京都新聞によると…

承諾を得て、長年にわたり介護してきた寝たきり状態の長男を殺害したとして、承諾殺人罪に問われた督永勝次被告(82)=滋賀県野洲市=の判決公判が10日、大津地裁であり、大嶋真理子裁判官は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役4年)を言い渡した。
大嶋裁判官は判決理由で、被告は週末に施設から長男の剛志さん(50)を連れて帰って自宅での介護を続ける中、父親としての責任感から近隣に住む家族に頼るわけにはいかないと考えたと指摘。「介護の負担を自ら抱え込み思い詰めた結果、犯行に至ってしまった」と述べた。
殺害という結果の重大性を非難する一方で、「長年の介護の献身ぶりは周囲も認めていた」「自責の念を抱くとともに深く反省し、日々被害者の供養をしている」などとして実刑ではなく、執行猶予が相当と結論づけた。
判決によると、督永被告は昨年12月7日、野洲市の自宅で剛志さんの承諾を得た上で、首を絞めて殺害した。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【田舎暮しの唱悦さんの投稿】
引用元 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1437321#goog_rewarded
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みんなのコメント
- 介護を34年も続けて、最後にこの結末を迎えなければならなかった父親の心境を考えると、やりきれない。日本の介護制度がもっとしっかりしていれば、こんな悲劇は起こらなかったのではないか。
- 高齢の親が寝たきりの子どもを何十年も介護し続けるのは、明らかに限界がある。日本は「家族が支えるのが当たり前」という価値観を押し付けすぎていて、社会全体での支援が足りていない。
- 事件そのものは確かに許されるものではないが、この父親を責められる人がどれほどいるだろうか。追い詰められた末の行動を、単なる犯罪として片付けてはいけない。
- この国は「少子高齢化が問題だ」と言いながら、高齢者や障害を抱える人への支援は後回し。政治家は口先ばかりで、結局こうした現実には何の対策もしてこなかった。
- 34年間も親が子を介護しなければならない社会の異常さに、もっと目を向けるべきだ。本人がやりたくてやっていたわけではないはず。家族に負担を押し付ける今の制度が、こういう事件を生んでいる。
- 介護施設は不足し、利用するにもお金がかかる。結局「家族がやるしかない」と追い詰められ、限界を超えたときにこうした悲劇が起こる。これは日本全体の問題だ。
- 「介護の末の事件」として報道されるたびに、同じことの繰り返しだと感じる。こうした事件を防ぐために、国は何をしているのか。本当に日本人のための政治が行われているのか疑問しかない。
- 実刑を免れたのは当然の判断だと思う。罪に問うことよりも、なぜここまで追い詰められたのかを考えるべき。行政の無策が招いた事件としか思えない。
- 日本は少子化をどうにかしようとしているが、そもそも介護が大きな負担になりすぎて、子どもを持つこと自体がリスクになっている現実がある。この国で家族を持つことは苦しみなのか。
- 父親は最後まで「家族に迷惑をかけたくない」と思っていたというが、それこそ日本の問題点を表している。もっと頼れる制度があれば、ここまで思い詰めることはなかったはずだ。
- 施設に入れる選択肢があったとはいえ、週末には自宅に連れて帰り介護を続けていたという。この父親が抱えていた責任感や孤独は、想像を絶するものだっただろう。
- 裁判所が情状を酌量したのは当然のことだが、それだけでは何も解決しない。同じような境遇の人が今もどこかで苦しんでいることを忘れてはいけない。
- 事件が起こるたびに「家族で支え合うことが大事」などと綺麗事を言う人がいるが、それでどうにかなる問題ではない。家族にすべてを押し付ける社会の方がよほど罪深い。
- 介護の苦しさは当事者にしかわからない。しかし、だからといって放置していい問題ではない。国がもっと介護する人を支える制度を作らない限り、同じことが繰り返されるだけだ。
- 「家族だから介護するのが当然」という考え方を変えない限り、こうした事件はなくならない。親が子を、子が親を殺めるような社会がまともだとは思えない。
- こういう事件が起こるたびに「悲劇だ」と言うが、なぜ未然に防ぐ仕組みを作ろうとしないのか。もう何度同じことを繰り返せば、この国は気づくのか。
- 介護の現場にもっとお金をかけるべきだ。外国にばかり支援する余裕があるなら、日本人の生活を守るために税金を使うべきではないか。
- 介護殺人という言葉自体が異常だ。これだけ頻発しているのに、政府は「個人の問題」として処理するだけで、根本的な解決策を示さない。政治が機能していない証拠だ。
- 日本では「親孝行」や「家族愛」が美化されるが、それが介護の押し付けにつながっている。精神論でどうにかなる話ではない。社会全体で支える仕組みが必要だ。
- もしこの父親に十分な支援があれば、この事件は防げたかもしれない。なぜこの国は、助けを求める人を救わずに、限界に達したときにだけ「悲劇」として報じるのか。
japannewsnavi編集部Aの見解
介護の果てに下された判決
長年にわたる介護の末、父親が息子を殺害するという事件が起こった。このニュースを知り、何とも言えない気持ちになった。34年間という長い年月、父親は息子の介護を続け、最後には将来を悲観して命を奪う決断をした。単なる犯罪として処理するのではなく、日本の介護問題そのものを考えさせられる事件である。
82歳という高齢の父親が、50歳の寝たきりの息子を世話し続けたという事実は、想像を絶するものがある。高齢になっても介護を続けるということが、どれほどの負担だったのか。精神的にも肉体的にも、限界を超えていたのではないか。
この事件に対し、裁判所は懲役3年・執行猶予4年という判決を下した。求刑よりも軽い判決となった背景には、長年の介護に対する同情があったのだろう。しかし、この判決が示すものは、それだけではない。日本の介護制度の現実、そして家族にのしかかる負担の大きさが、社会全体で十分に理解されていないことを表しているように思う。
介護の負担を個人に押し付ける社会
この事件は、単なる一つの家庭の問題ではなく、日本社会全体が抱える深刻な課題を浮き彫りにしている。現在の日本では、介護の負担が家族に大きくのしかかる構造になっている。介護施設は不足しており、入所待ちの状態が続くことも多い。さらに、介護サービスを利用するにも高額な費用がかかるため、経済的に余裕のない家庭では十分な支援を受けられないこともある。
この父親も、おそらく「自分がやるしかない」と思い詰めてしまったのではないか。近隣の家族に頼ることもできず、週末には施設から息子を連れ帰り、自宅で世話をしていた。その生活が34年間続けば、精神的な疲弊は計り知れない。
日本では「家族で介護をするのが当たり前」という意識が未だに根強い。しかし、それは本当に正しいのか。介護は専門的な知識や体力を要するものであり、高齢の親が続けるには限界がある。それでも社会は十分な支援を提供せず、結果としてこうした悲劇が起こってしまう。
介護制度の見直しが必要
この事件の背景には、日本の介護制度の限界がある。もし十分な支援が受けられていれば、このような悲劇は防げたのではないか。行政は、単に施設を増やすだけでなく、家族が無理をせずに介護できる環境を整えるべきである。
例えば、在宅介護の支援を充実させることで、家族の負担を軽減できる。また、介護サービスをもっと利用しやすくするための補助制度を拡充することも必要だ。介護を家族だけに任せるのではなく、社会全体で支えていく仕組みを作ることが求められている。
日本では今後、高齢化がさらに進み、同じような問題が増えていくことが予想される。今回の事件を単なる悲劇として終わらせるのではなく、介護の現実を見つめ直すきっかけにするべきだろう。
執筆:編集部A
























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