橋下徹「米の値段がなかなか下がらなければ、輸入したら良いじゃないですか?…何でそんなシンプルなことが分からないんですか?」

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以下,Xより

日曜報道THE PRIMEさんの投稿】

一華さんの投稿】

ソントンさんの投稿】

お米の値段が下がらなければ輸入すればいい。 輸入米で困る農家さんには別途対策をすればいい。 こんな単純な思考に至るのが、橋下徹氏。 それくらい誰でも分かっている。日本の国民の皆様は日本の農家の方々が丹精込めて作られた美味しいお米が食べたいだけなのである。 橋下徹氏はやはり他人の気持ちなど慮ることなど出来ない、ただのろくでなしとしか言いようがない。

DDTさんの投稿】

引用元 https://x.com/THEPRIME_CX/status/1923868446149968356

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みんなのコメント

  • 民意が分からない方
  • この人食料安全保障っていう事知らないのかな❓米は日本人の主食。100%自給して当たり前の食品。全ての日本人に日本産の美味しいご飯を食べさせられる様にするのが政府の役目。
  • 橋下家ベトナム米でヨロシク
  • 日本の農家さんが安心して農業に従事できるようになるような環境作り。そして日本の米は日本人が食べる!当たり前のことです。 なぜあえて日本人に届かないようにして、日本人が海外産のお米を食べないといけないのでしょうか? 回りくどいのでもっとシンプルにして下さい。 利権はこれ以上いりません。
  • 輸入米の25%がカドミウムとヒ素が…… 痛い痛いになっちゃうよ
  • 備蓄米放出で値段が下がらないのは政府が入札で放出した段階で数百億の利益をあげて5キロあたり2000円で卸してるから なんでそんなシンプルな事が分からないんですか? 政府が備蓄米で儲けてどうするんですか?!
  • え?米はあるけど周ってないよって話では? なぜそこからある所から買えばになるのか分からない! やっぱ動かしてる人がズレてるから国傾いちゃう!
  • 国内の生産量を増やすって言わない辺りお察し
  • 昔のコメ不足の時輸入したタイ米がどうなったか忘れたの!?
  • この思考回路で弁護士が出来ていた世界線ですね…
  • >農家さんが困るんだったらそれは別でしっかり政策を???「特に【別の政策】など要らんよ。国中の農家が生産した米を、JAも農水省も介さず国が直接十分な額で買い取りゃ解決だ。間に余計な物を挟むから無駄な手間賃が乗る😑」まァ、民間は民間で既に大分動いてるから、今更手遅れ臭ェがな😊
  • 歳とると、こうなっちゃうのかなー
  • ロジックが違い過ぎて…( ゚д゚)
  • 農家さんや無くJAに言わないと…生産者さんは真面目に作ってるだけやと思うんやけど
  • 車といっしょ そんな簡単な話じゃない
  • 能登よりカジノを優先するだけはあるな
  • シンプルに国内向けと輸出米に出す補助金同等にして輸出米も国内米が不足した時日本で売れる制度にしたら何の問題もないと思う なんでそんなシンプルな事がわからないんですか
  • だから中抜が多いから 高額に成る 良く聞けよ 5K辺り農家からの買い入れ価格は 1780円 橋下よこれを 何とか読む
  • 備蓄米が農協を通らず、滞りなく市場に出るようにすれば良いだけです

japannewsnavi編集部Aの見解

輸入で米価を下げるという発想に対する違和感

橋下徹氏の「米の値段が下がらないなら輸入したら良い」という発言を見て、私は正直言って強い違和感を覚えました。理屈としては一見シンプルに見えるかもしれません。しかし、現実の農業、そして日本の農政の歴史を少しでも知っていれば、そんな簡単な話ではないことは誰でも分かるはずです。

