プレジデントオンラインによると…
ソーラーパネルの設置で農業を続けたい家族が引き裂かれていく
クリーンエネルギーへの移行は、人類が気候変動に立ち向かうための解決策と考えられている。その方向性に賛同する人は多いが、太陽光発電するためのパネルの導入が思わぬトラブルを引き起こすケースもある。
スペイン人のカルラ・シモン監督は、自身の経験をもとに制作した映画『太陽と桃の歌』(12月13日公開)でこの問題を扱った。本稿では、シモン監督へインタビューをもとに、この「ソーラーパネル」の負の側面について問題提起したい。(略)
再生可能エネルギーの導入が電力価格の高騰を引き起こしている
まずは電気料金の高騰だ。天候に依存する再生可能エネルギーは電力供給が不安定である。その上、風力・太陽発電施設やインフラ整備にかかる初期投資コストが高い。電力供給の不安定性と初期費用が電気料金の上昇に直結している。ほかにもさまざまな理由はあるが、電力価格の高騰の背景に再生可能エネルギーがあることは否めない。さらに、こうした経済的影響に加えて、急速な政策推進は政治的対立も招いている。
続きを読む以下X(旧Twitter)より
【PRESIDENT Onlineさんの投稿】
「楽して稼げる」「地球にやさしい」太陽光発電が家族を壊す…持続可能なクリーンエネルギーの”とんでもない闇” ソーラーパネルの設置で農業を続けたい家族が引き裂かれていく
「楽して稼げる」「地球にやさしい」太陽光発電が家族を壊す…持続可能なクリーンエネルギーの"とんでもない闇" ソーラーパネルの設置で農業を続けたい家族が引き裂かれていく https://t.co/eGHrkG33Cc
— PRESIDENT Online / プレジデントオンライン (@Pre_Online) December 19, 2024
酷い場所にソーラーパネルが設置されている問題は、たしかに事実ではあるのだが、それは「自民公明が認める場所」に問題があるためでしょう。
— 111231044323 (@B111231044323) December 19, 2024
「自然を尊ぶ野党」を与党にして、場所選びを任せたならば、山を削ったりすることなく、問題の無い場所を有効活用するはずです。 pic.twitter.com/CYxWzK4Wob
自民公明に権力を握らせるから、太陽光発電の印象まで悪くさせられている pic.twitter.com/T6q1BKt0kJ
— 111231044323 (@B111231044323) December 19, 2024
・電気は【過多でも不足でも設備が壊れる】ため火力で調整(原発でよい)
— 薄切り 摂津守 ジェイソン(本名)🇯🇵🇺🇦⚓【大和憲実隊】 (@J40740098) December 19, 2024
・森林伐採によってCO2吸収量が減る&土砂災害
・鉛・セレン・カドミウムが土壌と水源を汚染
・製造時、C国石炭火力がCO2排出&ウイグル強制労働に加担
・再エネ賦課金で電気代高騰&C国の軍拡に加担#メガソーラー建設反対 https://t.co/p6XHKznMWz pic.twitter.com/q8Kga95cZz
一読をお勧めします ―
— kokoro_naki (@KokoroNaki) December 19, 2024
『持続可能なクリーンエネルギーの"とんでもない闇"』 https://t.co/wd6K9euuTu
再生エネルギー依存は地獄への道。 https://t.co/YevxkKOGtI
— 慈言 (@80EmyKp8XoppKP) December 19, 2024
引用元 https://president.jp/articles/-/89391
みんなのコメント
- ソーラーパネルって聞くとクリーンなイメージだったけど、実際はこんな問題を引き起こしてるなんて驚いた。環境のためって言葉だけじゃ片付けられないよな。
