「日本の新幹線は揺れがひどい、中国高速鉄道の方が快適」との主張が中国ネットで反響

Record Chinaによると…

中国のSNS「小紅書（RED）」に、日本の新幹線に関する投稿が掲載され、注目を集めている。

投稿者は、新幹線のグリーン車に乗車した際の体験を動画付きで共有し、三島から京都までの移動で運賃が約1万5000円だったと説明。その上で、「揺れがかなり激しく、車内でしっかり立っているのも難しいほどだった」「一緒にいた人たちも揺れに酔っていた」との感想を述べた。

一方で、車内の静けさについては高評価を示し、「日本人も外国人も車内では静かにしており、中国国内とは比較にならないほど静かだった」と記している。

この投稿に対して、中国のネットユーザーからはさまざまな反応が寄せられた。

「中国国内の高速鉄道の方が技術的に優れている」「新幹線は揺れや騒音が目立つ」とする意見がある一方で、「日本の新幹線は70年代の路線を使っている。最新設備ではないが、それでも運行しているのは評価すべきだ」「技術が古いか老朽化しているのが原因かもしれない」といった見方も示された。

また、清潔さや静けさといった点で新幹線を評価する声も多く見られた。

「日本の新幹線は臭くない」「静かで車内に異臭がしない」「トイレが清潔で安心して使える」「中国の高速鉄道では『静音車両』でも通話をする人がいてうるさい」「駅弁や乗客のマナーなどソフト面で新幹線が上回っている」といった意見が相次いだ。

このほか、「高速鉄道の方が快適だった」という声や、「新幹線は事故ゼロで長年運行しており安全性に優れる」との指摘もあった。

一方で、「自分の乗った中国の高速鉄道は静かだった」「地域差があるのでは」という意見も投稿されている。

出典：Record China

以下,Ｘより

【ツイッター速報さんの投稿】

「日本の新幹線は揺れがひどい、中国高速鉄道の方が快適」との主張が中国ネットで反響 https://t.co/yWnEbHEH3U

— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) April 12, 2025

古い画像だけど。
これが快適なら中国人の民度を疑うし、改善されたなら匠も驚きの「何ということでしょう」なビフォーアフターだろ。 pic.twitter.com/AjGYeFf3iO

— ヘタレ (@abituncle) April 12, 2025

文句言うんだったら日本に来るな。　
お国の新幹線の方が良いんだったら中国に帰れ！
野放しに来てる貴方達の暴言はもうどうでも良い。
中国人とはどうやっても分かり合えない民族だと分かったわ。

— ほりうっちゃん🌠 (@horiki31) April 12, 2025

事故が起きると、車両ごと穴に埋められる。
あれは、衝撃的だったなぁ・・・。https://t.co/nRKdK6Jffu

— いたがき歯科クリニック (@itagakishika) April 12, 2025

出典：Record China　https://www.recordchina.co.jp/b951479-s25-c30-d0052.html

最新記事

みんなのコメント

• 中国高速鉄道の揺れについてはほぼないね。私も出張で利用するからその通りだと思います。 ただ、非常に乗るまでのハードルが高い。空港並みの荷物検査、身分確認、勝手にチケットの席が変わる。アテンドなしで乗れる自信ないです。 あと普通に車内は民度低過ぎて日本人の感覚ではあり得ないです。3時間くらい大声でテレビ通話する人いるし、足を座席の上に載せる人もいる。 高速鉄道の性能は評価します。他の要素があまり乗りたくない理由になっちゃいます。
• あ・・そうですか・・。二度と乗らなくて結構です。
• そんなに日本の新幹線が乗り心地が良くないなら、どうぞ中国高速鉄道をご利用ください。日本の鉄道は、大した事ないので来ないくて良いです。
• 私鉄では小田急線は割と静かだと思います！
• 上海に行った時に乗ったけど平坦な土地に線路つくれば揺れないわな。
• JRと川崎重工が技術を売ってしまいました…。 技術提供にしたのは、 中国が好きで好きで日本の全てをソックリそのままあげても足りなくて、なんなら日本人奴隷計画を考えている二階俊博が、完成品じゃ無く技術を全て与えろとゴリ押ししたからだと言われています。 最低…
• それは何より。中国の新幹線はジェットコースターのような振動、通路がゴミだらけで、排便の臭いがキツい、事故を起こすと死者ごと土に埋めて無かった事にすると聞いていたので安心しました。日本の時代遅れの新幹線に乗らざるを得ない日本旅行を辞めて、快適な中国国内旅行をお楽しみ下さいませ
• そうなんです。日本の新幹線は乗れたものではありません。ゴミもちらかっぱなしだし、お客さんもでかい声で喋ってうるさいんです。だから中国の方々は、どうか、どうか日本のことなんか気になさらずに、日本には誰も行かないように全国民にお知らせくださいませ。
• まともにレールや車輪も作れないのに？
• こっち見ないでもらえますか？ あと…来なくていいんですよ…中国の方が快適なのでしょ？快適な国内にいるか、日本以外へ旅行ください。 ちなみにこっちからしたら害しかないので来てほしくないです。
• あ、そっすか。 じゃあ、ご勝手にどうぞ。
• 揺れがひどいと感じたことは一度もないな。日本のカーブが多い国土を、安定的に高速運転を実現し、この超過密ダイヤを秒単位のオンタイムで運行し、計画的に保線も行われる日本の新幹線は中国の言いがかりなど意に介さない。
• 意外に支那の鉄道も揺れないのよね。 問題は、いつ壊れるか
• 日本の新幹線🚄は、揺れるからこんといてwww🤣
• そうかそうか。 じゃ、来なきゃいいじゃん。
• 中国高速鉄道は事故処理でいきなり地下鉄になるから凄いよね！
• よかった！乗らないでね
• 和諧号に乗ると手荷物検査があり臭くて時間も定時じゃなく遅れもあり全然そんな事なかったから事実じゃない事を言って張り合う意味が解らない
• 全く揺れないけど中国人だらけの車内か、多少揺れるけど日本人だらけの車内どっちがいいって言われたら後者だよね。中国人が乗った後の車内とかめっちゃ散乱してそう。
• でも脱線したらすぐ埋めるよね

