夕刊フジによると…

加藤財務相「米国債売却」発言は「中国とグル」と誤解の危険、米国と対中包囲網 高橋洋一
日米の関税交渉をめぐり、加藤勝信財務相が米国債の売却が交渉の手段になるという趣旨の発言をし、のちに取り消した。かつて橋本龍太郎元首相も「米国債の売却」に言及したことがあったが、実際に売却すると何が起きるのだろうか。
加藤氏が大見えを切ったのは2日のテレビ番組だ。「米国債を安易に売らないと発信することが交渉の手段になるか」と問われたのに対し、「交渉のカードになるものは、すべて盤上に置きながら議論するのは当然だ。カードとしてはあると思う」と述べた。
すぐ前言撤回
しかし、加藤氏は4日、イタリア・ミラノでの記者会見で、「米国債の売却を日米交渉の手段とは考えていない」と述べ、前言を撤回した。
なぜ、すぐ撤回したのかといえば、ミラノでは、日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)の財務相・中央銀行総裁会議が開かれたことが背景の一つにある。
この共同声明で、ドナルド・トランプ政権の関税政策を念頭に「保護主義の高まりは経済の分断を招く」と悪影響を懸念している。日中韓、ASEANでは、中国の影響力が強いので、トランプ政権批判に傾きがちだ。その中で「日本が米国債の売却…」というストーリーになると、「日中で結託して米国に対抗する」という誤ったメッセージになってしまう。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【産経ニュースさんの投稿】
加藤財務相「米国債売却」発言は「中国とグル」と誤解の危険、米国と対中包囲網 高橋洋一https://t.co/sHYfmFIxvk
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 10, 2025
4月下旬には、公明党の斉藤代表と自民党の森山幹事長らが相次いで訪中した。森山氏は中国側が投げてきた「パンダ・カード」に対し、パンダの新規貸し出しのお願いをする始末だった。
誤解じゃ無くグルだと思う。
— キューピー珍太郎 (@zjjX6EdS9m77941) May 10, 2025
加藤財務相「米国債売却」発言は「中国とグル」と誤解の危険 高橋洋一 ⇒ 誤解じゃないと思います。
— 減税猫 (@xe46123) May 10, 2025
まじで日本をぶっ壊そうと考えてるの?
— jaki (@jaki1974) May 10, 2025
水面下では乗っ取り完了してるの?
引用元 https://www.sankei.com/article/20250510-VETR5JOYGBPMDCYXO44CZC5LVM/?outputType=theme_weekly-fuji
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みんなのコメント
- 媚中売国議員リストは永久保存だろ
- 「誤解」ではないでしょw
- 口がスベって言ってしまったんだろうけど、中国と話ししてるだろ。米国より、中国へ訪問、献上ばっかりしてるし、中国の特別行政府みたいになってるやん
- グルなんでしょ
- グルでなくともそう思われるような行動ばかりとってるいんだからそう言われても仕方ない。石破や森山を下ろさない限り信用は回復しないよ
- 馬鹿、無能しかいない。パンダとか要らんわ
- 打診をうけて喜んではいと返事した議員個人で飼えば?
- ろくな軍事力も備えず米中間で中立やるなら本当に国が滅ぶ ひと昔前なら更迭ものだったろうが問題化もしないのが今の自民党だよ
- 通貨高なのに関税を下げたから海外に産業が逃げた、それが就職氷河期の原因。 でも就職氷河期とは無縁の生活をしてきたから、自称グローバリストの共産主義者に洗脳され関税フリー信者になって 「関税ヤメロー国債ウルゾー」 とか脊髄反射で言っちゃうんだろうね
- トランプが一方的に仕掛けてきてる訳ですから、手札の少ない日本にとって米債売却は最高の手札になり得る。 中国云々は別次元の話
- アラスカに行けば、はっきりするんじゃね?
- 墓穴を掘ったの?
