【政府 備蓄米の入札条件を緩和へ】

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朝日新聞によると…

備蓄米の入札条件緩和へ 政府、「買い戻し」見直しで流通拡大図る

 高騰するコメの価格を抑えるため、備蓄米の入札に業者が参加する際の条件を政府が緩和する方向で検討していることが8日、分かった。政府は2月に備蓄米の放出を発表し、4月には追加放出を決めたが、米価の高騰が続いているため、さらなる対応が必要と判断した。

(略)

 政府高官が8日、取材に明らかにした。政府は現在、参加業者を大規模な集荷業者に限ったうえで、備蓄米の入札を行う際、放出したコメを売り渡してから1年以内に買い戻すことを条件にしている。  政府は、1年以内に買い戻す条件を緩める方向で検討している。条件の緩和により幅広い業者の参加を可能にすることで、流通経路を広げて市場への供給を増やし、米価の下落を促す狙いがある。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/2bd2a19867d22990d89b3dca969b1b9cc6ea3343

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みんなのコメント

  • コメの先物取引きやる人間にとってはこの緩和は大歓迎
  • 遅い。 モタモタしてるうちに新米が高価格で出始め、古米がダボ付き、今までとも違った更なる悪影響も出始める
  • 必要なのは条件緩和ではなくちゃんとどこに流れてるか見ることですよ。 どこかで止められてて金額維持してるなら全く意味ないですから。
  • もう入札そのものやめたら?
  • バカすぎるだろ。入札にしたら値段下がるどころかjaや中国人に買い占められて下がるどころかもっとあがるだほうよ
  • 厳しくてもJAが落札して売らずに値を吊り上げ、緩和したら変な転売ヤーが落札してまた値を吊り上げる。ほんとクソだな政府は
  • 国民の食糧安全保障の確保 備蓄米として機能不全になっとるし… てか、農林水産大臣が機能不全やね。 備蓄米は、海外へバラマキするための制度ではありません
  • またコメが無くなるだろう 米は何処へ
  • で入札?(馬鹿なのか?) そもそも備蓄米を国民に届ける為が、何で商売になってる?スーパーをやってる自営や会社が直接国が定めた値段で買えるようにすりゃ直ぐ消費者に届くのに、態々卸屋に入札させて何をしたいんだろ!
  • 何を小手先いつまでやっとる。どうせ絶対米価は下げない下げられないのはさすがの国民ももう分かっとるわ。ほんでこれからどうするん?このままか?米無くなるんか無くすんか?
  • 一回目の入札業者に行政処分すべきだと思う これって目的あってやった公のムーブな訳で好きに金儲けにしていいもんじゃないでしょ
  • いやいや、まずは入札後の備蓄米が何故流通されないか、その理由を確認して直ぐ市場に流すのが最優先でしょう??アホなの??
  • 中抜されないようにふるさと納税みたいに大手通販サイトと政府が組んで直接卸せばいいのではないか?
  • 余計にあかんわ 無駄なことするべきでない
  • 入札で値を吊り上げようとするのがおかしいだろ 米の価格をどう下げて安定させるかという視点がごっそり抜けてる
  • それよりもまず国内産米の輸出無くせ どこぞの馬鹿な大臣が国民は輸入米を食べたいとか 無い事ほざいてたし終わってるな 選挙やっても地盤票で当選するし 日本人はもう詰んでる
  • 違うそこじゃない

japannewsnavi編集部Bの見解

政府が備蓄米の入札条件を緩和へ 米価高騰は収まるのか

政府が米価高騰に対して、ようやく重い腰を上げたようです。8日、備蓄米を市場に供給するための入札条件を緩和する方向で検討に入ったことが報じられました。これまで政府は、入札に参加できる業者を大規模な集荷業者に限定し、しかも「放出後1年以内に買い戻すこと」という制約を設けていました。その条件を緩めることで、より多くの業者が参加できるようにし、市場への供給量を増やすことで米価を抑える狙いだということです。

しかし私はこの「緩和策」には強い疑問を感じています。なぜなら、この施策が今の異常なコメ価格高騰の根本原因を突いていないからです。たしかに形式的には「参加業者を広げる」ことによって流通量を増やす道筋に見えますが、肝心の「誰が備蓄米を握っているのか」「そのコメが実際にどこへ流れているのか」については全く触れられていません。これでは“見せかけの対策”に過ぎず、実際にスーパーの棚に米が並ぶようになるとはとても思えません。

備蓄米は誰のためにあるのか

私たち国民が支払った税金で蓄えられてきた備蓄米は、本来であれば「食料安全保障」のために存在するものです。災害時や不作時など、国民の命綱として確保されているべき米が、今は投機や業界の利権の道具にされていると感じざるを得ません。

現に、「スーパーに米がない」「値段が下がる気配がない」という声が消費者の間で噴出しています。一方で、備蓄米の在庫を抱え込んだまま動かさない大手業者が存在しているとの指摘もあります。今回のような緩和策は、そうした“抱え込み業者”の追及を一切行わずに、むしろその動きを後押ししてしまう可能性さえあります。条件の緩和によって「買っても売らない」「倉庫に寝かせて価格を吊り上げる」業者が得をするような仕組みになってしまっては、政策として完全に失格です。

本来であれば、備蓄米の入札に参加する条件として、「現在の保有在庫をすべて市場に流通させてからでなければ新たな入札は認めない」といったルールが設けられて然るべきです。それこそが、市場に回らないまま“備蓄名目で囲い込まれたコメ”を流動させる唯一の手段ではないでしょうか。

国民生活の痛みに鈍感な政策

米価高騰の裏で、一般家庭では深刻な変化が起きています。食卓からコメが消えていく。米を買うのを諦める――それは“離れ”ではなく“諦め”だと、多くの家庭が声を上げています。特に子育て家庭や年金生活の高齢者世帯にとって、主食である米が手の届かない価格になるというのは、まさに“日常の崩壊”に等しい現象です。

それにもかかわらず、農水省や関係機関の対応は「業者寄り」に見えてなりません。流通経路の“幅”ではなく、“中身”こそ問われるべきです。「誰に売って」「どこに届いて」「誰が手にしているのか」。この点を徹底的に追跡・公開しなければ、国民の不信はますます募るばかりです。

そもそも、今回のような供給不足の問題が起きた時に、迅速に国民にコメを配る体制をなぜ整えていないのか。JAや大手業者が在庫を握って売らないのであれば、それこそ政府が直接流通に乗り出す必要すらあるはずです。国が守るべきは業界の都合ではなく、あくまで国民の食の安定です。

国の食料政策が、いま正念場を迎えています。今後もこのような物価の乱高下が続くことは避けられません。そのたびに「緩和策」「様子見」といった場当たり的な対応では、国民の信頼は確実に失われていくでしょう。私たちが求めているのは、的確で、実効性のある、そして誰のための政策かが明確な施策なのです。

執筆:編集部B

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