【石破首相】「ドイツ車は走っている」アメ車の左ハンドルを暗に批判か トランプ関税に反論

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産経新聞によると…

石破茂首相は7日の参院決算委員会で、トランプ米大統領が「日本は米国の自動車を受け入れない」などとして相互関税を決めたことに対し「(日本で)ドイツの車はいっぱい走っていると反論した。

ドイツのメーカーが日本仕様の右ハンドル車を輸出していることを引き合いに、左ハンドルの米国車を暗に批判したとみられる。立憲民主党の古賀之士氏への答弁。

(略)

米国の車が(日本で)全然走っていないではないかということだが、ドイツの車はいっぱい走っているのであって、どうしてこんなことになるのか。私どもは米国とドイツに差をつけているわけではない」と述べた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250408-AEUBM4PBXZFM3KNFYSZEO6AK4A/

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みんなのコメント

  • 国会でやる意味のなさよ
  • ズレ過ぎて
  • そういうことを言われているのでは無い。 コメントが絶望的
  • いっちゃ何ですけど、アメリカ車であるジープは日本での販売はドイツ車の次に健闘しております。
  • え?えええ?えー 意味分からん?
  • 東京は歌になるくらい砂漠が多いので、ジープをよく見かけますね。
  • ガソリン代が高すぎて アメ車なぞ乗れまてん。
  • まぁそれはそうなんだけどね日本の道路とか税制じゃアメ車なんてなかなか維持出来んし
  • アメ車って銃社会なら盾代わりに使えて需要あるけど比較的平和な日本では出番ないのよね
  • JEEPとテスラ、結構走ってるんだが…
  • アメリカでもドイツの車はいっぱい走ってます。私もアウディでした。ただフォードはトラックくらいです。
  • アメ車はデカすぎるのでは。。アメリカに行けばわかると思う。
  • 自己正当化とか日本社会でも悪手
  • コルベットを100万で売ってくれたら買う
  • ディーラーを置いて売れる車を作れって言うたれっ
  • タイのフォード右ハンドルですよ。
  • 昔安倍さんがオバマに言ってたセリフを そのまま石破が使ってる なんとなく 不愉快。
  • 阿部さんの受け売りだね
  • ダッヂチャレンジャー欲しいけど金ないからトヨタ乗ってる
  • 何にも理解してない 解像度低すぎる 4kを求められてるのにVGAかよ
  • 俺はアメ車以外は大体乗ったなー イギリス・フランス・ドイツ・イタリア。 アメ車欲しかったのあるけどデカくてね。
  • サイズじゃ無いでしょうし燃費でも無いでしょ。 ランクル300・アルファード・ベンツSクラス等々観ればデカいんじゃ無いでしょ。 売り方が全てなんですよ!ローカライズしないと売れる物でも売れないし。 23年アメ車2台乗ってたのでそう思います。
  • まずは交通妨害と対物無制限の保険をアメリカ資本で作ってもらって それに加入して京都から奈良経由伊勢神宮までドライブしてもらいましょう。どんな車が必要か分かってもらえると思います
  • これはそう。色んな理由はあるけど日本人の欲しい車じゃないってだけだからね。好きな人は乗ってるんだし。
  • 日本に入ってくるモデルで右ハンドルもあるよ。
  • いってる事は正しいが、正論が通じない相手なんだぞ。 そこを諭すのが役割なのに。

japannewsnavi編集部Aの見解

石破総理が国会で「ドイツの車はいっぱい走っている」と発言した件について、私はその言葉の内容自体には共感する部分がありました。事実として、ドイツ車は日本で多く走っており、それは欧州メーカーが日本市場に合わせて製品を調整し、右ハンドル車を導入するなど、地道な対応をしてきた結果であるということは、納得できる説明です。しかしながら、それと同時に「なぜこの発言をこのタイミングで、しかも国会という公の場でわざわざ口にしたのか」という点について、強い違和感を覚えざるを得ませんでした。

というのも、いまはまさに日本がアメリカとの間で非常に繊細で難しい交渉を進めなければならない局面にあります。トランプ大統領が日本に対して一方的な関税措置を示唆し、「日本はアメリカ車を受け入れない」と主張している中で、日本としては冷静かつ戦略的に対話を重ね、なんとか妥協点を見出していかねばならない、極めて神経を使うタイミングです。

そうした状況で、総理大臣があえて米国車に対して暗に「努力が足りない」と批判とも取れる発言をするというのは、交渉の駆け引きという観点から見れば、得策とは言えないのではないでしょうか。いくら言っていることが正しくても、相手の立場や感情を刺激してしまえば、交渉全体の雰囲気を損なうことになりかねません。

外交とは、時に事実よりも「空気」と「印象」が重要になる世界です。米国との関係は、経済、安全保障を含めて日本にとって極めて重要な柱であり、そのパートナーに対して不用意な言葉を発信することのリスクは、もっと慎重に考えるべきだったと私は感じます。

実際に、トランプ大統領のような気性の激しいタイプのリーダーに対しては、理詰めで反論しても逆効果になることが少なくありません。むしろ、「じゃあもっと関税を上げてやる」といった感情的な反応を引き出しかねず、結果として日本がさらなる不利な立場に追い込まれる可能性もあるのです。

たしかに、ドイツ車が日本市場で成功している一方で、米国車が苦戦しているのは、単なる市場の閉鎖性によるものではなく、消費者ニーズとのミスマッチや対応の不備によるものです。欧州メーカーは、日本の道路事情に配慮し、右ハンドルや燃費の改善、サイズの最適化などを丁寧に行ってきた。対してアメリカ車はその点が遅れており、その違いが販売台数にも如実に表れている。それは市場開放の問題というより、企業努力の差と言えるでしょう。

しかし、仮にそうであったとしても、その真実を「いま、言うべきか」という判断が、今回の発言では十分に練られていなかったのではないかと思わざるを得ません。国会という場で、国内向けに正論を述べたつもりが、外交的には日本にとって損になることもあり得ます。いまは、内向きなアピールよりも、外に対してどう見られるか、どう伝わるかを慎重に考える時期だったはずです。

私が危惧しているのは、こうした発言が積み重なることで、日本に対して「言い訳ばかりしている」「誠意がない」といった印象を与えてしまうことです。一度ついた印象はなかなか拭えません。ましてや相手が「アメリカ第一」を掲げているトランプ政権であればなおさら、慎重な立ち回りが求められているのです。

外交交渉というのは、短距離走ではありません。中長期的に信頼関係を築きながら、お互いにとって納得のいく落としどころを見つけていく、非常に難しい作業です。そのためには、相手の立場を尊重しながらも、日本として譲れない部分は毅然と伝えるという、バランス感覚が重要になります。今回のような発言は、そのバランスを崩すおそれがあったという意味で、タイミングの悪さが目立ってしまったと思います。

もちろん、石破総理の発言には、国内向けに「日本は間違っていない」という姿勢を見せたいという意図もあったのでしょう。その気持ちは理解できますし、日本人としても心強い部分はあります。しかし、外交の最前線では、その「正しさ」が必ずしも通用するとは限らないのです。

私は、日本のリーダーには、もう少しだけ「黙っている勇気」も持ってほしいと思います。発言を控えることは、敗北や妥協ではありません。むしろ、国家の利益を第一に考えたときに、あえて言わずに飲み込む選択もまた、立派な戦略だと信じています。正論をいつ、どこで、どのように伝えるか。その技術と感性こそが、いまの日本の外交には求められているのではないでしょうか。

執筆:編集部A

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