japannewsnavi編集部Aの見解

「揺れる新幹線」論争の背景に見えるもの

最近、中国のSNSで、日本の新幹線について「揺れがひどい」「中国の高速鉄道の方が快適」といった内容の投稿が話題になっていることを知りました。動画付きの投稿では、実際に日本を訪れた中国人の方がグリーン車に乗車した体験を共有しており、その中で「立っているのも大変なほどの揺れだった」と率直な印象を述べています。

一方で、車内の静けさや清潔さには好意的なコメントもあり、「日本人も外国人も、みんな静かだった」と記している点には、日本人として素直に嬉しく感じました。列車内でのマナーや環境に関する評価は、むしろ“日本の美徳”の部分が正しく伝わっていると感じさせてくれます。

ただ、この「揺れ」に関する指摘を受けて、私は日本の新幹線が歩んできた歴史や、交通インフラとしての本質的な価値について、改めて考えさせられました。

技術の“見え方”だけでは測れない価値

たしかに、新幹線は昭和時代から続く路線であり、今でも一部では古い設備をベースに運行されています。中国の高速鉄道が比較的新しいインフラと車両を採用している以上、揺れや加速度などに差が出ることもあるでしょう。物理的な快適性の面で比較された場合、日本が「負けている」と受け取られてしまう部分があるのも理解できます。

けれども、そうした“表面的な技術差”だけで交通システムの優劣を論じるのは、あまりにも短絡的ではないでしょうか。

新幹線は、1964年の開業以来、半世紀以上にわたり重大事故ゼロを誇り、何十億人という人々を安全に運んできた交通機関です。日常に溶け込んだその信頼性は、「揺れる／揺れない」といった単純な比較では測れない、深い価値を持っていると私は思います。

静かさや清潔さは「文化」の表れ

今回の議論で興味深かったのは、車内の“静かさ”や“清潔さ”について、多くの中国人の方が高く評価していた点です。「静音車両でも大声で電話する人がいる」という中国側の体験談も紹介されており、その対比によって、新幹線の環境整備がいかに行き届いているかが際立ちました。

この違いは、単なる規則や制度の差ではなく、日々の暮らしの中で育まれた文化的な素養、つまり“公共空間での配慮”という日本人の習慣の賜物だと私は感じます。

食事の静けさ、通話の遠慮、トイレの使い方ひとつをとっても、どれだけ他人に不快感を与えないよう気を遣えるか。その積み重ねが、新幹線の「快適性」に繋がっているのではないでしょうか。

これこそが、交通インフラの本質的価値であると私は考えます。

「モノ」よりも「人」が作る快適さ

どんなに最新の車両を導入しても、それを使う人の意識が伴っていなければ、乗り心地の良さは長続きしません。高性能な設備も、整備されなければ徐々に劣化し、車内の環境も荒れていく。人がルールを守り、秩序を維持するからこそ、公共空間の快適さは保たれるのです。

この点において、日本の新幹線が世界でも高く評価されている理由は、「設備の新しさ」ではなく、「人が守っている安心感」にあると私は感じています。

清潔で静かな空間。それを可能にしているのは、まぎれもなく乗客一人ひとりのモラルです。だからこそ、私たち自身がそれを壊さないように意識し続ける必要があります。

技術競争だけでは語れない“国の姿”

新幹線と中国の高速鉄道を単純に比較し、「どちらが揺れないか」「どちらが早いか」だけで議論するのは、交通システムという公共財の価値を矮小化してしまうと感じています。

それぞれの国には、それぞれの事情があります。日本は地震が多く、路線も長年にわたって改良を重ねてきた経緯がある。中国は広大な土地に一気に最新技術を投入できるインフラ投資のスピードがある。その違いを踏まえずに「どちらが優れているか」という軸で語るのは、あまりにも表層的です。

本当の快適さとは何か。安全性とは何か。文化としての成熟度とは何か。そうした視点から見たとき、日本の新幹線が持っている価値は、まだまだ高いと私は確信しています。

たとえ少し揺れたとしても、その安心感や配慮、そして清潔さは、何物にも代えがたい“日本の誇り”ではないでしょうか。

執筆:編集部A