「円の信用落ち円安、物価高…国が破綻」自民・小野寺氏、消費減税に慎重 国債発行論牽制

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産経新聞によると…

「円の信用落ち円安、物価高…国が破綻」自民・小野寺氏、消費減税に慎重 国債発行論牽制

自民党の小野寺五典政調会長は18日のフジテレビ番組で、消費税減税に慎重な考えを重ねて示した。「消費税は単年度ではなく、ずっと続く。仮に減税した場合、代わりの財源を長いものを見つけていかないといけない。借金を国債でやることになると円の信用が落ちてしまう」と語った。

消費税減税分の財源を巡っては、国民民主党やれいわ新選組、自民党内から赤字国債の発行で充てるべきと主張する声が出ている。

(略)

「お金をどんどん借金して出せば出すほど円の信用が落ちる。そうすれば円安になる。円安になれば買ってくる原油や小麦が高くなる。また物価高につながる。これを次々とやれば最終的に国が破綻する」と強調した。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250519-ABLCC3A2TNH3NDI4T5J32EMYWU/

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みんなのコメント

  • 消費税を増税した時から円高になってないので、減税しても変わらないかもよ。
  • 信用が落ちるとしたら、その原因は国債発行でもPBでもなく、 適切な景気対策が取られず30年間続いているデフレ・不況がさらに続くと判断されたとき、 長期の経済停滞により我が国が浮上する力も失ったと判断されたときです。
  • 最近の小野寺には本当にがっかりさせられる
  • ちょっと何を言ってるのかわからないですね
  • 国際発行よりも男女共同参画などを減らすべきというのがSNSで話題になっているのでは?
  • 今までたっぷり国債発行してるやん。 これからも発行するやん。
  • だからね…出生率1.15を維持もしくは下方に推移してるだけで公債1400兆円に対してペイできないと判断されて信用はどうせ落ちる。ワンチャンあるのが減税です。出生率2までいけば日本円は持続。このままならどうせ落ちます。
  • じゃあバラマキの財源はどこから出てるのって話で…
  • あれ?こういう時は得意の有識者呼んで検討委員会やらないんだ、変なの
  • 物価高の要因解析できているのであれば、対策も早急に実行して欲しいですね。
  • そもそもが、あなたたちの代表の発言で、円が暴落してデフォルトになる可能性だってあるんですよ。消費減税がどうとか言ってる場合じゃないんですよ!大丈夫ですか?
  • 今年度の予算でも国債発行して予算組んでるのに自分達がよくて他党の政策だとダメとか説得力ないんだよね。 確かに1年度で急激に発行額増やすのには限界があるだろうけど、消費減税や基礎控除引き上げレベルの発行額では何の問題もないでしょ。 それなら今年度の予算で発行した額でも問題になるしね
  • そりゃ税っていう調整弁をいっこうに変えないで円相場や日経平均が動いてりゃいつか破綻するわ。 なんのために調整弁だよ。 コイツら誰に何を言われたらこういう思考になるんだ?
  • 今までの消費税の用途を明確にして欲しい 企業への還付金は輸出に限った事ではありませんので
  • 消費税がないときに、それを理由に円の信用は落ちましたか? 消費税増税で、それを理由に円の信用が上がりましたか?
  • 今さら国債云々持ち出して信用無くなるとかw どの口が言ってんだよ
  • これまで円安誘導してきておいて何をぬかすか!
  • ついこの間まで200円台に乗りそうな円安だったじゃん。 その影響で数値が跳ね上がっただけの見せかけ株価で狂喜乱舞してたじゃん。 あんたらが円安どうこう言うのは筋が通ってねえよ。
  • 経済成長止まるほうが信用落ちるだろ
  • 円の信用が落ちて円安なら何で1月から10円円高になってるんです……?
  • 円安? 輸出企業and訪日外国人の為に日本政府は円安に誘導してきたのは政府 岸田以降円安誘導
  • 小野寺も天動説を信じる側としか言いようがない。
  • 海外にバラ巻く時には「財源論」など一切無い。
  • 愚かにもほどがある。日本は資源も食料も足りないのだから外から買うのは変わらない。ただ、そのお金を国民から絞ってどうする。消費者物価指数は上がっているけど、景況感指数がずっと横ばいなのはコストプッシュインフレだからであって、今も何とか持ちこたえているのは企業の内部留保と国民の貯蓄じゃないか。だがこのままだといずれスタグフレーションに陥って本当に手遅れになるぞ。
  • 総理大臣と幹事長、政調会長が 経済に疎いので深刻ですね。 この政権は一刻も早く潰れるべきです。
  • 日本人有権者が納めた税金を海外にバラ撒いている自公政権が一番悪い。

