「ニセコバブル」崩壊の前兆か、中国系高級リゾートが経営破綻　チャイナマネーに陰り

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産経新聞によると…

北海道ニセコで最大級となるリゾート開発を手掛けた中国系企業が経営破綻した。近年、ニセコエリアは海外資本の流入で地価や人件費の高騰が止まらず、街は様変わりした。ただ、チャイナマネーの大型案件が頓挫し、外国資本がもたらすリスクも表面化。地元では「バブル崩壊の前兆か」との懸念が広がっている。

（略）

今年4月、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた「ラ・プルーム・ニセコリゾート特定目的会社」（東京）が手掛けるコンドミニアム棟。昨年秋から建設がストップした。計画では219の客室と5つのプライベートヴィラを備えた、ニセコ最大級の宿泊施設になる予定だった。関係者によると、工事を請け負った道内の建設会社への支払いが滞り、建設が3割程度進んだところで工事が中断したという。

負債は数十億円の見通し

破産管財人の代理人弁護士によると、ラ・プルームは令和2年12月に設立。中国系企業の日本現地法人が用地を取得し、開発を進めていたが、資金繰りが行き詰まり、計画は頓挫した。負債総額は数十億円に上る見通し。債権者である建設会社が裁判所に申し立て、破産手続きの開始が決まったという。

［全文は引用元へ…］

以下,Ｘより

【産経ニュースさんの投稿】

「ニセコバブル」崩壊の前兆か、中国系高級リゾートが経営破綻　チャイナマネーに陰り https://t.co/3zAKmo1c7L

チャイナマネーの大型案件が頓挫し、外国資本がもたらすリスクも表面化。地元では「バブル崩壊の前兆か」との懸念が広がっている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 6, 2025

中華の爆買いで中国人客に特化し、爆買い終了で中国資本に身売りした家電屋、思い出すな。
— ナビ (@RfpnnlDdOPWUjJh) May 6, 2025

かわいそうだがCに頼るとこうなる。帆立から学んでないようだ。破綻したら無料同然で買い戻すんだな。
— heddon (@heddongibson) May 6, 2025

昔の倶知安の学校は暴力事件が多くて
街中を歩いてるだけで不良に怒鳴りつけられた
だから学校卒業したらみんな町から出て行った
労働者が集まらないの当たり前だ
— 北海道いじめ倶知安ニセコ女子トイレ暴行事件の隠蔽 (@Ke3ObRZbk6BHFig) May 6, 2025

引用元　https://www.sankei.com/article/20250506-KCSWUN7TQVECTPVW6GCJTUFPJM/

みんなのコメント

中国本土のバブルは崩壊これ、昔の日本のバブルでも起きてたよねホテルや別荘叩き売り状態へ観光産業や不動産業って学習しないの？
お金の出どころや流れはチェックするべきであります。
ヒャッハーじゃないか。中国相手のインチキ仲介業者も終わりだな。
終わりのはじまりか。
C国と手を組むといずれこうなるって多くの人が警鐘を鳴らしていたのにね…前例としてよく見ておくべき
そして鬼怒川温泉の廃墟群の二の舞へ……とならなきゃいいけど
去年ニセコ地域行ったけど遅かれ早かれって感じしたね
勝手にやって勝手に崩壊してるもんな(´・ω・｀)これで正常化するで
リゾート投資は、バブル崩壊のサイン　―　始まりましたね
エイベックス洞爺の二の舞
ニセコだけにニセバブルだったか。
やれやれ… 全員出ていってくれ…
ニセコバブル崩壊大歓迎！
北海道は生まれ故郷だけど、色々あって故郷を捨てたから、もう思うところは無い
ニセコが幽霊屋敷にならない事を祈るばかり
土地が日本でもサービスは中国ですしね… 日本に居れば日本と言うブランドが勝手に付与されると勘違いしてる中国人が多過ぎですよね。
不動産バブルに狂奔した街が行き着くところ。本来の産業を失い、疲弊した土地が残るだけ。行政の責任でもある。
バブルは意味ないのでは？！？規制すべき😡
日本ブランド＝メンタリティーが欲しかったら、日本の幼稚園生から始めてください。
経営破綻時に没収できるスキームがほしいな
中国のバブル崩壊が凄いからね～メチャクチャ倒産しているみたいだし。ま、チャイナマネーが破綻するには十分理由があるんじゃなかろうか？
大阪カジノは大丈夫か？カジノこそチャイナマネー頼りでしょ。インフラ整備に税金使えるよう万博まで誘致して。
チャイナマネーが崩壊するのはいいことだ。日本政府は中国人にニセコビジネスさせるな
中国に、どっぷり依存すると不幸になる〜！😩依存を抜け出すのは、早い方が良い❗️😉
ニセコよかったじゃないかこれまで稼ぐことができただけ　日本も弾けたんだから予測できただろもちろん
しかし愚直に強い私権は手がつけられずに。。。
勝手にやってきて引っ掻き回してゴーストタウンにするのやめてよね
チャイナ資本で100年以上存続できた企業ってあるんだろうか。奴らは利益を独占し、搾取する事だけしかしないから。周りを活かす事が出来ずに、崩壊するだけだよね。
すまんけどねニセコの人らさ、いい思い沢山したやろ？いい気味だとしか思えんのよあんな国をもてはやして喜んでたんだから、日本人から嫌われたり呆れられてもいいって覚悟はあったんだろとね他のインバウンドで日本人を蔑ろにしてる観光地もだぞ？日本人を大切にしない観光地に同情の余地無しよ
北海道、中国資本がかなり入っているから結構マズい状況なんじゃ… 逆を言えば日本企業かマトモな外資が拾えれば良いんだけど、蓋開けてみたら、めちゃくちゃだったり、破綻寸前なのに買収価格とかふっかけてきそうだな。