- 悪手やわ。 トランプの意図を読み間違えるとこうなる。 木を見て森を見ず これで総理総裁を狙うのだから…
- 「誤解」つうか、そうじゃないの? まだ記事本文読んでないけど書いておく。
- 森山氏は中国側が投げてきた「パンダ・カード」に対し、パンダの新規貸し出しのお願いをする始末だった
- 加藤さんほんとセンス無いよね。 個人的には総理の石破よりこの人のほうが拙い人事だと思う。 オールドメディアが作る敵対ムードに溺れてか、日本がやるべき事がわからなくなってるからあんな事を口走る
- いや実際、中国とグルやんね
japannewsnavi編集部Bの見解
米国債「売却」発言が示した日本の立ち位置の危うさ
加藤勝信財務相が、日米の関税交渉をめぐって「米国債の売却も交渉のカードになり得る」と発言したことに対して、私は深い疑念を抱かざるを得ませんでした。結局この発言は数日後に撤回されましたが、軽率にそのような言葉が出たという事実そのものが、現政権の外交感覚の鈍さを如実に示しています。
たしかに外交交渉において「手の内をすべて隠す必要はない」という論調はあります。しかし、ことが米国債となれば話は別です。これは単なる「交渉の道具」ではなく、日米同盟の象徴ともいえる金融の絆を揺るがす発言であり、国際社会に対して不安定なシグナルを送る行為に他なりません。しかも、それが中国の影響力が強く及ぶ国際会議のさなかだったというのは、偶然にしてはあまりに不用意です。
さらに問題なのは、これが「誤解を招く恐れがある」というレベルで片付けられていることです。私からすれば、あれは誤解ではなく「本音が出た」と捉えるべきです。むしろ、こうした軽々しい発言が出てくる背景に、何らかの思想的傾向や、対米関係を軽んじる勢力の存在を疑わざるを得ません。
日本の外交軸がどこにあるのか、国民が問うべき時
仮に、米国債の売却が現実的な政策オプションだとしても、それをあの場でわざわざ口にすることが外交的にどれほどのリスクを伴うか、まともな国家感覚があれば分かるはずです。米国債は、単に「金融商品」として保有しているだけでなく、国際秩序における日本の信頼性そのものを支える存在です。中国のような体制とは異なり、日本は同盟国・友好国との信頼を土台にして国際的な立ち位置を築いてきました。
その日本の財務大臣が、「売却」をちらつかせたという事実は、相手国である米国に対しても、日本国内に対しても重大な誤解、いや不信を生むものです。仮に現場レベルでその意図がなかったとしても、「中国と足並みを揃え始めたのか?」という印象を持たれても仕方ありません。そうした印象操作が生まれたこと自体、政権の脇の甘さ、そして戦略のなさの表れだと思います。
「外交で日本を守る」と言いながら、その実態は米国と距離を取り、中国に曖昧な姿勢を示す──こうした中途半端な外交姿勢が、国民の信頼を削り、敵対勢力に付け入る隙を与えているのではないでしょうか。
「誤解」ではなく、警戒すべきは本音の漏洩
今回の加藤財務相の発言は、単なる失言という次元では片づけられない問題を含んでいます。というのも、こうした発言が出てくる背景には、日本政府の内部に「米国一辺倒ではまずい」「アジアのバランスを取り直すべきだ」といった勢力が少なからず存在している可能性があるからです。これは、慎重な対中政策を求める国民の意識とは真逆の方向です。
米国との関係を損なえば、ただでさえ不安定な東アジアにおける日本の立場はさらに弱まります。にもかかわらず、政府内部から「米国債売却」という極端なメッセージが飛び出すのは、日本の国益を本当に考えているのか疑わしくなります。
さらに言えば、このような発言を軽く口にして、後から「誤解があるといけないので撤回します」というのは、責任の放棄に等しい対応です。国民が望んでいるのは、明確な方向性と信念ある姿勢であって、風向きによって言葉を変えるようなリーダーではありません。
外交とは綱渡りであり、発する言葉一つで国益を左右します。今回の件は、それを軽んじた結果であり、財務相という立場にある人物がそれを理解していないことが非常に残念です。少なくとも私は「誤解を招いた」という表現よりも、「本音が漏れた」と感じています。そして、それこそが一番の危機なのではないかと思っています。
執筆:編集部B



























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