【河野太郎氏】主婦年金3号廃止を主張「専業主婦ができるぐらい余裕があるなら…」

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スポニチアネックス・要約

河野太郎氏が考える3カ条の年金改革案 “主婦年金”3号廃止を主張「専業主婦ができる余裕ある人の…」

河野太郎氏の年金制度改革に関する主な発言要旨(2024年4月24日)

現在の年金制度は「極めて複雑怪奇」で、国民が納得・信頼できない
 →「分かりやすい制度」への抜本改革が必要と主張

改革の3本柱として以下を提案:
 1. 基礎年金(1階部分)を税方式に
 2. 厚生年金(2階部分)を積立方式に
 3. 第3号被保険者制度(専業主婦優遇)の廃止

現在、国民年金の満額支給は月額6万9308円
 → 実際に満額の保険料を払っている人は全体の48%程度
 → 基礎年金の平均受給額は「おそらく6万円以下」と指摘

税方式による基礎年金の安定確保が必要
 →「税金を財源にしないと最低保証年金は成り立たない」

厚生年金は積立方式に移行すべき
 → 少子高齢化に対応するには、自身が現役時代に積み立てた年金を使う仕組みが必要

第3号被保険者制度(専業主婦の保険料免除)は不公平と指摘
 →「すぐやろうとか全員廃止しようというわけではなくて。時間をかけて段階的にやらなければいけない」と前置き
 →「第2号、つまり厚生年金に入っている人の保険料の中には第3号に出す基礎年金の部分も負担している。
   専業主婦ができるぐらい夫の収入があって余裕がある人の保険料を、一所懸命働いて子供を育てるシングルマザーが負担しているというのは公平ではない」と述べた

「130万円の壁」問題について
 → どこまで上げても“新たな壁”ができる
 → 最初から全員が保険料を払えば「壁」は解消すると提案

免除制度についての考え
 → 働けない事情(育休・産休・難病・子育てなど)には保険料免除などの配慮が必要

[元記事・全文は引用元へ…]

以下,Xより

【保守速報さんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/d7bf20bbcfc211de593e3286c6548794e84f9c05

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みんなのコメント

  • 子どもが小さい家庭以外は配偶者年金も配偶者控除も廃止でいいのでは
  • 今3号認定されている奴も含めてやめろ
  • 中国共産党にとって邪魔者の 自民党保守派ごと自民党を潰す様に動いてる中国共産党の下僕たち(#`皿´)
  • 病気等で働けない人も切り捨てるんか
  • こんな世の中にしたのは自民党政権だろ!いつまでも良くならない暮らし!景気低迷のまま税県や保険料、公共料金ばかり高くなり続けるしガソリンも物価も高くなり続ける! 偉そうに主婦年金3号廃止とかふざけるな! 国全体が国民が苦しんでるのは国民のせいだと言うのか! ふざけるな!本当に国民の敵!
  • 一旦社会保障は削れるところは全部削るって方針で良いと思うけどね 足りなかったら別の手段でやれば良い
  • シングルマザーは母子手当とかもらってるよね?
  • わざわざ離婚して 公金にたかる人もいるからね 全てにおいて公平って難しよね
  • この男は自分の周りしか判断基準がないのだろう。だから世間知らずの典型的な世襲議員だ
  • 離婚率も高いし年金とカ保険料も世帯単位ではなく個人単位に変更したら、統計的には婚姻している家庭では夫の方が先に死亡する傾向が高く年金生活をしている場合 遺族年金に変更になり基本6割支給に減額となるのでほぼほぼ半額となるので生活が厳しくなりすぎ生活保護の受給になったりするし
  • だったら尚更 結婚しなくなるべ
  • 専業主婦の票がすっかり無くなっちゃったね。 専業主婦ほど選挙には行くと思う。 働いてる人のほうが投票しない人多いような気がするな。 河野はダメな選挙屋だな。 選挙互助会自民党にはふさわしくない
  • あほか 専業主婦が沢山いて子育て出来る余裕を作るのが政治家やろが 9ソ政治家ほど不要だから、政治家税を取るべきだ!
  • 2号がめっちゃ払ってますが!3号廃止なら2号も見直せや
  • 日本国籍を持っていない人への生活保護費を日本人が負担しているのは公平ではない
  • 専業主婦は給与換算すると30万円の労働といわれました。育児に介護、自治活動・PTAといった社会貢献まで加味すれば地域を支える重要な要員と言えます。だからこそ主婦年金3号という考えが成り立っていたとも思っています。共働き世帯が増えれば町内活動もままなりません。それらはどう解決しますか
  • 専業主婦の保険料を負担してるのはシングルマザーだけではない
  • ごく普通だった専業主婦を潰したのは自民党
  • 河野太郎、良いこと言うね
  • 政治家が思いつき や思い込みだけで発言してはいけないと思う
  • 一般人はあんたのように家族がチャイナビジネスで潤っていないんだよ。潤っている政治家の給与を全廃してからいえ
  • この思想で国会議員やってるならそりゃ国も滅びるわ
  • 3号推奨しないと子供は増えないね
  • 自分で選んでシングルマザーになった人と、選べずにシングルマザーとなった人を同列に扱うのは公平ではない。 全部公平にしたいなら共産党いけよ?

