島根県・丸山知事「定額給付金が配られて、後で恒久増税で生活が苦しくなる、そんなことやってもらわなくて結構」

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BSS山陰放送によると…

全国知事会の会合が21日開催され、この夏に行われる参議院選挙に向けた対応について、全国の知事らが意見を交わしました。

この夏行われる予定の参議院選挙に向け21日、全国知事会はweb会議を開き、島根県の丸山達也知事や鳥取県の平井伸治知事らが、各政党へ要望する提案書の内容を確認しました。

(略)

島根県 丸山達也 知事
「何をやるかも大事ですが、何をやらないかってことが僕は大事だと思います。定額給付金が配られて、赤字国債で措置をされ、結果的には後で恒久増税で生活が苦しくなる、そんなことやってもらわなくて結構だと私は受け止めている
「都道府県知事とか、市町村長が財政負担をしたり、我々がやっている政策を台無しにしかねないということを、知事会として、地方公共団体として言っていくべきことだと思いますし、各党が政策として盛り込んでいただく重要な政策の個性になると思っている」

全国知事会の各政党への要望は、23日に行われる予定です。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

himuroさんの投稿】

引用元 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/1868844?display=1

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みんなのコメント

  • 全国知事会で他にもしっかり協議してもらいたいです。ぜひお願いします。 土葬墓地問題 大規模太陽光発電設置規制強化 外国人帰化申請の厳格化 外国人による不動産購入の規制強化 などなど。 日本が加速度的に壊されてる。 申請窓口や行政の管轄で拒否や規制を強化出来ることってあると思うんです。
  • 本当にそれ…増税だけは
  • それも焼石に雀の涙。そこから消費税大増税へもっていくとはなんと図々しい自民党。 いや図々しいじゃなく、単に頭がもうアレなのか 爺さん、婆さんは席を譲るべきだよ。 もう何人か認知障害発症してるじゃないか。
  • 地方消費税だけ残すのもいいかも。
  • 同じ総務省出身の知事でも、そんなセリフひとっ言も出ない2期目の知事がいるんですよ~
  • いつも正論 こういう政治家ばかりだといいのに
  • 隣同士なのに 鳥取と島根出身者は こんなに違うんですね
  • この人のようにまともな首長を もっと増やそう!
  • 現役世代の気持ちが良く分かった方だと思います。自公政権は選挙対策しか考えていません。ばら撒きをして、選挙に勝てばまた増税するだけです。日本国民、日本人なら自公は潰さないと自分達が潰されてしまうでしょう。今が日本を取り戻すチャンスです‼️参院選は必ず投票に行きましょう❣️
  • 素晴らしい知事
  • まともな知事もいるんだ。 全国クソ知事だけと思ってた
  • 知事も中国、他の外国勢力に侵されているのがいます。
  • 島根県民は知事が素晴らしくて羨ましい✨それに比べて愛知県…😭
  • 給付金と言っても、その大元は我々から吸い上げた税金。 それを返すだけなのに予算が組まれ、その為にどこかで増税される。 皆さん気付きましょう、給付金は我々から新たに財を吸い取る為の方便だよ。
  • この方も一時期は変なこと仰ってましたけどね…🤔改まったのかしら?
  • テストの点と偏差値と、親の顔色しか眼中になかったボクちゃん達が政を司れるわけがない。
  • 沈みゆく国って感じで無能なのが浮き彫り
  • 島根県がんばれー
  • 自民党もお迎えが近い議員が 沢山いるんやから、「最後くらいは…」て頑張れよ、国民 守れよ、昨日、米また値上がり してたやんけ、餓タヒ者でるわ
  • その通り! いよいよ地方の反乱が始まる端緒になるか?少なくとも首長選挙では反乱は始まっている。自公の候補は最近悉く負けている。
  • 少しずつ、でも確実に動き出してますね
  • 財務省がろくな使い方しないからだろうな
  • 増税はダメ!消費税分は払い戻ししてほしい!

