【エベレスト入山料】最高220万円に値上げ…登山者増加対策、排せつ物の持ち帰り義務化や技量調査

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読売新聞によると…

エベレスト入山料を最高220万円に値上げ…登山者増加対策、排せつ物の持ち帰り義務化や技量調査

ネパール政府が、世界最高峰エベレスト(標高8848.86メートル)の登頂を目指す外国人向けの入山料を9月から大幅に値上げする。登山者の増加に伴い環境汚染や救助作業が増え、登山道の整備や維持管理が急務となっているためだ。

富士山は1人4000円

入山料は現行から36%増える。改定は2015年1月以来、約10年ぶりとなる。

 料金は、登山者を分散させる目的で季節ごとに異なっており、新たな入山料は、ピークシーズンの3~5月が1人あたり1万5000ドル(約220万円)、9~11月はその半額、これ以外の時期はさらに半額となる。

 富士山で今季から徴収される入山料(1人4000円)と比べても格段に高い。

 エベレストをはじめとする山々に登る人からネパール政府が徴収する入山料は、貴重な観光収入源だ。今回の増額は、インフラ整備や環境保全、救助などに充てる費用を確保する狙いがある。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

Keepさんの投稿】

富士山の入山料4000円は「安過ぎる」のでは?日本も外国人登山者が増加していますし、その方達の(ルールやマナーの無い行為による)環境汚染や救助作業、登山道の整備や維持管理の為というなら日本の山も同様です。今後、数年で段階を踏んでもっと高くしていくなど考慮した方がいいと思います。日本に来られる外国人の方は比較的裕福だと思われますのでそれでも問題はないと思います。

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/world/20250514-OYT1T50189/

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みんなのコメント

  • 富士山もそうしたらいいのに
  • 地球の資産を守るためなら必要なことだと思います。
  • 富士山も100万くらい取ろうぜ
  • 真面目にやってる人が損する案件。 真面目にやってる人は、環境汚染や申請無しで登山したりしません。その人まで割を食うのはおかしい。 環境汚染や救助作業が増えたから値上げ。
  • 山に興味も無く、ただの自己顕示欲、承認欲求を満たすために大金をかけ8848メートルに挑む。ある意味尊敬する。
  • 日本の山もそうするべきですね
  • 値上げは環境保護とか理由があっても、地元住民の負担や登山者の減少も心配。格差拡大の懸念もあるよね。
  • 今のエベレスト登山はただの娯楽だし いくら高くなっても続けたい人は絶対続ける 日本のタバコ料金みたいなもんでしょ
  • 富士山の入山料は日本人は3万円、外国人は30万円くらいで良いんじゃないかな
  • 値上げされたら「お釣りはチョモランマで!」って冗談言いたくなるレベル。登山が高級趣味に!?
  • 日本も見習うべき。 もう「おもてなし」は止めようや。 クソ外人共の徹底排除を
  • 富士山も続け‼️

japannewsnavi編集部Aの見解

入山料220万円の意味を考えるべき時代に

エベレストの入山料が最高で約220万円にまで引き上げられるというニュースを目にし、私はただ驚くだけではなく、その背景にある事情を深く考えさせられました。一見すると、「たかが山に登るのに200万円超?」と思ってしまいそうになりますが、今のエベレストは、単なる登山の対象ではなくなっているのだと実感します。

ネパール政府が今回の値上げに踏み切った背景には、登山者の急増、環境汚染、そして安全確保のコスト上昇といった複合的な問題があるとのことでした。登山者の排せつ物が雪解け水を汚染し、使用済みの酸素ボンベや生活ごみが山に放置され、登山道の整備や救助活動も追いつかない──そんな状況で、値上げは避けられない判断だったのでしょう。

私はこれを「金儲け」として受け止めるのではなく、むしろエベレストという世界の至宝を守るための当然の措置だと感じました。むしろ、これまでの金額設定が安すぎたのではないかとさえ思えます。高額な入山料は、簡単に言えば「覚悟を持って登ってくれ」というネパール政府からのメッセージなのだと思います。

大衆化した登山が生むリスクと責任

高性能な登山装備の普及や、登山道の整備、通信環境の向上などにより、近年では一般人でもエベレストに挑戦できるようになったと言われています。ベースキャンプには太陽光発電が整備され、テントの中ではテレビ電話で家族と話すこともできるという話には驚かされました。まさに、かつての過酷な冒険の象徴だったエベレストが、観光地化しつつあるという印象です。

けれども、それによって失われているものも多いと感じます。安全対策が整っているからといって、体力も技術も不十分な人が安易に挑戦することで、登山者自身の命だけでなく、シェルパや救助隊員の命までも危険に晒されるのです。実際、「筋肉痛だから助けてほしい」といった理由でヘリ救助を要請するケースもあると聞いて、言葉を失いました。

登山は本来、自然と向き合う厳粛な行為であるべきです。気候や標高、体調、判断力すべてが試される世界であり、誰でも気軽に手を出していいものではないと私は考えます。過去には、登山者同士の渋滞によって山頂直下で立ち往生し、命を落とす事故も発生しており、これはもはや登山というより「山岳型災害」に近い側面すらあります。

高額な入山料は、それ自体が“敷居”の役割を果たすという意味でも、ある種のフィルターになるのではないでしょうか。自然環境保護の観点からも、エベレストの持続可能性を考えるならば、誰にでも門戸を開きすぎることが逆効果になることもあると思います。

人間と自然が共存するには「制限」が必要

ネパール政府は、今回の入山料値上げに加えて、「排せつ物の持ち帰り義務」や「単独登山の禁止」などの新たなルールも導入する方針です。これについても、私は極めて妥当な判断だと思います。自然を冒涜せず、他者の命を危険にさらさず、自分の責任で登る──当たり前のようでいて、それが守られていない現状があるからこその措置です。

登山は本来、自由の象徴でもありました。しかし、あらゆる自由には責任が伴います。その責任が果たせない登山者が増えてしまえば、結果的に「自由」そのものが失われてしまうのです。だからこそ、ある程度のルールや制限を設け、全体の安全と自然保護を両立させる方向にシフトするのは当然の流れでしょう。

特に「自然環境保護」は、観光と両立させることが難しい課題のひとつです。人気が出れば出るほど、その場の風景や生態系が失われていくというジレンマに対して、入山料の徴収や制限措置というのは、今できる現実的な解決策のひとつなのだと思います。

富士山でも4000円の入山料徴収が始まったばかりですが、同じく環境負荷と安全管理の両立が課題となっています。名所や聖地として守るべき山を、どのように観光と調和させていくか。これは日本でも他人事ではないと強く感じました。

エベレストの入山料値上げは、単なる価格改定ではなく、人間と自然との関係をどう再構築するかという問いを突きつけているのだと思います。私は、これを単なる「高すぎる」ではなく、「責任の重さを表した金額」として受け止めたいと思います。

執筆:編集部A

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