【割安な輸入米・外食で導入広がる】

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産経新聞によると…

政府備蓄米が放出されてもなかなか市中には出回らず国産米の価格が高止まりする中、外食産業では輸入米を導入する動きが広がっている。店舗で提供するライスなどに国産米よりも割安な輸入米を使うことで、安定的な供給を確保するとともに価格転嫁を抑えて客足を維持したい考えだ。

松屋フーズホールディングス(HD)は

(略)

「コメに不足感を感じたため」といい、「安定的に確保できるようになるまでは、輸入米を使用する予定」と話す。

牛丼チェーンの「吉野家」はコメの安定調達などを目的に、2023年春から一部店舗で国産米を中心に輸入米をブレンドして使用している。

(略)

外食大手のコロワイドは2月から、傘下の3業態の一部店舗でライスなどに米カリフォルニア産米を使用。現在は、焼肉店「牛角」としゃぶしゃぶ専門店「しゃぶしゃぶ温野菜」の一部店舗で米国産米を使っている。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250504-QWJUEOKLIVOVVBWJKCOPAL7P24/

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みんなのコメント

  • ますます日本の農業が衰退するわ
  • 値上げしてでも日本産でお願いしたい感じがするけどどうでもいい人多いのか?
  • ホンの外食のつもりで入れて、いつの間にやらスーパーに行っても輸入米しか無いなんて事態になりそう。
  • 以前、いわゆるカルフォルニア米のカルローズはどんなものなのか気になって食べた事がある。国産のブランド米と比較すると、甘味が少なく、もっちり感がなくあっさりした印象だった。カレーとか、チャーハンには逆に合いそうな印象があった。牛丼でも合うのかもしれない
  • 安い米使ってるんだから値下げして欲しい。
  • それで充分です
  • 国産米が食べたい気分 (´∀`)
  • すき家しかいきまそん
  • プラッチック米とか嫌やで
  • まあそうなるよな。
  • 2023年度産の大欠品でしばらく量が足りない。様子見🧐
  • 米まで気を配らなきゃいけないなぁ。。
  • 吉野家の米が美味しくなくなって悲しい
  • とりあえず大手の味付けを見てみましょうや
  • 外国産米も5キロ3000円前後だよ(・ω・`) 去年の今頃は北関東産のコシヒカリが5キロ1600円前後で売られていたのに。
  • どうせ安い外食で使う米の味なんて気にしないから何だっていいよ…
  • 吉野家は持ち帰りで牛皿だけを注文です
  • 輸入米には安定した価格、不作時に量の確保が容易、自分で選べるという利点がある。まして、現在の高騰価格では関税を払っても安価なのである。味もジャポニカ米であれば大きな違いはなく、唯一の懸念点は日本人の国産米好きだけだと思う。牛丼店等が導入し慣れて来れば一挙に輸入米の量が増えると思う
  • 外食する人でも、こだわる方とこだわらない方に分かれそうね( ˙꒳˙ 😉
  • 丼物や鮓飯には粒が大きくて味がしない米
  • 戦時中か?!生協で米販売が抽選って何ですか?
  • これ以上高騰したら家でも輸入米食べるわ
  • す○家以上の問題は… もう無くなってほしいと思う… この世から僕の好物の”牛丼”を無くさないでほしい… 特に”吉野家”は消えないと思っている… でもやっぱり心配なので… まいばすけっとの”冷凍吉野家パック”をまとめ買いして家で食している
  • 松◯さんもほぼ米国産米になってしまいましたね。背に腹はかえられませんし、味は良いですよ。国産を買い支えたい気持ちはあるのですが…。
  • 松屋系列(ブレンド)とやよい軒(国産)でよくご飯食べてるけどは全く違いがわからないからねぇ。家で炊いたご飯には勝てないのは言うまでもないし、別に良いんじゃない。これからも残業後にお世話になります。
  • 策略通りだなぁ
  • ピャー
  • 私は毎日外米を食べている
  • 米高騰の本丸、これが狙いでしょ
  • 九州の米を使ってたはずだがやっぱり値上がりしたのか?うまければ良いんだが…
  • 元々「大量に米を仕入れて持ってるのはどこ?」って話なんだよなあ😓
  • えっ、そうなの。国産食べれるから外食の方がいいじゃん。って思ってたけどそうなると気にしちゃうな。
  • 業務用では致し方ないかも。
  • 外でご飯食べないように気をつけないと

japannewsnavi編集部Aの見解

輸入米導入の現実に見る「食の安定」と「日本の農業」

最近、外食チェーンで輸入米を導入する動きが加速しているという報道を目にし、少なからず複雑な気持ちになりました。牛丼、とんかつ、焼き肉といった日本人にとって馴染みの深いメニューが、今や国産米ではなく輸入米とともに提供されている現実に、時代の変化とともに感じるのは、ある種の寂しさと不安です。