米という作物は、単なる「商品」ではありません。それは日本の文化や暮らし、ひいては国の安全保障にまで関わる存在です。もし価格が高いからという理由で、安易に輸入米を増やせば、確かに短期的には消費者にとってはメリットがあるように映るかもしれません。しかし、それによって国内の米農家が打撃を受ければ、どうなるでしょうか。生産者が減り、担い手がいなくなれば、日本は食料を他国に依存せざるを得ない状況になります。これはまさに「食料安全保障」の問題です。

また、農業というのは単なる経済活動ではなく、地域を支える重要な産業です。とくに過疎化が進む地方において、米農家が地域経済や雇用の柱になっているケースも少なくありません。米の価格が下がることで農業の採算が合わなくなれば、その地域は一気に衰退してしまう可能性すらあります。

「農家が困るなら、別の政策で支援すれば良い」とも橋下氏は言っていますが、それが簡単にできるなら、今まで苦労して農政を調整してきた人たちの努力は何だったのかという話になります。輸入の自由化と農家への補助は、決して両立しやすいものではありません。補助金で全ての農家を守れるほど、財源に余裕がある国ではないのです。

過去の政策と現実的な課題

橋下氏のように、経済合理性だけで政策を語るのは、ある意味で理想論に近いと私は感じます。実際に日本では過去にも、輸入の自由化と農業政策のバランスを巡って何度も議論が行われてきました。とくに「ウルグアイ・ラウンド」や「TPP」などの自由貿易交渉の中で、農産物の市場開放と国内農業の保護をどう両立させるかという問題は、何十年も議論され続けているテーマです。

輸入を拡大して価格を下げれば、当然ながら国産米の競争力は低下します。そしてそれを補うためには農業者への直接的な支援が必要になりますが、その制度設計には時間と手間がかかります。しかも、財政面の制約もあるなかで、それが実現できるかどうかは簡単に言える話ではありません。

加えて、農業という産業は長期的な視点が必要です。一年や二年の支援で済むわけではなく、持続的に支えていかなければ担い手が消えてしまいます。そのような背景があるにも関わらず、「輸入すれば解決」と言い切るのは、あまりにも現場を知らなすぎる意見だと感じました。

アドセンスでよく注目される「食料自給率」というキーワードがありますが、それはまさにこの問題と深く関係しています。日本の自給率は年々下がっており、今では40%を下回る水準になっています。そんな中で米という日本人の主食の生産を軽視すれば、将来的に食の選択肢すら自国で持てなくなる恐れも出てきます。

日本農業の本質と国民の責任

橋下氏の発言には「安ければそれで良い」というような消費者目線が強く感じられます。しかし、日本の農業の課題は、消費者の意識の低さにも一因があると思います。私たち国民一人ひとりが、価格だけで判断して国産を避け、輸入品ばかりを選ぶようになれば、国産農業は立ち行かなくなります。それは農家の責任ではなく、私たち消費者の選択の結果でもあるのです。

米農家の現状を見れば、利益を求めて大規模化しているわけではなく、むしろ「食を守る」という使命感で農業を続けている人も多くいます。そうした方々の努力を、単純に「高いから輸入で」と片付けてしまうのはあまりに失礼ではないでしょうか。

また、農業には多面的機能があります。自然環境を守り、田畑の景観を維持し、水資源の循環を支える役割も果たしています。そうした公共性の高い産業を、単なる市場原理で語るのは間違っていると私は思います。価格だけを見て判断するなら、国が守るべきものなど何もなくなってしまうでしょう。

一時的に米価が高騰するのは、天候不順や燃料高騰、輸送コストの増加などさまざまな要因が絡んでいるからです。それを「輸入すればいい」と一刀両断にするのではなく、どうやって国内生産を維持しながら安定供給を図っていくかという視点が、本来の政策論ではないでしょうか。

橋下氏は常に物事をシンプルに語ることで注目を集めてきましたが、今回の発言についてはあまりにも現実との乖離が大きく、国民の理解や支持は得られにくいと感じました。農業に限らず、持続可能性や国益という視点を持った発言が、もっと求められているのではないかと思います。

執筆:編集部A

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