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japannewsnavi編集部Bの見解

中国系リゾートの破綻が突きつけた現実

ニセコで計画されていた中国系企業による大型リゾート開発が頓挫したという報道に、私は強い危機感を覚えています。これまで「世界に誇るスキーリゾート」として日本の観光資源の象徴でもあったニセコ。しかし、そこに入り込んできた海外資本、特に中国系の投資がもたらした現実は、華やかな表層とは裏腹に、地域のバランスを大きく崩すものでした。

報道によれば、破綻したのは「ラ・プルーム・ニセコリゾート特定目的会社」。本来であれば219室の客室と5棟の高級ヴィラを有する、ニセコ最大級の宿泊施設となるはずだった建設プロジェクトは、資金繰りに行き詰まり、わずか3割の進捗で中断。そのまま建設業者への支払いも滞り、破産手続きへと進んだということです。

こうした結果に至った背景には、リゾート開発における無計画な外国資本の乱入と、地元との連携不足があるのは明らかです。特に中国資本の動きについては、以前から「規模が大きすぎる」「信用に疑問がある」との指摘が多くありましたが、それでも事業は進み、結果的に地元経済に負担と不安だけを残す結果となりました。

ニセコバブルが生む歪みと地元へのしわ寄せ

ニセコの地価高騰は近年の象徴的な現象でした。令和7年の公示地価では、倶知安町の住宅地は前年比で9.7％も上昇。商業地に至っては1平方メートル50万円を超えるエリアもあり、地元住民には到底手が出せない価格帯へと突入しました。これは一部の投資家や短期滞在の訪日客には魅力かもしれませんが、長く暮らす地域住民にとっては生活を圧迫する深刻な問題です。

さらに人件費の高騰も追い打ちをかけます。スキーシーズンにはアルバイトの時給が3,000円に達することもあるといいます。これは東京の水準を超える異常さです。英語が話せる人材の需要が高まる中、日本人が地元で普通に働くことが難しくなっている現状は、明らかに外国人客優遇の構造による弊害といえます。

食事の価格も異常です。「味噌ラーメン2,000円」「ハンバーガー3,000円」といった価格帯がまかり通る現状は、地域の実態とはかけ離れており、いわば“観光地価格”が地元の生活そのものを圧迫しています。これに対し、ニセコ町は「カレーライス物価」の試算を発表し、「全国平均より安い」と主張しますが、それで生活が守られるわけではありません。

観光立国政策の綻びと今後の警鐘

今回の破綻は、明らかにチャイナマネー依存の危うさを突きつける事例です。当初から「中国資本との取引には慎重になるべき」と警鐘を鳴らしていた声も多かったはずですが、自治体や関係者の一部は、巨額の開発資金に目を奪われ、リスク管理を怠ったと言わざるを得ません。

人口1万7,000人の倶知安町において、外国人がすでに住民の2割を占めるという事実も見逃せません。これはもはや「国際交流」や「観光推進」という言葉で片付けられる問題ではなく、地域の文化や経済を根底から変えてしまう危険な兆候だと考えます。

そして何より懸念されるのは、今後他のリゾート地でも同様の動きが加速する可能性です。一部の外国資本による開発が失敗に終わったからといって、また別の外国企業が参入し、同じように地域を荒らしては撤退する――その繰り返しが続けば、日本の大切な資源や景観、地域コミュニティは回復不能なダメージを受けかねません。

ニセコの失敗を前例として、日本全体が今一度「誰のための開発なのか」を問い直すべきです。地域の暮らしを守ることなくして、真の観光立国はありえません。過度な外資依存とそれに伴う急激な変化に対して、地方も国も明確なビジョンと規制を持って臨むべき時が来ていると私は思います。

執筆:編集部B