CNNによると…
ニューヨーク(CNN) 米カリフォルニア州の陪審は14日、コーヒーチェーン大手スターバックスに対し、配達運転手の男性1人への損害賠償金として5000万ドル(約74億円)を支払うよう命じた。男性はふたが確実にはまっていない高温の飲料で重い火傷(やけど)を負っていた。
2020年に同州の裁判所に提出された訴状によると、この男性はロサンゼルスのドライブスルーで飲料を受け取る際、「熱い飲料を膝(ひざ)にこぼしたため重度の火傷を負って痕が残り、性器の神経も損傷した」。訴訟では飲料のふたが確実にはまっていなかった点に言及し、スターバックスの義務違反を訴えている。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【ライブドアニュースさんの投稿】
【損害賠償】提供したホットコーヒーで客が火傷、スタバに74億円支払い命令 米カリフォルニア州https://t.co/uc2bm7PYQh
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2025年3月15日
客の男性はふたが確実にはまっていない高温の飲料を膝にこぼしたため重度の火傷を負い、性器の神経も損傷したという。スターバックスは評決に対し控訴する予定だとしている。 pic.twitter.com/ZmEJYj0OU4
確かに蓋がちゃんと閉まってないコーヒーで大火傷をおったことに関しては損害賠償来るのもわかるけど、それにしては金額高すぎない?
— ムース (@Mousse_Anime2) 2025年3月15日
いくら円安だとしてもその金額はおかしい
マクドナルドのホットコーヒー裁判で3億4億というのは知っているがスタバは何故に74億?
— 快晴 (@KaiseiTokai) 2025年3月15日
スタバには勝ってほしい
— ボタン1014 (@1014Hmewms) 2025年3月15日
引用元 https://www.cnn.co.jp/business/35230538.html
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みんなのコメント
- デジャビュ感がすごいんだけど
- めちゃくちゃ熱々やな
- 相当ひどかったんじゃね マックの有名な裁判も実際はかなりの高温で皮膚がただれてなかったっけ
- 既出ですが、訴訟大国のアメリカならではの話かと思いましたが、火傷の内容が重傷でびっくりしました。 ただ、それでも74億円という額には..
- コーヒー1杯で74億円!? 熱いのは飲み物やなくて、賠償金の額やな! スタバもビビるやろこれ!
- 重度の火傷を負うコーヒーてコワ過ぎて飲まれへんわ… てかそんなコーヒーに口つけるとかムリやし飲んだらシんでまうやん…
- コーヒー1杯で74億円分の火傷ができるのかっちゅう話よ 無理じゃない? 生命保険でも出ないような額だもの。
- 何歳かにもよるけどしわしわなら74億は高いだろ。 どうせ使い物にならんのだし。
- アメリカ怖すぎる😱
- 相変わらずアメリカの司法はアホよな
- ちんちんがだめになるやけど… 一体何度で提供してるの? 量も多かっただろうけど、飲めないほど高温で出てきたことないな。
- 74億貰ったとて使いきれんやろ😓
- 昔、別のチェーンで同じようなことなかったか?
- 可哀想ではあるが こらまたでっかいなぁ
- 神経損傷は確かにヤバいな…額が高過ぎん?とは思うけど。
- コーヒーメーカーってそんなグツグツになるほど温度上げられるのかね?
- アメリカってやばいね。もう、ドライブスルーでも「フタ無しでここに置いときますので、蓋は自分でつけてお持ち帰りください。」という運用でないといけないね。それか密閉できる水筒を持参してもらうか。 根本対策としては、提供温度下げるとかなのかな。
- 74億はやりすぎだから治療費プラス数十万円くらいでいいのでは
- 有名なマックの裁判も仕事やめたり皮膚移植するほどやばいらしかったので今回もその類かな?
