【東大】学長「入試を多様化したい」一般選抜以外の入試枠を拡充へ

毎日新聞によると…

東大、一般選抜以外の入試枠を拡充へ 学長「入試を多様化したい」

 東京大の藤井輝夫学長が6日、毎日新聞の単独インタビューに応じ、筆記試験のみの一般選抜(一般入試)ではない形式の入試枠の拡充を検討していることを明らかにした。面接などで多角的に志願者を評価する仕組みが想定され、2028年度入試(27年度実施)以降の導入に向け学内で議論している。狙いについて、藤井学長は東大で学生の多様化が進んでいないことを挙げ「入試を多様化したい」と述べた。

 大学入試は一般的に、筆記試験の点数で合否を決める「一般選抜」、高校の推薦を受け調査書や面接で審査する「学校推薦型選抜」、小論文や面接を利用する「総合型選抜(旧AO入試)」がある。大学は裁量で選抜方式を決めることができる。入試の方式を大幅に変更する場合、実施の2年前までに公表する必要がある。

 東大では従来、一般選抜のみが行われてきた。16年度入試から100人程度を募集人員とする学校推薦型選抜を導入し、25年度入試では87人が合格した。帰国子女や留学生らを対象に英語で授業を行うプログラムを除き、総合型選抜は導入されていない。他の国立大では東北大が23年、将来的に入試を総合型選抜に全面移行する方針を表明している。

 藤井学長は学校推薦型選抜について「枠を増やすかどうかを含めて検討する。まずは志願者数を増やさなければならない」と言及。総合型選抜を導入する可能性については明言を避けたが、多様な入試について「検討を開始している」と述べた。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【毎日新聞さんの投稿】

引用元 https://mainichi.jp/articles/20250306/k00/00m/040/228000c

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みんなのコメント

  • 東大もついに公平性を捨てるのか。一般選抜こそが唯一の平等な入試なのに、多様化なんて言い訳にしか聞こえない
  • 結局、学力よりも政治的な都合で入学者を決めたいってことなんじゃないの?こういうことをするから日本の教育レベルが下がるんだよ
  • 筆記試験で実力を測るのが一番公平だろうに。何を評価して選抜するつもりなのか具体的に示してほしいね
  • こんなことを始めたら、ますます日本人が東大を敬遠するようになるだろうな。私立大学化まっしぐら
  • 面接で合否を決めるとか、誰がどう評価するのか全く信用できない。結局コネと忖度がものを言う世界になるだけ
  • 海外の有名大学は推薦やAOで多様性を確保してるってよく言うけど、日本とは事情が違う。基礎学力がない学生を入れても意味がない
  • 推薦入試が増えると、結局「どこの高校出身か」「どんな家柄か」が合否を左右するようになるんだろうな。ますます庶民には遠い存在に
  • 一般入試一本で挑戦できるのが東大の良さだったのに、それを崩したらただのブランド大学になるだけ
  • 最近の東大、どこかの意向を受けてるのかね。外国人枠の拡大とか、入試改革の名のもとにおかしな方向へ進んでいる気がする
  • 国立大学なのに、なんでこんなことをするんだろう?公平な試験で選ばれるべきなのに、どこの利権が絡んでるのか気になる
  • 多様性とかいうけど、本当に求められてるのは実力主義じゃないのか?社会に出たら結局、実力が問われるのに
  • 推薦とかAOとか増やして、結果的に日本のエリート層のレベルを下げることにならないか心配だな
  • 今の東大の学生は、実力で入った人がほとんどだけど、この流れが続けば「東大=努力すれば入れる」っていう概念が崩れる
  • 面接とか調査書の評価って結局主観が入るから、入試としては不公平になる。何を基準にするのか曖昧な制度は問題しか生まない
  • 大学の多様性なんて、入学後に自分で広げればいい話。入試で無理やり操作するのは本末転倒じゃないの?
  • これで外国人枠が拡大されたら最悪。日本人のための大学のはずなのに、どんどんおかしくなってる
  • 国立大学なんだから、全国どこからでも平等に入れる仕組みであるべき。都市部や特定の層を優遇するのはおかしい
  • 最近、東大がやたらと「社会に開かれた大学」とか言ってるけど、結局は特定の層を優遇するための言い訳にしか聞こえない
  • こういう制度改革の裏で誰が得をするのかを考えると、すごく不安になる。結局、日本人のための改革じゃないのでは?
  • 公平性を失った大学に価値はない。日本の最高学府だからこそ、実力主義を貫いてほしい

japannewsnavi編集部Bの見解

東大、一般選抜以外の入試枠拡充へ 学長「入試を多様化したい」

東京大学の藤井輝夫学長は6日、毎日新聞の単独インタビューに応じ、筆記試験による一般選抜(一般入試)だけでなく、面接などを活用した入試枠の拡充を検討していることを明らかにした。2028年度入試(2027年度実施)以降の導入を目指し、学内で議論が進められている。藤井学長は、「東大の学生の多様性が不足している」と指摘し、「入試を多様化したい」と語った。

推薦・総合型選抜の拡大を検討

大学入試は、筆記試験を主体とする「一般選抜」、高校の推薦を受けた「学校推薦型選抜」、小論文や面接などを用いる「総合型選抜(旧AO入試)」の3つが主流となっている。国立大学の中には、東北大学が2023年に総合型選抜への全面移行を発表するなど、入試改革の流れが進んでいる。

東大では、従来は一般選抜のみを実施してきたが、2016年度入試から100人程度の「学校推薦型選抜」を導入し、2025年度入試では87人が合格した。帰国子女や留学生向けの英語プログラムを除き、総合型選抜はまだ導入されていない。藤井学長は「推薦枠の増加も含めて検討する」としつつ、「まずは志願者数の増加が必要」との認識を示した。

東大の「多様性確保」の狙い

東大の学部生の構成を見ると、2024年11月時点で女子学生の割合は約2割にとどまり、出身地も首都圏や関西の都市部に偏っている。2023年度の調査では、私立中高一貫校出身者や世帯年収950万円以上の家庭の学生が4割を超えるなど、経済的・教育的背景にも偏りがあることが指摘されている。

藤井学長は、「学生が均質化すると、新しい発想が生まれにくくなる。多様な意見が交わされる環境が必要」と語る一方で、女子枠や地方枠の導入については「あまり考えていない」とし、慎重な姿勢を示した。

執筆: japannewsnavi編集部B

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