【JA全中会長】コメ価格「決して高いとは思っていない」

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時事通信によると…

コメ価格「決して高くない」 政府備蓄米の効果と評価 JA全中会長

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は13日の定例記者会見で、現状のコメの価格について「決して高いとは思っていない」との認識を示した。

(略)

 山野会長は、コメの価格は「長年にわたり、生産コストをまかなえていないような極めて低い水準だった」と指摘。消費者、生産者の双方が納得できる価格でコメを安定的に供給していくことが重要とした。 

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/5becd7a0ff0a94907b23e6355ed43e7ab0a9b56c

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みんなのコメント

  • ジワジワを外堀埋めるこの辺の連中には本当に腹がたつ。 別に去年の価格とまでは言わないが倍以上は明らかにやり過ぎ。それに最近、やたらと店頭にコメが山積みにされている光景を見るけど、昨年のものなのに、何で今頃沸いてくるのか。メディアには徹底的に調査して欲しい。 このままだと輸入が増えて、多くの外食産業はそちらに流れて益々国産米が売れなくなる。
  • つまり農協としては適正価格だから下げるつもりはない、ということで、備蓄米があっても米の価格が下がらない訳です、コレが本音でしょう。 農協がこれでは石破さんが何を言っても下がりませんね。 倍に値上げして農家さんは潤いましたか? 誰の懐が潤いましたか? 農協は解体して日本の農政を改革しないと、一次産業の担い手は減り、国産品は日本人には買いにくくなり、自給率も下がるばかり。 最後は不動産も外国資本に買われて、そのうち日本は外国人に乗っ取られるのかな。
  • 米の値段は高くない‥そうかもしれませんが、生産者が手に入れた報酬は昨年秋の相場が基準。誰が儲けているのか。一説によると農林中金が投資で多額の損失を出した穴埋めに使われているという噂もあります。正論を言う前に責任ある立場なのだから、急激な価格上昇に対しての対応策をちゃんと示すべきではないのかなと思います。
  • 賃上げやらが浸透してからならまだしも、去年から2倍になったらそりゃ高いとしか言いようがない。 んで生産者にまわるならまだしも、農家からはあまり変わらない値段で卸したという意見が多かったわけで、つまり供給絞って値上げして、その分御社が利益を得ているのでは…?
  • 農家さんの収入が2倍に増えているならまだしも、そのような状況にはなってないですよね。 JA含めた中間業者のみが儲けていると思われる状況に怒りを覚える。 恐らくJAが儲けた金は、献金という形で自民党に還流されていくのだろう。 自民党とJAは官製談合に近い形で動いているのではないか。 選挙を以て、国民は意思を示していかなければならないと思う。
  • 私は神奈川県の農家米生産者です。7年産のJA買取価格が公表されましたが30キロ玄米9,500円です。5キロに換算すると1,583円です。6年産は30キロ7,500円でしたス−パ−などでは4,200円以上で販売しているのですがどこで誰が利益を得ているのか不可解なことばかりです。農家には市販価格の三分の一しか入ってこないのが現実です。
  • 今の価格だと、消費者は外国産米に流れ、外国産米も悪くないということになり、長期的には国産米の需要が減るのではないかと思います。これでは食料安保上も大問題です。 政府、農水省はこれまでの、生産を減らして価格を維持するという政策を改め、生産量を増やして農家の収益を向上させるという施策に転換すべきです。
  • 作っても赤字の農家もいるぐらい採算性は厳しい。不作のせいで継続困難で廃業も過去最高。庶民の苦労とは裏腹に農家は農家でやっていけてない。
  • そこじゃないのよ。 価格は上がっても農家さんは儲かってない。 作りすぎたら輸出すれば良いわけで基本は農家には補助を入れて価格を安くするのが主食を守る国の役目。

japannewsnavi編集部Bの見解

「決して高くない」と言われても、現場は納得していない

JA全中の山野会長が「コメの価格は決して高くない」と語ったことに、私は強い違和感を覚えました。たしかに農家の苦労や、生産コストの上昇、長年にわたる安値圧力を考えれば、値上げが全否定されるものではないでしょう。しかし問題は、「誰の目線で語っているのか」ということです。

現在のスーパーに並ぶ米は、5キロで4,000円前後が当たり前になりつつあります。一部ではそれ以上の価格も見られ、家計に直撃しています。「高い」と感じるかどうかを決めるのは、生産者でも流通業者でもなく、消費者です。つまり、消費者が「高い」と感じた時点で、それは“高い米”なのです。

それにもかかわらず、会見で「高くない」と言い切るのは、あまりにも一方的ではないでしょうか。私たちは現実として、以前よりも明らかに高くなった米の値段を前に、財布の紐を締めざるを得ない状況にあります。買いたくても手が届かない――その現実を見なければ、消費離れはさらに加速していくでしょう。

値段の話の前に「買えない」という現実がある

そもそも、今の米の問題は「高い・安い」以前に、店頭に十分な量が出回っていないという事実も見逃せません。近所のスーパーでは、定番だった銘柄米が品薄になり、仕方なく割高なラインナップしか選べないという事態も起きています。消費者の選択肢が狭まっている中で「価格は高くない」とされても、説得力に欠けます。

しかも、農家にしっかりと利益が行き渡っているならまだしも、実際には中抜き構造がいまだに根強く残っており、「この値段で誰が儲かっているのか」が見えづらいのも問題です。農協などの流通機構が過剰に利益を得ている構造があるのなら、それこそ見直されるべきであり、「農家支援」の名のもとに価格上昇が容認されることには、慎重であるべきです。

「高くない」と言う前に、「その価格は農家にどれだけ還元されているのか」を説明すべきでしょう。本当に農家が報われる価格設定なら、私たち消費者も納得できる部分はあります。しかし、実態がそうでないなら、それは単なる“値上げの正当化”にすぎません。

消費者と農家の溝を埋めるべきは政府の責任

米は日本の主食であり、国民の生活の根幹を支える存在です。その価格が高止まりし、供給も不安定になっている現状は、もはや消費者の“我慢”や“理解”でどうにかなるものではありません。農業政策を所管する政府こそが、流通構造の見直し、補助金の適正配分、そして備蓄米の柔軟な放出といった具体的な対策にもっと踏み込むべきです。

米価が上がれば当然、消費は減ります。消費が減れば、また生産が減り、結果としてさらなる価格上昇という悪循環が生まれます。この流れを断ち切るには、「価格は高くない」と突っぱねるのではなく、消費者と農家双方が納得できる仕組みを再構築する努力こそが求められているのです。

物価高騰の中、毎日の食卓を守ろうとする国民の声に耳を傾けずして、米の安定供給など実現するはずがありません。価格だけを見て安心せず、まずは店頭の現状と消費者の本音を、しっかり見てほしいと思います。

執筆:編集部B

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