【中国】李強総理が石破首相に書簡 米関税に「共に対抗を」要請

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ロイター、エナジーコネクツによると…

中国の李強首相が石破首相に宛てて、米国による関税措置への対応を巡る書簡を送ったことが明らかになった。李氏は日本に対し「保護主義と共に戦うべき」と協調姿勢を求め、書簡は在日中国大使館を通じて日本政府に届けられた。

(※2025年4月22日報道)

さらに、日本側でも石破首相が中国の習近平国家主席宛てに書簡を準備しており、公明党の斉藤鉄夫氏が北京を訪れ直接手渡す予定だという。日本政府としては、米中間の激化する貿易摩擦の板挟みに対処するため、独自の立場を伝える狙いがあると見られる。

(※2025年4月報道)

また、中国・日本・韓国の3カ国は、アジア諸国として米国の一方的な関税措置に共同で対応する姿勢も打ち出しており、今後の動向に注目が集まっている。

(※2025年3月31日報道)

【出典】

中国が日本に「関税問題で共に戦おう」と呼びかけ(2025年4月22日・ロイター)

https://www.reuters.com/markets/emerging/china-urges-japan-help-fight-us-tariffs-together-kyodo-reports-2025-04-22

石破首相が習近平氏に書簡、日本は米中貿易摩擦の板挟み回避へ(2025年4月・エナジーコネクツ)

https://www.energyconnects.com/news/utilities/2025/april/ishiba-pens-letter-to-xi-as-japan-aims-to-avoid-trade-crossfire

中・日・韓、米関税に共同対応へ=中国国営メディア(2025年3月31日・ロイター)

あわせて読みたい

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【WarMonitorさんの投稿】

中国首相は日本の首相に書簡を送り、米国の関税への協調的な対応を求めた。 おお↓

Loganさんの投稿】

日本や他の国々、あるいはEUなどがこの問題で中国と協力すると考えている人は、問題を理解していない。これらの国々のほとんどは、将来、中国に対して同様の反発を示す可能性が高い。↓

when_i_pour_i_reignさんの投稿】

中国は、長年にわたり、激しい外国人排斥主義の反日憎悪を煽ってきたが(Iは中国に住んでいて、その多くを直接見てきた)、今や突然、日本が同盟国としていかに重要であるかに気づいた。

遅すぎる↓

Robin Kilbyさんの投稿】

私の敵の敵は私の友達ですか???↓

引用元 https://x.com/warmonitor3/status/1914668761132442043?s=46

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みんなのコメント

  • トランプは千年来の敵対者を一つにまとめている。結局のところ、彼はノーベル平和賞に値するのかもしれない。
  • 中国は日本にとって脅威だ。日本はこんなことはできない。
  • 二つの輸出国は貿易協定を締結することも、貿易均衡を図ることもできません。これは政治的な芝居です。中国の過剰生産能力を誰かが吸収しなければなりませんが、日本にはその能力がありません。
  • インドは米国側に立つ 関税中国 次に何が起こるかというと、誰も関税を課さなければ、インドや米国で販売されていた価値のない商品が中国に大量に流入することになるだろう。 地元企業は消滅するだろう
  • ええ、それは大きな動きですね。アメリカの関税の影響がいかに深刻であるかを示しており、中国と日本が協力を検討するほどです。 これは世界貿易の力学に変化をもたらす可能性があります。日本がどう対応するのか興味深いところです。
  • 笑…そんなことは起きないよ、日本は多くの点でアメリカを必要としているんだ
  • もう関税はやめてもらえませんか。
  • 世界自由市場は世界企業主義から自らを守る
  • 日本は中国を敵と見なしているため、反応を示すかどうかは疑問だ。中国は競争相手でもある。
  • 騙された。日本も中国に腹を立てていないかのように
  • 中国は日本にとって本当に良い友人です…。
  • 米国の分断統治戦略への反応。しかし、なぜ日本は中国と共に滅びたいのだろうか?
  • 共通の興味がない
  • これはめったにない機会です
  • そしてEUもこれに加わる可能性がある

japannewsnavi編集部Aの見解

李強首相からの書簡に思うこと

私はこの報道を目にしたとき、率直に言って非常に複雑な感情を抱きました。中国の李強首相が、日本の石破首相宛てに「米国の関税措置に共に対抗を」と書簡を送ったというニュースは、単なる外交的なやり取りにとどまらず、今後の日本の立ち位置を大きく左右する可能性をはらんでいると感じたからです。