japannewsnavi編集部Aの見解

「国が破綻する」という言葉が示す過剰な危機感に違和感

小野寺五典政調会長が「円の信用が落ちて国が破綻する」とまで述べた今回の発言には、正直なところ、私は強い違和感を覚えました。確かに財政規律や通貨の信認は重要な要素です。けれども、国民が今まさに直面している物価高や生活苦に対して、「減税は危険だ、国が破綻する」と警告だけで応じる姿勢には、やや思考停止の印象を受けました。

「消費税は恒常的なものだから、減税は現実的でない」と言われると、それは一見もっともに聞こえます。ただ、その前に政治がやるべきことがあるのではないかと私は考えます。例えば、予算の組み替えや無駄の見直し、高所得層への税制見直し、歳出改革など、あらゆる選択肢を丁寧に検討した上で、ようやく「減税の是非」という議論に移るべきではないでしょうか。

それを飛び越えて「円の信用が落ちる」「破綻する」などと語るのは、あまりにも一面的です。言葉の強さで議論を封じるような姿勢は、政治家として誠実さに欠けるのではないかと感じました。

国債=悪という単純な構図に逃げていないか

小野寺氏は、「赤字国債を発行すれば円の信用が落ち、円安と物価高につながる」という論理を繰り返しています。しかしこの理屈は、財政政策と為替の因果関係をあまりに単純化して捉えているとしか思えません。

現実には、日本は世界的に見ても信用力の高い国債を発行しており、利回りも長年にわたって低位にとどまっています。日本円自体も依然として「安全資産」として国際的に評価されている通貨です。それを「国債=信用失墜」「信用失墜=即円安・物価高・国の破綻」と決めつけるのは、国民の冷静な判断を妨げかねない危うい主張ではないでしょうか。

もちろん、無制限な財政出動には歯止めが必要です。しかし、少なくとも今の物価高に苦しむ国民の状況に目を向ければ、一定の期間に限った減税措置は、「財政の責任」と「国民生活の支援」を両立するための現実的な手段のひとつだと考えられます。それを問答無用で「危険だ」と断じてしまうのは、政策議論を放棄したに等しいように思えます。

政治家がやるべきことは、リスクを語ることではなく、そのリスクをどう管理するかの道筋を示すことです。

増税や節約ばかりでは国民の疲弊は止まらない

現在の日本社会は、物価高と実質賃金の低下という二重苦に直面しています。にもかかわらず、「減税は無理だ」「国債は打てない」「予算は減らせない」と、三重に門を閉ざすのであれば、もはや国民はどうすればいいのでしょうか。

「円安が物価高の原因」というのは事実の一側面にすぎません。賃金が上がらない構造、消費税が逆進的である現実、社会保険料の負担が増えている状況、こうした国内の経済構造そのものが国民生活を圧迫しているのです。そこにメスを入れず、ただ「これ以上借金はできない」と語るだけでは、政治の責任を果たしているとは言えません。

私が懸念するのは、こうした「財政ファースト」の考え方が行き過ぎることで、国民の生活が二の次にされてしまうことです。税金はそもそも国民のために使われるべきものであり、国民が苦しんでいる今こそ、それを再分配する役割が問われているはずです。

その意味で、減税を含めた議論を否定せず、あらゆる手段を可能性として検討する姿勢こそが、今の政治に必要だと私は思います。小野寺氏の発言からは、そのような柔軟性や国民への目線が、残念ながら感じられませんでした。

消費税というキーワードが争点となる中で、国民が何を最も必要としているのか。それを丁寧に見つめなおし、恐怖ではなく希望を語れる政治であってほしいと、心から願っています。

執筆:編集部A

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