【日本食ブランド危機】マスカット、日本酒…盗まれる日本の味/守る鍵は産地表示と偽装見破る「バイオ指紋」

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産経新聞によると…

昨年12月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に日本酒などの「伝統的酒造り」が登録された。日本の「食」の魅力が海外で知られると同時に、銘柄などのブランド偽装被害も後を絶たない。背景には知的財産権に対する日本人の認識の甘さがあり、商標登録の徹底や原産地表示の保護、偽装を見破る技術開発という官民一体の取り組みが急務だ。

(略)

日本で育成された高級ブドウ「シャインマスカット」は苗木が流出し、中国で栽培が拡大した。東南アジアでも「中国産」「韓国産」として流通。生産量から推計した許諾権料の損失だけで年間100億円とされる。

(略)

数百メートル離れた土でも違う同位体元素

GIなどの商標登録を行っても、海外で栽培が広まってしまったシャインマスカットのような事例では、本物かどうかをDNAで見分けることができない。日本酒などがラベルを貼ったままびんの中身を入れ替えられた場合も同様だ。

(略)

株式会社の日本流通管理支援機構(東京)はダイヤモンドの鑑定技術を応用。果実や酒に含まれる水や養分を、同位体(同じ元素でも中性子の数が異なる)の分析など複数の手段で確認することで、その地域にしかない「バイオ指紋」をつくる。数百メートル離れた畑でも土に含まれる同位体元素が異なり、酒蔵ごとに水の同位体が違ってくる。

同社の佐野正登社長は「バイオ指紋をデータベース化すれば、世界のバイヤーや消費者が買おうとしている農産物や酒を分析し、本物を扱っているのかを確認できるようになる」と話す。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250323-I3QX7AJRFRLLTKAU567VNMF7IA/

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みんなのコメント

  • 技術が上がっても、罰せられないなら、 意味あんの?って思うんだが…。
  • 分かり易い2国、都合が悪く慣れば日本人を装う両国人、何の罪の意識もない当たり前の「詐欺」。
  • 中韓の民族は性善説に基づく行動は出来ません。
  • 敵国を友好国とか嘘付くの止めれば良い。
  • 品種改良した苗木や種を盗むのは支那人・韓国人。
  • 後追いで確認できても… その頃にはトンズラしてる予感 元から断つことが出来れば 素晴らしい技術活用だと思います どこの人民なのか どんな民族なのか 悪い奴らをやっつけろ!
  • 併せて、産地偽装や偽物を取り扱う者に死んだ方がマシな罰則を設けないと駄目でしょ。
  • 政府が外国人の犯罪やスパイに対して甘すぎるんですよ もっと厳しく取り締まってほしい
  • むしろ積極的に盗ませてるんじゃないですかね。今の日本政府。
  • これが事実なら日本国民・日本企業のためにも日本政府・内閣府 ・内閣官房 ・内閣法制局 ・財務省・金融庁・日本銀行・国税庁 ・総務省・デジタル庁・内閣法制局 ・法務省 ・外務省 ・ 経済産業省・国土交通省・厚生労働省・出入国在留管理庁・警察庁 ・公安調査庁 ・国家公安委員会・公安調査員会は徹底的に調査して早急に対応するべきではないのか?
  • 自国民を虐げ、夷狄をヨイショする政府が日本国民が培ったブランドを守れるわけがない。
  • バイオ指紋だって? それは韓国人差別ダニ それは中国人差別アルヨ
  • 日本産ブランドを守るためのバイオ指紋、広がってほしいですね。 中国、韓国、北朝鮮の産地偽造や違法なコピーブランドを根絶してほしい。
  • デジタル通貨、歌音痴の次はバイオ指紋か
  • 新たな利権を生みました 乙 日本人だけなら限定的であった #治安維持 に新たに金が掛かります 乙 #日本政府の移民政策

japannewsnavi編集部Aの見解

日本が誇る食文化が、いま海外で静かに盗まれつつある――そんな危機感を覚えたのが、今回の報道でした。日本酒やシャインマスカットといった国産の高品質な農産物や酒類が、海外で偽装されたり、模倣されたりする被害が広がっていると聞いて、私は率直に怒りを感じました。これらは単なる商品ではありません。日本人の手で築き上げてきた伝統、誇り、技術の結晶です。それが他国に不正に利用され、利益を奪われているという事実を、私たちはもっと深刻に受け止めるべきだと思います。

