【警察庁が外免切替の見直し検討】中国人取得者の増加で問題視 マルバツ10問・ホテル住所OKの緩さに批判の声も

Spread the love

TBS NEWS DIG Powered by JNNによると…

警察庁が「外免切替」の制度見直し 住所確認など厳格化検討

外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替える「外免切替」について、住所確認などの厳格化に向けて警察庁が制度の見直しを検討していることがわかりました。

「外免切替」は、外国で取得した運転免許証を所持していれば、試験の一部が免除されて日本の運転免許証に切り替えることができる制度です。

外免切替をめぐっては、外国人が簡単に日本の免許を取得できると国会で問題視され、坂井国家公安委員長が今年3月の国会で「学科試験は私が見ても簡易、安易」と述べていました。また、日本に住民票のない外国人でもホテルの住所で免許が取得できることも問題となっています。

こうしたなか、警察庁は外免切替の手続きについて、海外に転出している日本人や外交官などを例外としたうえで、住民票の写しを原則として住所確認を厳格化する方針を検討していることがわかりました。また、現状は10問のマルバツ問題で知識確認が行われていますが、問題数を増加することなども検討しているということです。

[全文は引用元へ…]

要約

外国の免許を日本の免許に切り替える「外免切替」制度の見直しを警察庁が検討中
・「外免切替」は一部の試験が免除され、日本の免許を取得できる制度
学科試験はマルバツ10問のみで「簡易すぎる」と国会で問題視されていた
・日本に住民票がない外国人でもホテルの住所で免許取得可能な点も課題に
・警察庁は、外交官や転出中の日本人を除き、住民票の提出を原則とする方向で調整
・試験の問題数の増加など、知識確認の厳格化も検討されている
・2023年の外免切替による取得者は6万人超で、10年で約2倍に増加
・うち中国で免許を取得して外免切替をした人は1万1247人(全体の約2割)
中国はジュネーブ条約未加盟のため、日本で外免切替を行う中国人が多い
・坂井国家公安委員長は、現在海外制度を調査中であり、検討を進めると表明

以下,Xより

【TBS NEWS DIG Powered by JNNさんの投稿】

引用元 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1923613

最新記事

みんなのコメント

  • 試験内容を厳しくしないと意味がない
  • 外免切り替え 長い間放置しておいて 問題が起きてから 検討って 遅すぎる
  • 日本語検定一級は、日本の道路走るためには必須!
  • 今さら感あるけど。 住所(住民票確認)、試験内容、過去の切替者の見直し。これ、セットなのでは?
  • 住所だけでなく、試験の難易度や日本語のテストなども求めるべきです
  • 遅い!! 遅すぎる!!
  • 見直し期間は免許発行の即時停止をすればいいんです 明日からでもできますよ
  • まず、停止しないか?
  • ジュネーブ条約非加盟国は教習所に行って試験を受けさせるべき 住所確認とか問題数を増やすとかそういうレベルで十分な対策にならない
  • 本当に正してくれるかな。 第1段階…検討する 第2段階…検討を加速させる 第3段階…さらに加速させる とか、 ウニャウニャするだけで この話が終わらない事を 切に願います
  • 外免切り替えからの国際免許の発行が問題。ジュネーブ条約を批准していない国の免許は切り替え不許可にすべき。
  • これまでに外国人の運転で事故を起こされた人に賠償するべきなのでは。 国が起こしたようなもの(・ω・`)
  • ありがとうございます
  • 既にホテル住所で切り替えた免許は無効化 いきなり無効が難しいなら、少なくとも更新不可、新たに再取得からにして下さい
  • 遅いけどやっとか
  • 遅すぎ甘すぎ。。今までに発行したものも期限切り上げで無効にするべき
  • 試験も難しくしないと意味がない
  • 本来なら施行される前に大丈夫か見直すんじゃ? 今まで取得したのも剥奪で
  • 切替禁止して普通の免許試験のみにすべき

japannewsnavi編集部Bの見解

「外免切替」の抜け穴にようやくメス 制度の放置が招いた危機感

警察庁がついに、外国免許から日本の免許へ切り替える「外免切替」制度の見直しに着手する方針を示しました。背景には、外国人による交通違反や事故の増加に加え、「誰でも簡単に日本の免許を取れる制度」として長年放置されてきた現状への批判があります。

私が注目したのは、制度そのものよりも、それを長年見過ごしてきた国の姿勢です。外免切替は、特定の国の免許を持っていれば、極めて簡易な〇×形式の学科試験(10問中7問正解)だけで日本の運転免許が取得できる仕組み。しかも、住所要件についても、ホテルなど一時的な滞在先で通ってしまうケースがあり、「実態のない申請者に日本の免許を与えている」との指摘が相次いでいました。

こうした問題に対して、これまで何の対応も取らず、国民の命を危険にさらしてきたことに対し、強い憤りを感じます。

現住所がホテル、試験は小学生レベル…制度の杜撰さ

実際に今回報道された内容を見ると、外免切替の筆記試験の出題例には「赤信号で進んでいいか」「横断歩道に人がいたら進んでいいか」といった、交通法規の基本中の基本レベルの問題ばかり。この程度で合格できてしまうのなら、まったく日本の道路事情やマナーを知らなくても、日本の免許を持つ外国人ドライバーが量産されるのも当然の帰結です。

しかも、更新の通知がホテルに届くことになるとすれば、その後連絡がつかず失効状態になる外国人も相当数にのぼるのではないでしょうか。「免許証の実態が管理されていない」ことは、国の信用問題にも直結します。

すでに「外免切替ツアー」なるものまで存在しているとされ、制度が観光目的の一環にまでなっているという話もあるようです。そうした安易な利用が広がれば、結果的に日本人の命を守るべき交通行政が、逆に事故や違反の温床を生む元凶と化してしまうのです。

なぜ、問題が起きるまで放置されていたのか

私が最も疑問に思うのは、これほどの制度的な欠陥が明白でありながら、なぜここまで長い間放置されてきたのかということです。制度設計の緩さは早い段階で指摘されていたにも関わらず、ようやく問題視され、ようやく「調査に入った」と発表する政府の対応はあまりに遅すぎます。

日本の道路は、多くのドライバーが安全意識を持って利用しています。その中に「試験もほとんど受けず、住所も一時的なホテルのまま」の運転者が混じっているとなれば、不安を抱くのは当然です。しかも、近年は外国人ドライバーによる重大事故の報道も増えており、制度の“抜け道”を放置した責任は重いと感じます。

本来、交通制度とは「公平性」「実効性」「安全性」の3つが前提です。それがどれも揃っていない「外免切替制度」は、今すぐにでも見直し、再設計すべき段階に来ています。

今回の警察庁の動きが、単なる“ポーズ”で終わるのではなく、法改正も含めた抜本的な制度改善につながることを強く求めたいと思います。

執筆:編集部B

コメント

コメントする

CAPTCHA


  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る
  • 主要
  • SNS
  • スポーツ
  • 動物
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 特集
  • 経済
  • 芸能
別サイトの記事も見る