- 両手にコーヒー持ってたんならともかく 片方の手でふた押さえていればよかったんじゃ 他の人にぶつかる可能性あるだろうし つか74億て
- こういうのって「本当に」蓋が確実に閉まっていなかったのか、客の男性が「本当に」元々EDでは無かったのか、調べるの難しいなぁ…と思う。人間には『悪意』があるので。
- 重度の火傷の熱湯って、どのくらいの温度だったのかな。
japannewsnavi編集部Aの見解
スターバックスが顧客に提供したホットコーヒーで火傷を負わせたとして、米カリフォルニア州の陪審が同社に74億円の損害賠償を命じたというニュースを見て、私は驚きを隠せなかった。コーヒーを受け取る際にこぼしてしまい、大きな被害を受けたという訴えが認められた形だが、この賠償額はあまりにも巨額ではないかと感じる。企業の責任が問われるべき事案ではあるが、ここまで高額の賠償を命じることが本当に妥当なのか疑問が残る。
今回の訴訟の発端は、2020年にロサンゼルスのドライブスルーで起きた事故だった。男性はスターバックスでホットコーヒーを3杯受け取ったが、そのうちの1杯のふたがしっかりとはまっておらず、手渡された際にこぼれ、膝にかかって重度の火傷を負ったという。この火傷の影響で痕が残り、さらには性器の神経にも損傷を受けるという深刻な状態になったとされる。
男性側の弁護士は、スターバックスが適切な管理を怠ったことが原因であり、顧客に対する義務を果たしていなかったと主張した。裁判所はこの主張を認め、男性が受けた肉体的な痛みや精神的苦痛を考慮して、高額の賠償を命じた形だ。しかし、スターバックス側はこれに納得しておらず、控訴する意向を示している。
私は、この判決にはいくつかの疑問を抱いている。まず、賠償額が極端に高額すぎるという点だ。確かに、男性が受けた火傷の影響は深刻かもしれないが、74億円という金額が本当に妥当なのだろうか。企業側の過失が認められたとしても、賠償額がここまで巨額になると、司法制度が「企業からの金銭的な搾取」に利用されているようにも見えてしまう。
また、このような訴訟が頻発すれば、企業側もホットコーヒーの提供方法を見直さざるを得なくなるかもしれない。例えば、コーヒーの温度を下げる、あるいは蓋が完全に固定されるまで提供を控えるといった措置が取られる可能性がある。しかし、これでは本来のホットコーヒーの魅力が損なわれることになり、消費者にとっても不便な結果となるかもしれない。
今回のケースは、1994年に起きたマクドナルドのホットコーヒー訴訟を思い出させる。当時、ある女性がマクドナルドで購入したコーヒーを膝の上にこぼし、重度の火傷を負ったとして提訴した。この訴訟では、最終的に女性に300万ドルの賠償が認められたが、それでも今回の74億円には遠く及ばない。米国ではこのような「ホットコーヒー訴訟」が繰り返されているが、企業側にとってはリスクが大きすぎる状況になってきているのではないかと感じる。
もちろん、企業が安全対策を徹底することは重要だ。今回の件では、ふたがしっかりはまっていなかったことが原因とされているため、今後は提供方法をさらに厳しく管理する必要があるだろう。しかし、一方で顧客自身の注意義務についても考えるべきではないだろうか。ホットコーヒーが熱いのは当然であり、こぼせば火傷のリスクがあることは誰もが知っているはずだ。企業の過失を追及するのは重要だが、消費者側の自己責任もある程度考慮されるべきではないかと私は思う。
また、このような巨額賠償が認められることで、今後さらに訴訟が増える可能性もある。もし「ちょっとしたミスで数十億円の賠償が認められる」となれば、企業側はますます慎重にならざるを得ない。結果として、ホットコーヒーを提供する店舗が減る、あるいは価格が大幅に上がるといった影響が出るかもしれない。こうした状況が消費者にとって本当に良いことなのか、冷静に考える必要がある。
私は、スターバックス側が控訴を検討しているのは当然の対応だと思う。企業としては、安全対策の徹底を怠った責任は認めるにしても、賠償額の妥当性についてはしっかりと争うべきだろう。特に、今回のように極端な額が認められてしまうと、今後の訴訟リスクがさらに高まることになり、結果として一般消費者にしわ寄せが来る可能性もある。
今回の裁判は、単なる「火傷の損害賠償」という枠を超え、企業の責任と消費者の自己責任のバランスをどのように取るべきかを考えさせられるものだった。企業が安全対策を徹底するのは当然だが、消費者側もリスクを認識し、適切に行動することが求められる。司法の判断が企業に対して過度に厳しくなれば、最終的に消費者が不便を強いられる結果になるのではないか。
スターバックスの控訴によって、今後どのような判決が下されるのか注目したい。企業の過失を認めつつも、妥当な賠償額が設定されることを期待したい。過度な訴訟社会にならないよう、司法の判断が慎重に下されることを望んでいる。
執筆:編集部A
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