ギリシャよりも財政状況が悪い」という発言は、発信された場所が国会という公の場だったことに加えて、国内外の市場に具体的な反応を引き起こしてしまいました。この違いは非常に大きいと、私は受け止めています。

市場に与えるインパクトを見誤ってはならない

石破首相の発言が報道を通じて世界に広まったことは、すでに各メディアが伝えている通りです。とくにロイター通信やブルームバーグなどが取り上げたことで、投資家や金融関係者にとっては「日本が財政不安国と見なされるかもしれない」という懸念を強める要因となりました。

実際、40年国債の利回りは3.48%と歴史的な高水準に達し、市場の緊張感が高まったと報じられています。この「利回りの上昇」が示しているのは、日本の国債が以前ほど安全資産として見られていない兆しです。私はここに非常に大きな危機感を持ちました。

政治家の発言が数字に直結するという事実――特に首相の言葉が「市場への影響力」を持っているという認識は、国を預かる立場であれば絶対に忘れてはならないことです。危機感を伝えること自体は必要であり、正直な言葉が信頼につながる面もあります。しかし、その際の言い回しや例え方一つで、国民や世界からの見られ方が大きく変わるという現実は、もっと真剣に受け止めるべきだと私は思います。

冷静に見れば、石破首相の意図は「このままでは財政の持続性に問題がある」という警鐘だったのだと思います。ただし、「ギリシャ」という名前を出すことで、日本が同様の危機にあるかのように誤解されかねないリスクを生んでしまった点は、あまりにも不用意でした。

発言の責任と政治判断の難しさ

この二つの発言を比較してみると、「感情的な不快感」を呼んだ江藤農水相と、「実際の市場反応」を引き起こした石破首相とで、同じ「問題発言」でありながら影響の性質が全く異なっていたことが見えてきます。

私は、どちらが「より悪いか」という単純な比較ではなく、「政治的にどのような影響があったのか」という視点で考えるべきだと思います。国民の感情も大切ですが、経済という現実の数字や国際的な評価も、国家運営には欠かせない要素です。

だからこそ、どちらの発言に対してどういう対応を取るかという政治判断には、バランスと慎重さが求められるのだと感じています。今回、江藤氏が事実上更迭される形になったことは、政権のリスク回避として理解はできますが、石破首相の発言の影響の大きさを踏まえた自己修正の動きも、今後は必要になるのではないでしょうか。

私は政治家に対して、発言の重みをしっかりと認識してほしいと願っています。言葉一つで信頼を築くこともあれば、信頼を失うこともあります。特に首相という立場では、その言葉が国民と市場に与える影響は計り知れません。

失言という言葉では片付けられない問題がそこにある以上、今後は「誰の発言か」「何を言ったか」だけではなく、「どんな影響を生んだか」を含めて、国民自身が冷静に評価していくことが求められるのではないでしょうか。

執筆:編集部A

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