【米国日系スーパー】去年までは見なかった日本産米が大量に陳列/なぜ今、海外で広がっているのか?

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以下,Xより

ゆみぃさんさんの投稿】

農林水産省・要約

  • 農林水産省が発表した資料によると、日本の主食用米の国内需要量は、2020年の704万トンから2030年には約495万トンへと約30%減少する見通し
  • 減少の背景には、人口減少と一人当たりの米消費量の減少がある
  • 農林水産省は、国内米需要の減少を補うため、2030年までに米の輸出量を現状約4.5万トンから35万トンへと約8倍に拡大する目標を掲げている
  • これにより、国内の米需給バランス調整と海外市場開拓を進める方針

出典:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/kikaku/r2_syumoku/pdf/syokuryou.pdf

引用元 https://x.com/you_mi_san/status/1913393318588751981?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ

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みんなのコメント

  • これどこの州ですか?? 私もいまアラバマに留学中なのですが、こちらのアジアンマーケットにも北海道産ななつぼしが5kg23ドルくらいで売ってます 帰国時に持って帰るかどうか迷ってるくらいです。。
  • これ本当にここ数日の写真ですか? お米の精米時期が去年の6月っていうのはかなり古いです。よほど保管状況良くないと虫わくレベルです。さとうのご飯の賞味期限も相当短いですね、正直言ってこれが海外で売られてたとしても羨ましくも何ともないです。
  • 美味しかったですか?去年に精米された米は?
  • 今年は令和7年 一昨年の産米 昨年6月に精米 精米してから、かなり経ってますね
  • 凄い誤解があるんですけど、日本から輸出されているお米の量とは比較にならないほど、アメリカからカリフォルニア米などが日本に低関税で輸入されてます。それと真ん中のお米は2年前収穫ので精米日は去年の6月で、ここまで古いお米は日本のスーパーには並びません。
  • 真ん中のお米、昨年6月精米の古米ですねぇ💦精米された状態で夏越してるので、この写真が最近のモノなら食べられたもんじゃ無いお米になってるかと。。。左隣の米が今年精米なので、売れ残りを流されてしまったのかなぁ。。。とりあえず、真ん中の米は日本に有っても販売出来ない米ですね。
  • 日本のお米が少ないのは海外輸出をバンバンしてるからなんでしょうかね?
  • 令和5年産、精米時期2024年6月の米が2025年の春に米国で店頭流通しているんですか?
  • 米不足じゃないからだよ
  • 輸出用に作った米は国内用に転売できないからです そもそも日本では米の需要が下がってきてるので農家としては生き残りの為に海外へ販路を見出すしかないので農家を応援する為にも遠慮なく買ってください
  • もともと輸出専用に作ってるお米です。 国内需要が右肩下がりだったので、輸出を増やす計画で作付けする段階から輸出用に作られており、国内に卸すことは出来ません。(輸出用たして作ると国から補助金も出るようです)
  • 去年の6月に精米したものなので、去年の夏どうやって保存していたのかも気になるけど、正直店頭で常温で販売して良いものとは個人的には思わない この精米日だと日本では販売できないかと思う 米は生鮮食品だから賞味期限はないけど、2年前に収穫、去年6月に精米したものを買う人いるのだろうか?
  • 国内の米の消費は年々落ちていく。農業の存続のために海外に販路を求めた結果では。ある日突然売り場が手に入るわけではないです。
  • 日付を見ると24年度6月ですね、おそらく23年度収穫の米で24年に輸出したものと思われますね。 現在の米騒動の起きる前の話かと。 トランプ関税の前の輸出品かと思いますね
  • 米はどこの店でも売っています、ただ高いだけなんです…
  • あんまり見かけないやつですねえ。
  • 一次入札 殆ど JAが落札 その後の [仲卸業者] が 何処に 流したかな?
  • 古いお米が回って行ったのかな? 高く買ってくれるところがあればそっちに行くとは思いますが おいくらですか?
  • ひとめぼれの精米時期 去年じゃん。生鮮食品なのに…
  • ありがとうございます 某スーパーで働いています。 「備蓄米」は全く入荷していませんし、在庫は非常に少ないです。 価格は5キロで4千円から5千円。 農家の方々の平均年齢は65歳。 政府による農産物の買い上げ、所得補償も無し。日本政府は日本人を守る気が無いようです。
  • 精米が24年6月と書いてあって、パッケージは全体的に英語表記 米不足が謳われる前に精米されたのが海路で最近到着したのではないでしょうか

