【台湾人編集長】中国に批判的な本を台湾で出版→懲役3年/言論統制が国境を越えた“日本も他人事ではない”衝撃判決!

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NHKによると…

中国 台湾の出版社の編集長に懲役3年“中国に批判的な本出版”

中国政府は、中国に批判的な本を台湾で出版していた編集長に対し、裁判所が2月に、国家の分裂をあおった罪で懲役3年の判決を言い渡したことを明らかにしました。

中国出身で台湾の出版社の編集長、李延賀さんは、2023年3月に中国を訪れた際に連絡が取れなくなり、中国政府はスパイ行為などを取り締まる国家安全当局が調べていると発表していました。

李さんについて、中国で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の陳斌華報道官は、26日の記者会見で、上海の裁判所が2月に、国家の分裂をあおった罪で懲役3年の判決を言い渡したことを明らかにしました。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【NHKニュースさんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250326/k10014761161000.html

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みんなのコメント

  • 中国出身で台湾の出版社の編集長、李延賀さんは、2023年3月に中国を訪れた際に連絡が取れなくなっていた。 行っちゃダメだ
  • 中国政府は「自国民」だと主張するつもりかしらんが、実質的に外国人による中国域外での表現の自由に対し危害を加える行為として、日本政府からも強い懸念くらいは示すべき事件。
  • 旧統一教会の解散命令が下った判決と地続きな気がして、他人事のように思えないな…SNS規制とかも。国家権力が拡大していってるよね
  • この辺はほぼマジなんよなー
  • まだこんなことを(⁠˘⁠・⁠_⁠・⁠˘⁠)
  • なんで中国にいるんだ?
  • 台湾で出してるのに批判的な本だから懲役刑にされるんやね 中国出身の人が中国に入国したら拘束されて裁判にかけられるんやね 恐ろしい国だなぁ。さすが文化大革命
  • 平和ボケしてる日本人は事実を見て ある日中国人が大量に反乱する 今現在日本の売国政府が行おうとしていることは中国への日本の明け渡しと日本人の迫害
  • 中国で出版活動に関わったら懲役って、どんだけ言論に厳しいんだよ。もう言葉すら罪にされる時代か。
  • 行かなきゃよかったって簡単に言うけど、こういう事例を作ること自体が異常なんだよ。抑止じゃなくて脅しだよね。
  • 国家の分裂をあおったって言われても、具体的に何したのかすら説明ないって怖すぎるだろ。
  • 文化人とか編集者ですら捕まるなら、普通の旅行者とか商談の人間もいつターゲットにされるかわからんよ。
  • こうやって自由にモノが言えない空気を作っていくのが中国のやり方なんだろうなって改めて思った。
  • 中国に批判的な本を出しただけで、どこで活動していようが取り締まられるってマジで常軌を逸してる。
  • このニュース読んで、日本もそろそろ距離の取り方を本気で見直さないと危ないと思うわ。
  • 台湾の文化人がこんな目に遭うってことは、次は日本人がターゲットになってもおかしくないってこと。
  • 中国って都合の悪いこと全部「国家分裂」とか「国家安全」にすり替えてくるから、もう言葉の意味が崩壊してる。
  • 出版活動なんて本来もっと自由であるべきなのに、あっちじゃ全く逆の方向にいってて怖い。
  • 支援者が言ってた「文化活動が疑問視されるようになった」って言葉が本当に重い。言葉の終わりが見えてきてる感じ。
  • 中国のやり方って本当に何でもありで、理屈じゃないから余計にタチが悪いんだよ。
  • 台湾の人たちがどんどん萎縮していくのが目に見えるようで、こっちまで息苦しくなるわ。
  • いつも思うけど、こういう国と平然と経済だけは繋がってるって日本も大丈夫なのかよってなる。

japannewsnavi編集部Aの見解

台湾で出版活動をしていた編集長に懲役判決という異常事態

私はこの報道を見て、恐ろしさと同時に強い危機感を覚えました。台湾で中国批判の書籍を出版していた編集長・李延賀氏が、中国を訪れた際に消息を絶ち、その後、国家の分裂をあおったという罪で懲役三年の判決が言い渡されたというニュースです。

まず言いたいのは、出版活動という本来は言論の自由に根差す行為が、他国にとってここまで「罪」になるのかという点です。李氏は中国国内で本を出していたわけではありません。活動の拠点は台湾であり、その内容がたとえ中国政府にとって不都合であったとしても、台湾という別の法制度を持つ地域での出版に対し、このような重罰が下されるというのは、どう考えても理不尽です。

中国では国家の安全や統一を名目にした取り締まりが年々強化されており、こうした“都合の悪い声”に対する抑圧が、ついに台湾側の人物にまで及んだという事実は、日本にとっても無関係ではありません。言論というものが国境を越えて処罰の対象とされる時代が、現実に目の前で進行しているのです。

言論の自由が消される世界に近づいている

この件でもっとも問題だと感じたのは、李氏が拘束された理由の具体的な説明がされていない点です。裁判の透明性もなく、「国家の分裂をあおった」という一言だけで、どんな内容の出版物がどのように「罪」に当たるのか、全く明らかにされていません。こうした不透明さこそ、民主主義社会において最も警戒すべきものです。

そもそも言論とは、どんなに政府にとって都合の悪いものであっても、それを発信できるという自由があってこそ成立するものです。それを“国家の分裂”などという極めて主観的かつ拡大解釈可能な罪名で押し潰すことは、表現の自由を否定する暴力に他なりません。

中国政府はこれまでも香港、ウイグル、チベットなどで同様の手法を使ってきました。そして今、それが台湾やその周辺の言論人にまで波及しつつあるという現実は、極めて深刻な事態だと受け止めるべきです。ましてや、その出版物が実際に中国国内で配布されていたわけでもなく、台湾で活動していた人物が一時的に中国に入ったことで身柄を拘束されるというのは、常識では考えられない話です。

これを「対岸の火事」で済ませてはいけない

私は今回の件を通じて、日本人が改めて自国の「自由」を見つめ直す必要があると感じました。中国政府のこうした振る舞いは、もはや内政問題ではなく、広く国際社会が向き合うべき課題です。そして、日本もまた、経済的なつながりだけを重視して、政治的な姿勢を曖昧にする時代ではなくなってきているのです。

もし仮に、日本国内で出版された書籍の編集者が、中国批判を理由に“帰国”や“訪中”の際に拘束されるような事態が起きたとしたら――。それは日本人にとっても、言論の自由が守られていないという警告になります。

「中国に行くべきではなかった」という声があるのも当然です。ですがそれ以上に、本来なら行っただけで身柄を拘束されるような国の体質そのものが、問われるべきではないでしょうか。今回のような前例がひとつできることで、同様の懸念を抱える文化人や表現者たちが、今後は“自己検閲”を強いられることになります。それはまさに、自由な社会が静かに壊れていく始まりです。

この事件は、台湾と中国の関係にとどまらず、アジア全体、ひいては世界が直面する言論統制の危機を象徴しているように思えます。日本も含めて、いま一度、「自由とは何か」という根本を問い直す必要があると強く感じました。

執筆:編集部B

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