中国が「保護主義と共に戦うべきだ」と語る背景には、米中の貿易摩擦が一層激化している現状があることは明らかです。だからこそ、私は日本がその“はざま”でどのように振る舞うのかが問われていると痛感しました。

対米関係をどう維持するのか

日本にとって米国は、経済だけでなく安全保障の面でも極めて重要なパートナーです。日米同盟という言葉に象徴されるように、長年にわたり信頼関係を築いてきた相手でもあります。そうした国との関係にひびが入るような姿勢を見せることは、非常に慎重に扱うべき問題です。

今回のように、中国から「米国に対抗しよう」と呼びかけられた場合、日本としては二つ返事で賛同するわけにはいかないのではないでしょうか。私は、そうした立場を曖昧にせず、毅然とした対応を取ることが、日本にとっての国益を守るうえで重要だと考えています。

日本独自の立場を貫けるのか

報道によれば、日本側でも石破首相が習近平国家主席に宛てた書簡を用意し、公明党の斉藤鉄夫氏が北京へ赴いて直接手渡す予定とのことです。一見すると、外交のバランスをとるための配慮に見えますが、私はそこに少し不安も感じました。

独自の外交路線という言葉は聞こえは良いですが、それがあいまいな態度として受け取られてしまえば、どちらの国からも信頼を失う危険性があります。特に、米国との関係が戦後の日本の基軸であったことを考えると、急な舵取りには慎重であってほしいというのが、私の率直な願いです。

中国との連携は慎重に見極めるべき

中国は経済大国であり、日本にとっても主要な貿易相手であることは間違いありません。しかし一方で、情報統制や人権問題、さらには軍事的な膨張といった懸念材料も多く抱えた国でもあります。

だからこそ、「保護主義に反対する」という大義名分の下に協調を求められても、安易に歩調を合わせることには警戒が必要です。貿易摩擦という言葉が飛び交う中で、日本の取るべき道は、相手の戦略に巻き込まれるのではなく、自らの価値観と国益に基づいた判断で進むことだと私は思います。

アジア三国の共同対応には疑問も

さらに気になったのは、中国・日本・韓国の三カ国が、アジアとして米国の一方的な関税措置に対抗する姿勢を打ち出しているという部分です。一見、地域の連携に見えますが、私はここにも一定の警戒感を持っています。

なぜなら、日本と韓国はそれぞれ米国との安全保障に深く依存している国家であり、政治体制も中国とは全く異なります。その中で、同一歩調をとることが本当に現実的なのか。あるいは中国主導の枠組みに日本や韓国が組み込まれるような形になるのではないか。そうした危機感を持たざるを得ませんでした。

対話と距離感のバランス

外交というものは、対話なくしては成り立ちません。書簡のやり取りそのものを否定するつもりはありませんが、どんなに言葉を交わしても、そこに国益を見据えた冷静な分析が伴わなければ、むしろ誤った方向に流される可能性もあります。

特に、経済問題が外交カードとして使われる場面では、その裏にある意図をしっかりと見抜く力が求められると思います。日本としては、どちらか一方に過度に依存するのではなく、適切な距離感を保ちながら信頼ある外交関係を築くことが大切だと考えます。

最後に

今回の報道から、日本の外交がいよいよ複雑さを増していることを感じました。米中の対立が激化する中で、日本は二つの大国の間に挟まれた立場にあります。そうした環境であればあるほど、どちらに寄るかではなく、どのように自国の主張と利益を通すかという姿勢が問われます。

安易な協調ではなく、明確な戦略をもった外交こそが今の日本に必要です。私はこの動きに注目しつつ、今後の政府の判断を慎重に見守りたいと思っています。

執筆:編集部A

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