松屋や吉野家といった大手チェーンが、米国産米の導入を進めているのは周知の事実となりつつありますが、その背景には国産米の価格高騰、流通の不安定さがあるようです。価格転嫁を最小限に抑え、客離れを防ぐという企業努力は理解できますが、そうした合理性の陰に「日本の農」が徐々に押しやられていくのを見て、これでいいのかと疑問を抱かずにはいられませんでした。

国産米が選ばれにくくなる現実

国産米が高止まりしていることは、以前から農業関係者の間で問題視されていました。生産コストの上昇、農家の高齢化、流通の課題――これらが複合的に絡み合って、今の状況に至っているわけですが、だからといってすぐに「安価な輸入米で対応しよう」という発想が拡大するのは、少し危険ではないかと感じます。

もちろん、企業側にとっては安定供給とコストのバランスが死活問題であることは理解しています。しかし、日本の主食である米が、「価格と粒立ちの良さ」だけで選ばれる時代になってしまったことに、やるせなさを覚えました。

昔から、日本人は米に対してこだわりを持ってきた民族です。地域によって水や土壌が異なり、品種の違いや味わいを楽しんできました。コメを単なる「主食の素材」として扱うのではなく、文化として捉える感覚が、現代では急速に薄れてきているように思えてなりません。

消費者も安さばかりを求めていないか

外食産業が輸入米へと舵を切る中で、もう一つ考えさせられたのは、私たち消費者の責任です。確かに、値上げが続く今のご時世、ワンコインで食べられる牛丼やとんかつ定食はありがたい存在です。しかしその裏側には、国産では到底実現できないコスト構造が隠れていることを、私たちはどれほど意識しているでしょうか。

価格の安さにばかり目を向けて、「味が落ちた」「サービスが悪くなった」と不満を漏らすのではなく、本当に大切にすべきものが何かを見つめ直す必要があると感じました。食の安定供給と同時に、食文化の持続可能性をどう守るのか。これは今後の日本全体にとって、大きなテーマになるはずです。

食料安全保障としての国産米の意義

今回の報道を読んでいて、最も心に引っかかったのは「食料安全保障」という視点です。価格や供給の安定だけで判断して良いのか。万が一、海外からの輸入ルートが断たれた場合、私たちは主食すら自給できない国になってしまうのではないかという危機感を強く抱きました。

戦後日本は、安価な輸入品によって経済を成長させてきましたが、その反面、自給率の低下というリスクを抱え続けています。コメに関してはこれまで比較的自給率が高かったものの、外食の現場で輸入米が一般化すれば、そのバランスも一気に崩れていくかもしれません。

「コメがあるから安心」という時代は、もはや過去のものになりつつあります。国産米の需要が減れば、生産農家は減り、技術は失われ、いざという時に国産のコメが手に入らなくなるリスクが現実味を帯びてくる。そうなってからでは遅いのです。

外食と農業の“共存”の道はないのか

私は、外食産業と日本の農業がもっと歩み寄れる仕組みが必要だと考えています。一方がコストの論理で進むのではなく、もう一方の“手間暇”や“地域への貢献”を理解し、相互に支え合える構造が理想です。

たとえば、産地との直接契約を増やすとか、規格外米の有効活用を推進するなど、方法はまだまだあるはずです。輸入米を全面的に否定するつもりはありませんが、「国産でいけるところまでは国産を」といった基本方針を持つことが、将来的な安心にもつながるのではないでしょうか。

結局のところ、企業も消費者も「今の安さ」ではなく、「将来の安定と安心」を見据える視点を持てるかどうかが問われているのだと思います。これは経済の話であると同時に、文化と国のあり方に関わる重要な問題です。

執筆:編集部A

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