日本酒がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは、非常に喜ばしいことでした。日本の酒造りの歴史や技術、文化が国際的に評価されたのですから。しかし同時に、それが新たな“ターゲット”になるという現実もあります。高評価がつけばつくほど、その名を騙った模倣品が流通し、本物と偽物が混在する状況になっていく。それは、消費者だけでなく、本物を作り続けている生産者にとっても、深刻な被害です。

特に驚いたのが、シャインマスカットのような品種が海外に流出し、中国や韓国などで勝手に栽培されているという事例です。日本国内の農家が研究と努力を重ねて作り出した品種が、無断で持ち出され、別の国のラベルで売られる。しかもその損失が年間100億円規模というのですから、ただ事ではありません。これはもはや「窃盗」とも言えるレベルの問題であり、経済安全保障の一環としても対処すべき問題だと私は考えます。

知的財産という言葉は、まだ日本の農業分野では十分に浸透していないように感じます。しかし今や、種苗やブランド、地理的表示といった「名前」そのものが価値を持つ時代です。見た目が同じように見える果物でも、どこで誰がどう育てたかによって、品質も、安全性も、味もまったく違ってくる。それを保護しなければ、真面目に農業を続ける人たちがバカを見ることになります。

記事の中で紹介されていた「バイオ指紋」という技術には、とても希望を感じました。生産地ごとの微妙な土壌や水質の違いを数値化し、それをデータベースにして偽装品と区別できるというのは、まさに科学の力によって本物を守る画期的な方法だと思います。もちろんコスト面の課題はあるようですが、国が主導して、そうした技術の導入を支援するべきではないでしょうか。このままでは、せっかく築いてきた日本の食文化が、じわじわと侵食されてしまいます。

また、電子商取引サイトにおける「KOBE BEEF」や「日本酒」といった名称の偽装も深刻な問題です。日本人であれば違和感を覚えるような表示でも、海外の消費者にとっては判断がつかないことが多いはずです。現地で本物かどうかを見極めるのは容易ではありません。それでも日本の名前が使われている以上、その信用が傷つくことは避けられません。

私たち一人ひとりにできることは限られているかもしれませんが、それでも「本物を選ぶ」という意識を持つことが、結果として正しい流通と信頼につながっていくのだと思います。安く手に入るものに飛びつくのではなく、誰がどこでどのように作ったのかを意識して選ぶことが、文化と産業を守ることになるのです。

そして政府には、もっと強い姿勢で取り組んでもらいたいと強く感じました。GI制度の導入や商標登録の推進、法規制の強化など、すでに取り組みは始まっているようですが、それだけではまだ追いついていません。現地で偽装を見つけたらすぐに削除や差し止めを行える体制を整え、悪質な業者にはしっかりと法的措置を講じる必要があります。

世界での日本食ブームは、日本人として誇らしいことです。ですが、そこで流通しているものが本当に日本の品質を反映した「日本産」であるかは、厳しく見極めなければなりません。日本の食は、ただの“味”ではなく、歴史や文化、そして作り手の思いが詰まったものです。その価値が軽んじられるような事態は、絶対に許してはなりません。

今後も日本の農産物や酒類が世界に広がっていくことを、私は心から応援したいと思っています。ただしそれは、本物が正しく評価され、本当の生産者に正当な利益が届く仕組みがあってこそ成り立つものです。偽物や模倣品に市場を奪われるような状況では、日本の農業や伝統文化を守ることはできません。

私たちは今、守るべきものが何かをあらためて考えなければならない時期に来ているのだと感じています。そして、守り抜いた先にこそ、日本が誇る“本物”の価値が、世界で正しく伝わっていくと信じています。

執筆:編集部A

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