japannewsnavi編集部Aの見解

アメリカで売られている日本米の現実──「鮮度」と「ブランド価値」をどう守るか

2025年4月現在、米国在住の方から送られてきた1枚の写真を見て、私は驚きと違和感を覚えました。そこには、日本産の「ひとめぼれ」(岩手県産)や「ゆめぴりか」(北海道産)が、アメリカのスーパーにずらりと並ぶ様子が写っていました。袋には「Product of Japan」の文字が明記されており、誰が見ても「正真正銘の日本産米」とわかるものです。

日本の農産物が海外でも注目され、広く流通するのは一見良いことのように感じます。ところが、この写真には気になる点がありました。それは、「精米時期」の記載です。「24年6月上旬」とあります。つまり、今から約10か月前に精米された米ということになります。

日本では、米の品質は「精米からの期間」が重要な目安とされ、通常は2~3か月以内が食べ頃とされています。それを超えると徐々に風味が落ち、長期保管された米は「古米」と分類され、安価で販売されることも少なくありません。それが、アメリカの店頭で5kgあたり約37ドル(日本円で約5,000円強)で売られていたというのですから、やはり疑問を感じざるを得ません。

日本は米不足なのに、なぜアメリカに?

ここ数年、日本では「米不足」「コメの価格高騰」というワードが日常的にニュースに登場しています。異常気象による収穫量の減少や、肥料・燃料などのコスト高が農家を直撃し、需給バランスは不安定な状態が続いています。さらに、国内では学校給食からもご飯が減らされるなど、米離れが強まる一方で、米価の上昇が消費者の負担になっているのが現状です。

そのような中で、「なぜ日本産米が米国で大量に並び、しかも高価格で売られているのか?」というのは当然の疑問です。もちろん輸出戦略の一環である可能性も考えられます。政府やJAは以前から「コメの輸出拡大」を目標として掲げており、2020年代には中国やアジア圏への輸出が拡大してきました。

しかし、輸出を強化するあまり「古米」をそれなりの価格で海外に販売しているとすれば、それは日本産米のブランド価値を自ら下げる結果にもつながりかねません。

精米日が持つ重みと信頼

お米は収穫後の玄米状態であれば長期間保存が可能ですが、「精米された瞬間から劣化が始まる」ことは、日本の家庭で広く知られている事実です。精米後は酸化が進み、香り・粘り・旨みなどが徐々に失われていきます。

今回のように精米から10か月も経過したお米が店頭に並び、しかも5,000円超の価格で売られているというのは、品質と価格のバランスが著しく崩れているように見えます。現地の日本人や日本食ファンにとっては、「これが日本米か」とガッカリされてしまう可能性もあるでしょう。販売する側の誠実さが問われる事例だと思います。

また、鮮度に敏感な国内と比べて、海外ではその知識があまり広まっていない場合もあります。だからこそ、輸出元の日本側が責任を持って品質管理を徹底する必要があると、私は感じています。

本当に「今」売るべきお米とは

ここで私が伝えたいのは、「輸出そのものが悪い」という話ではありません。むしろ、世界に誇れる日本の農産物を海外で広めていくことには、大きな意味があると思います。ただし、そのためには質の担保が絶対条件です。

劣化したお米を高く売ってしまえば、最初こそ話題にはなっても、信頼は続きません。結果として「日本米は高いだけで美味しくない」といった評価が定着すれば、将来の市場そのものを失ってしまうことになりかねません。

輸出が進めば進むほど、「本当に今、届けるべきお米はどれか?」という選別眼が問われます。精米から10か月近く経った米が並んでいる現状は、流通のどこかに無理があるのではないかと疑わざるを得ません。

最後に

日本人にとって、お米は単なる主食ではなく、文化そのものです。それゆえに、たとえ国外であっても日本のコメがどう扱われているかに、目を向ける必要があります。精米時期の古い米が高価格で海外に流通しているというのは、日本国内で語られない現実です。

このまま「質より量」で輸出を進めてしまっては、日本農業の信用にも傷がつきかねません。だからこそ今、品質管理と情報の透明性を見直すタイミングではないでしょうか。日本米の「本当の美味しさ」が、世界中に正しく伝わることを願ってやみません。

執筆:編集部A

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