「日本が食い荒らされる」オーバーツーリズム憂う住職の叫び

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毎日新聞によると…

これ以上食い荒らされれば、日本が日本でなくなります――。2025年2月、京都市にある寺の住職がX(ツイッター)で悲痛な叫びを発した。

 季節を問わず、多くのインバウンド(訪日客)らでにぎわう京都市は独自のオーバーツーリズム対策を打ち出している。だが観光地でのマナー違反はやまず、交通機関の混雑解消も限定的で、道のりは険しい。

 Xで発信したのは、古都の風情を楽しめる京都・東山エリアにある高台寺岡林院(こうりんいん)の青山公胤住職。人気散策スポット「ねねの道」のすぐそばにあり、美しいこけ庭で知られる。

無断で境内に

青山住職によると、観光客のマナー違反行為は1、2年前から増えているという。毎朝、空き缶やたばこの吸い殻が境内に放置され、掃除を余儀なくされている。境内に無断で入り、写真を撮る人も多い。外国人に多いが、日本人のマナー違反もみられるという。

 「欄干が何者かによって破壊されました」

 24年9月には、…

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

毎日新聞ニュースさんの投稿】

引用元 https://mainichi.jp/articles/20250502/k00/00m/040/272000c

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みんなのコメント

  • お寺を観光地化してしまったのも問題あるよね 観光地でお寺紹介されてるの見てたらなんかおかしくないかと思うもん
  • 「タダの遊び場」が多過ぎるんだよな。チップレスの国なのを良い事にどこまでもタダで入りこまれる。国全体がサブスクの遊園地みたいな感じになってる。そろそろ入国者数の制限とかしないとヤバい
  • インバウンドって、マスコミももてはやして煽ってたからな 他人事みたいに語るな
  • すでにかなりやばいですね…
  • マスゴミさんは、相変わらず、[日本]の不幸が嬉しそう。
  • 観光では産業は生まれない。一部の業者が潤うだけ。そして観光を謳っている町は、やがて衰退する。住んでいる人々の生活水準も高くない。
  • 住職、魂の叫び
  • 毎日新聞「それは差別だ」
  • 大袈裟
  • 円安だから
  • [日本]が滅ぶ段階 国民が荒れる ↓ 政治が荒れる ↓ 坊主が荒れる ↓ 今ココ 皇族が荒れる
  • 何の対策もせず受け入れるだけ受け入れてる政府の愚行ですわ。これは別にオーバーツーリズムに限ったことではなく全ての外国人問題の原因は無能政府の責任としか思えませんね。
  • あらゆる政府の愚行により自分の生活はもとより、様々な[日本]の文化や秩序が壊されているのに、それでも政府与党の政党政治家を支持する人って、選挙に行こうとしない人って頭おかしくない? 必ず選挙に行く。自分と自分の大切な人の生活と未来を守る為[日本]と[日本]人の為政治を執る人へ投票する‼️‼️
  • お前が言うな
  • 政府は財源が無いと常々おっしゃってるので、訪日外国人への免税措置を撤廃し、オーバーツーリズムの対策や救済に予算を回しては如何でしょう
  • 金でぶん殴れない間抜けな[日本]人 [日本]人同士なら強く出るのに外国人が関わると媚びへつらう[日本]人
  • オーバーツーリズム対策 ちゃんとしたほうがいいですよーって 現政権に言い続けてるんですけど どうも政治家のみなさんは 観光客を増やす方向にしか 目が向いてないみたいです このままだと[日本]が破壊されてしまう 危機感が足りないかも?🤔
  • こんな容易に想像できたよね。国民の事はどうでもいいみたい
  • ろくな事せんしもう入国禁止でいいんちゃう?🤔
  • アホの[日本]政府は来て下さいと言うだけで国内でトラブルが起きても知らん顔 これぞアベノミクス!!
  • はした金欲しさに国を売りまくった安倍晋三のせいで[日本]はめちゃくちゃ。
  • [日本]の陰険が仇になったな🙄
  • これは侵略です。文化的に支配を試みる事は弾丸が飛び交うのと同じ。[中国]はこの方向でずっと戦略を立てています。今[中国]人がお寺や神社の宗教法人を利用する為に買いまくっています。すぐ近くに善良な[中国]人が居ても、法律に縛られ[日本]人に危害を加えなくてはならない事を忘れてはなりません。
  • バカはどこの国出身でもバカなので、何かしらの対処をしたほうがいいんじゃないですかねー
  • 彼らがマナー悪い以上、もう多様性共生なんて無理。なぜなら彼らは[日本]と同じ教育を受けてもいない。そんなんと共生できるはずがない。オールドメディアもいい加減机上の空論のこれとおさらばしたほうが良い。[日本]人どうしなら底辺の奴らと付き合う気なんかさらさら起こらないでしょ?それと同じ。
  • 海外遊説で沢山学んだ筈の弊害対策もせずに、更に尚破壊的増員を目指す国?
  • これって人が多くなればこういう事も起きるって記事みたいですね。外国人だけでなく[日本]人による被害もあるって書かれてますし。私も気を付けます。
  • >「[日本]が食い荒らされる」オーバーツーリズム憂う住職の叫び →[日本]を食い荒らす元凶は安倍晋三氏、罪は重い……
  • インバウンドにうんざり😮‍💨 なぜ、[日本]人が我慢しないといけないのか?
  • 毎日新聞も[中国]の味方ですよねぇ。責任感じないのかしら。