japannewsnavi編集部Aの見解

定額給付金の本質と地方の声の重み

私は今回の全国知事会の内容、特に島根県の丸山知事の発言を報道で知り、深く考えさせられました。国が打ち出す政策の中には、一見すると国民のためのように見えて、長期的に見ると生活を圧迫しかねないものもあります。その最たる例が「定額給付金」です。丸山知事が言及したように、一時的に給付金を受け取ったとしても、その財源が赤字国債である限り、結局は将来的に国民自身が増税という形で負担を強いられることになります。

私はこの構造こそが、日本の財政政策の大きな欠点だと感じています。国民のためという名目で目先の支援を行い、そのツケを未来に回す。それが繰り返されれば、いずれ財政そのものが破綻しかねません。そして一番苦しむのは、決して一部の裕福な層ではなく、私たち庶民です。

「何をやるか」より「何をやらないか」

丸山知事の言葉にある「何をやらないかが大事」という指摘には、非常に共感します。政治の世界では、とかく「新しい政策」「目玉対策」といった華々しい施策が注目されがちです。しかし、真に国民の暮らしを守るためには、やみくもに新しい政策を打ち出すこと以上に、無駄を省き、将来に悪影響を及ぼす施策を見極めて控えることが重要ではないでしょうか。

特に給付金のように国民の人気を得やすい施策は、その裏に潜むリスクを十分に説明しないまま進められることが多いと感じています。政治家は選挙を意識して、短期的な人気取りに走る傾向が否めません。しかし、そこにこそ有権者が冷静な判断力を持ち、正しく評価する必要があります。

地方の意見を軽視してはならない

また、今回の知事会では「103万円の壁」や「高額療養費制度の見直し」など、地方の現場に直結する問題も多く取り上げられました。私は、これらの議題に関して国が丁寧に議論を重ね、地方の声を十分に聞き入れることが何よりも重要だと考えます。

地方自治体は、国の政策を現場で実行する最前線です。都道府県知事や市町村長の声には、実際の運用に基づいた説得力があります。その声を無視して中央だけで政策を決めてしまうようでは、地方と国の信頼関係は成り立ちません。

とりわけ、今回丸山知事が危惧した「地方の政策を台無しにしかねない」という意見には強く頷かされました。現場で積み重ねてきた努力が、中央の一声で崩されるようなことがあってはならないのです。

真に持続可能な社会を目指して

政府が掲げる「持続可能な社会」の実現には、ただ資金をばらまくだけでは足りません。制度そのものを抜本的に見直し、支出を抑えつつ、成長を促す構造を作らねばなりません。地方自治体との協調はその第一歩です。

また、政策は一つひとつが「投資」であるべきだと私は考えています。国民に現金を給付するのではなく、子育て支援や教育、地域インフラ整備といった将来を見据えた分野に資金を投入すれば、その成果は次世代に確実に引き継がれます。財政の健全性を守りつつ、国民の安心感も高められる、まさに“賢い支出”が求められているのです。

有権者の責任と問い直される政治意識

政治は、選ばれた人たちだけが担うものではありません。私たち一人ひとりの判断が、その方向性を大きく左右します。夏に予定されている参議院選挙も、単なる一票ではなく、未来の選択なのです。

こうした時代だからこそ、有権者もまた「何をやらせるか」だけでなく「何をやらせないか」に目を向けるべきです。政策を見極め、短期的な恩恵に惑わされず、将来にわたって意味のある選択をすること。それが本当の意味で国を支える行動だと私は思います。

今回の知事会の提言が、各政党の公約にどれほど反映されるのかはまだ分かりません。しかし、地方からの現実的な声が上がったことに、私は一つの希望を感じました。こうした真摯な意見が政治に反映されていくことで、日本全体の政策の質も高まるのではないでしょうか。

執筆:編集部A

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