japannewsnavi編集部Bの見解

専業主婦への視点が失われつつある日本社会

最近の年金制度改革に関する議論で、河野太郎氏が「第3号被保険者制度の廃止」に言及したことが波紋を呼んでいる。専業主婦ができるほど余裕のある家庭の保険料を、働くシングルマザーが負担しているのは「公平ではない」との主張だ。しかし、この一言で片付けられる問題ではない。

実際、私の周りには、家庭の事情で働きに出ざるを得ない母親たちが大勢いる。フルタイムで働いていても、子どもの送り迎えができないため、好きな習い事にも通わせてあげられないという声は珍しくない。子どもがひとりで家に帰り、YouTubeばかり見て過ごす日々。それに対して何もできないまま、気づいたときには非行に走っていた――そんな現実も確かにあるのだ。

子どもに全てのしわ寄せがいく。これは理屈ではなく、現場の実感だ。結婚や出産を推奨するなら、家庭で子育てに専念するという選択肢も守られるべきであり、第3号のような制度がすべて悪だという見方には賛同できない。

シングルマザーへの支援と「公平」の本当の意味

一方で、シングルマザーが多くの負担を強いられている現状も事実だろう。だが、彼女たちはすでに別の支援制度の対象となっているケースも多く、医療費や保育料の減免、児童扶養手当など、行政支援が全くないわけではない。

また、現在の社会状況では、「専業主婦」といっても、決して裕福だからそうしているとは限らない。むしろ、夫の収入だけでは家計が回らず、パートや内職でなんとか暮らしている家庭も多い。つまり、主婦だから「楽をしている」「優遇されている」と一括りにするのは、あまりに乱暴だ。

仮に3号制度が廃止され、全員が保険料を支払う制度に移行すれば、表面上は「公平」に見えるかもしれない。しかし、実際にはその分、働きたくても働けない母親たちがさらに追い詰められることになりかねないのだ。政治家が考えるべきは、目先の公平さではなく、家庭や子育て環境全体を俯瞰した、持続可能な社会構造であるはずだ。

本当に守るべきは何か

「専業主婦は今は少ない」とよく言われるが、それでも望む人が専業主婦になれる社会であることは、決して否定されるべきではない。国を支えるのは納税者だけでなく、家庭を支える人々の存在でもある。家族の形は多様であるべきであり、すべての家庭に同じ制度や負担を求めるのは現実的ではない。

さらに言えば、制度改正の名のもとに、結果的に女性の負担ばかりが増えていくような形になっていないかも慎重に見極めるべきだ。働く母親の負担が増える一方で、子どもの居場所が失われ、将来への不安だけが残る――そんな社会にしてはならない。

政治家は制度設計の前に、一人ひとりの生活に目を向けてほしい。そして、子どもたちが安心して育ち、家庭が安定する社会を作ることこそが、本来の「国家を守る」という使命に直結するのではないだろうか。

執筆:編集部B

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