japannewsnavi編集部Aの見解

「日本が食い荒らされる」住職の言葉が胸に刺さる理由

「これ以上食い荒らされれば、日本が日本でなくなります」。この言葉を見たとき、思わず胸が締めつけられるような感覚に襲われました。発信したのは、京都・東山にある高台寺岡林院の住職・青山公胤氏。観光の中心地に身を置く一人として、静かに、しかし力強くこの国の「今」を憂えた発言でした。

京都といえば、日本人にとっても特別な場所です。歴史と文化、伝統と自然が見事に調和し、そこに足を踏み入れるだけで心が洗われるような感覚になります。しかし、その古都・京都がいま、かつてないほどの問題に直面しているのです。

その最大の原因が「オーバーツーリズム」です。

風情の中にひそむ混乱と疲弊

京都市は、季節を問わず多くのインバウンド観光客でにぎわっています。国際観光都市としての地位は確立され、経済的な恩恵も決して小さくありません。けれども、現場に立つ住職の言葉からは、そうした華やかさの裏にある“疲弊”がはっきりと伝わってきます。

境内には毎朝、空き缶やたばこの吸い殻が捨てられ、掃除が日課になっているとのこと。さらには無断で立ち入る人、写真を撮っていく人まで。中には寺院の欄干を破壊するような心ない行動をとる者までいたというから、もはや一部のマナー違反では済まされない深刻な状況です。

私たちが守りたいと思っている日本の“心”や“空気感”は、こうした日々の乱れの中で確実に削り取られています。

観光立国の「代償」

観光は国の柱になる産業ですし、それ自体を否定するつもりはありません。しかしながら、観光が「量」を追い求めた結果、地域住民や文化財に過度な負荷をかけてしまっている現状は、決して健全とは言えません。

インバウンドによる経済効果を語る声は多くあれど、地域の声が掬い上げられることはまだまだ少ないと感じます。

観光収入が一時的に増えたとしても、その代償として日本らしさ、日本人の心、日本の風景が壊れていくのだとすれば、それは本末転倒ではないでしょうか。文化財の保護や町の景観、そして地域住民の生活は、経済的利益よりも尊重されるべき部分です。

とくに京都のような歴史都市は、日本の精神そのものが残されている場所です。その京都で住職が「このままでは日本が日本でなくなる」とまで語った事実を、私たちはもっと重く受け止めなければならないと思います。

マナー違反の深層にあるもの

青山住職は、マナー違反が外国人観光客だけの問題ではなく、日本人の中にも同様の行動があると指摘しています。この点は非常に重要です。

よく「外国人は文化を知らないから仕方ない」との声も耳にしますが、実際には、私たち日本人自身が“観光客意識”に染まり、公共のルールや礼節を軽んじている場面も少なくありません。スマートフォンを片手に、禁止区域に立ち入る。撮影禁止の場で無断撮影をする。寺の前で大声で話す――。

これらはすべて、観光地を「消費する場」としてしか見ていない証拠です。観光という行為の根本には、相手の土地と文化に対する敬意があるべきです。特に臓器のように大切な文化的資源が、乱暴に扱われるようになれば、それは文化の死とも言えます。

地元の声を行政が守れるか

京都市も独自のオーバーツーリズム対策を打ち出しているとはいえ、目に見える成果はまだ限定的です。公共交通の混雑、宿泊施設の乱立、景観の破壊など、課題は山積しています。何よりも、寺院や町家といった観光地の“現場”にいる人々の声が、十分に届いていないと感じる場面が多すぎます。

観光行政が本当に機能するには、経済政策の一部としてだけではなく、文化政策や地域政策と連携させる必要があります。とくに歴史ある建物や風景、宗教施設などに対しては、観光資源としてではなく、国の“精神的資産”として保護する姿勢が不可欠です。

「寺」は観光地である前に、宗教施設であり、信仰の場であり、地域の歴史を継ぐ存在です。そこに敬意がない観光が続く限り、どれだけ制度を整えても真の解決にはつながらないでしょう。

これ以上、壊させないために

日本の風景、日本の文化、日本人の心――。それらを守るために私たちにできることは何かを改めて考える必要があります。観光地に行く際のマナーを見直すのはもちろんのこと、日常の中で「自分が消費しているものは誰かが守ってきたものだ」という視点を持つことが大切です。

住職の「叫び」は、単なる愚痴でも批判でもなく、「これ以上壊れてほしくない」という祈りに似た言葉でした。

文化は、人がいてこそ成り立つものです。そして、人の心が通っていなければ、たとえどれほど美しい景観があっても、それは“空の器”でしかありません。日本が日本であり続けるために、私たちは今こそ、自らの足元を見つめ直すべき時だと痛感しました。

執筆:編集部A

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