【無謀登山】相次ぐ富士山閉山中の事故に警鐘 「自己責任だ」麓の自治体で救助有料化案が浮上

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FNNプライムオンラインによると…

【無謀登山】相次ぐ富士山閉山中の事故に警鐘 「自己責任だ」麓の自治体で救助有料化案が浮上

閉山された富士山で相次ぐ遭難。
ついに救助有料案が浮上しました。

(略)

現在、富士山は閉山中。

(略)

オフシーズンの登山はあくまで自己責任が原則。
にもかかわらず、万全な準備をしない登山者たちが相次いで事故を起こしているというのです。

(略)

閉山の時期に遭難が相次ぐ中、富士山のふもとの自治体では救助有料化案が浮上しています。

静岡・富士宮市 須藤秀忠市長(9日):
(救助は)遭難者負担にすべきではないかと思う。自己責任だと。

静岡県 鈴木康友知事(13日):
救助はしなければならないと思うが、その際の費用は議論の余地はあるかと思う。

一方、山梨県の富士吉田市の堀内茂市長は、「燃料費などを含めて60万から80万円かかるというケースも多々ある。これらの費用も全て県民の税金から賄われる」と話しました。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

ライブドアニュースさんの投稿】

引用元 https://www.fnn.jp/articles/-/873064

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みんなのコメント

  • 1億円ぐらい徴取してもいいと思う
  • 閉山されてる時なら有料で良いと思う。 自業自得でしょ?
  • 警察消防が救助費用を請求するのはアリだけど、払えないからといって見捨てられないんだよね。危険だから行けないという裁量はあるけどね。 それに悪質な登山者や帰国する外国人は払わないで逃げる可能性もある。 でも五合目から上は保険を義務化するとかはあるとは思う。入らないと罰則あり。
  • 閉山時は救助なし、開山時は自己負担でいいのでは?
  • 「救助が必要だった」 って判断できる内容なら請求せず 「救助が必要では無かった」 「明らかに不必要な要請だった」 なら全額請求して、 外国人ならば国外出国もさせない措置が必要でしょう。 前に 「山頂から降りるのが面倒だから救助を呼んだ」 とか居たよなぁ…
  • 登ることを事前に届け出して、許可でた人にのみ救助対応すれば良いと思う
  • エベレストのように時期で 金額決めればいいと思います 閉山時期は200万円 ハイシーズンは100万円とか
  • 閉山中は完全に個人負担で
  • 閉山中に行ったやつと外国人旅行客は有償でいいと思う
  • 閉山中に勝手に入って遭難した奴は山開きしてから回収で
  • 通常の100倍を取るべきだろう。
  • むしろ今まで有料でなかったことがおかしい。
  • 何故今まで 有料じゃなかったんですかね? そもそも登山なんて 趣味でしょ? 完全に自己責任だと 思うんだけど?
  • 準備せずに登る気失せるくらい高くていい
  • 普段は費用の100%にして閉山中は費用の150%に設定しよう!! まずは1万円から〜とかじゃなくて完全有料化でいいと思う
  • 登山を軽視して軽装でやってくるような奴に対して救助する事態になった場合は費用負担させるのでよいと思うなあ。費用負担させますってなれば、登山する人も少しは学んで備えれば事故抑止になると思うし。
  • 入山料に保険料として含んでおくのがいいかもね
  • 少なくとも、登山届けなしなら実費の10倍でいいかと

japannewsnavi編集部Aの見解

救助の「無料」が前提でいいのか、真剣に考えるときが来た

最近、閉山中の富士山で登山者の遭難が相次ぎ、救助活動が繰り返されているという報道に触れ、私は強い危機感を覚えました。特に、外国人登山客による無謀な登山が問題となり、再三の注意にもかかわらず、山頂を目指し遭難し、救助ヘリが出動する例が続いている現状は、単なる観光問題では済まされないと感じています。

今回、静岡県内の自治体が「登山救助費用を有料化すべき」と提言したことは、非常に現実的で真っ当な議論だと私は思います。

そもそも、登山とは自然を相手にした活動であり、気候や地形、季節によって危険度が大きく変わることは誰もが知っているはずです。ましてや富士山のように、標高も高く、春や冬には氷点下30度を下回るような厳しい環境となる山に対して、無装備・無計画で挑むこと自体が信じがたい行為です。

「自己責任」という言葉は、今ではよく聞かれるようになりましたが、こと登山においてはまさにそれが基本です。自らの判断で危険な行動をとり、結果として税金によって救助が行われる。それが繰り返されるなら、負担は真面目に生活する多くの国民にのしかかってくることになります。

私は、これ以上無責任な行動を容認することは、国の公平性や公共の信頼を損ねると感じています。

救助隊員の命を守ることも、私たちの責任である

今回の報道でとくに印象に残ったのは、救助にあたる隊員たちが「自分の命を守るのが精いっぱい」だという言葉でした。35年以上にわたり山岳救助を行ってきた専門家が、「富士山の春や冬は極めて危険であり、強風やアイスバーンなどで隊員も滑落の恐れがある」と話していたのです。

つまり、無謀な登山を行う者を助けるために、訓練を受けた隊員が命の危険を冒しているという現実があるのです。この点を多くの登山者が理解しているとは思えません。中には、救助された直後に再び山に登ろうとする人までおり、その理由が「携帯電話を取りに行きたいから」というものであったことには、あきれるばかりでした。

登山救助費用の一部でも本人が負担する制度があれば、「軽い気持ちで登る」という意識に対して、少しは抑止力が働くのではないかと私は思います。それは「罰金」ではなく、「責任を持つ」という意識を促す手段です。

また、救助の有料化はすべてを自己負担にするという意味ではありません。実際に有料化を進めている国や地域でも、命にかかわる事態には公的な支援が入る一方で、保険加入の促進や手続きの明確化によって、救助活動そのものの質も向上している例があります。

登山者が責任を持って準備をし、救助される側も「誰かの支えによって命が守られている」という自覚を持つ社会こそ、本来あるべき姿だと私は考えています。

登山の自由と公共の負担、その線引きを求めて

登山は本来、自己完結型のレジャーです。自然と向き合い、自己と対話する時間でもある。だからこそ、どこに登ろうと自由であるべきだという声があることも理解できます。しかし、自由とは常に責任とセットで語られなければならないと私は思います。

今回のように、閉山中の登山道に強引に入り込み、止められても登り続ける人々の姿を見ると、「規律」や「公共性」よりも、「個人の欲望」が優先されてしまっているように感じてしまいます。これは登山だけの話ではなく、観光全体にも言える現象かもしれません。

登山救助費用の有料化を議論することは、日本の自然観光のあり方そのものを問い直すきっかけになるとも感じます。日本の自然は美しい。しかし、それは誰かが維持し、守っているからこそ成り立っているのです。

観光立国を掲げる以上、外国人を含めたすべての登山者に対して、「ルールを守ること」「備えること」「責任を持つこと」を徹底して共有する仕組みが必要です。その一つとして、登山救助費用の有料化は現実的で効果的な対策だと私は評価します。

今後は、富士山だけでなく全国の山岳地でも同様のルール整備が進められることを期待しています。そして一人ひとりが、「登る前に考える」意識を持てるような社会になることを、心から願っています。

執筆:編集部A

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