- 土地を守りたい人と利益を求める人で家族がバラバラになるなんて悲しい話だと思う。結局、お金が絡むと人間関係まで壊れるんだなって感じた。
- 再生可能エネルギーって言えば聞こえはいいけど、実際は農地や自然を破壊してるんだから本末転倒だろ。自然を守るために自然を壊すって矛盾しすぎてる。
- 日本でも山を削ってまでメガソーラーを建てる話をよく聞くけど、あれも同じ構図なんだろうなと思う。結局、大企業や政治家が儲けてるだけなんじゃないか。
- 農業を続けたい人の気持ちはよく分かる。昔から受け継いできた土地や文化を簡単に手放せるわけがない。伝統を守ることの大切さをもっと考えてほしい。
- 利益を優先して農地を潰した結果、食料自給率が下がって困るのは国民なのに、そういう視点で政策を考えていないのが腹立たしい。もっと現場の声を聞くべきだと思う。
- 電気代が上がるのも納得いかない。クリーンエネルギーのために生活が苦しくなるなら、それは本当に持続可能と言えるのか疑問しかない。
- 欧米でリベラル政党が支持を失ってる理由も分かる気がする。結局、庶民の暮らしを考えないで上から政策を押し付けるから反発されるんだろうな。
- ウイグルの強制労働が関係してるって話はショックだった。環境のためとか言いながら、人権を踏みにじってるなら本当に偽善だと思う。
- 安いソーラーパネルの裏に労働搾取があるなんて許せない。安さだけで選んでいいわけがないし、そんなものを使ってる国が環境意識高いとか言うのもおかしいだろ。
- 地方の農地や景観がどんどん壊されていくのを見てると、クリーンエネルギーなんて結局、見せかけだけなんじゃないかって思う。もっとバランスを考えてほしい。
- 助成金目当てで農地を潰してソーラーパネルを置くっていう流れは危険だと思う。お金のために自然や文化を簡単に手放していいはずがない。
- ソーラーパネルの設置が進むたびに、地方の文化や伝統が失われていくのは耐えられない。こういう問題こそ国がもっと真剣に考えるべきだと思う。
- 再生可能エネルギーの推進が都市部のエリート層の価値観の押し付けっていう指摘は的を射てる。田舎に住む人たちの生活を理解しようとしていないのが腹立つ。
- 農業を続けたくても経済的に追い詰められて選択肢がないっていう状況が一番の問題だと思う。農業を守るための支援をもっと充実させるべきだろう。
- 電力供給が不安定な再生可能エネルギーに頼りすぎるのもどうかと思う。電気代が高騰するし、停電リスクもあるんじゃ何のための政策なのか分からなくなる。
- 景観が壊れるのもそうだけど、ソーラーパネルが災害時に破損して環境汚染を引き起こすリスクもあるらしい。安全対策とかちゃんとしてるのか疑問だ。
- ウイグル問題が関係してるのに議論されていないっていうのはおかしい。環境を守るために人権を犠牲にしていいわけがない。そこをもっと追及してほしい。
- 農地を潰してソーラーパネルを設置した結果、結局また輸入に頼ることになるなら意味がないと思う。自給自足できる体制を守るほうがよっぽど重要だろう。
- 持続可能な社会を目指すっていう言葉が聞こえはいいけど、実際は破壊と分断を生んでるならそんなの持続可能じゃない。ただの自己満足だと思う。
編集部Bの見解
再生可能エネルギーは地球環境を守るための重要な施策として推進されてきたが、その裏側にある負の側面があまり語られてこなかった。特にソーラーパネルの設置を巡る問題は、家族や地域社会の分断を引き起こし、農業や自然環境にも大きな影響を与えていることが分かる。映画『太陽と桃の歌』は、その現実をリアルに描き出している点で注目に値する。
この映画では、農業を続けたいという家族と、ソーラーパネル設置による利益を求める層の対立が描かれている。こうした対立は、単なる経済的な問題だけではなく、人々の価値観や生活様式の違いが浮き彫りになることで、より深刻なものになっている。
近年、日本でも山林や田園地帯を削ってメガソーラーが建設される事例が増えているが、その背景には土地利用に対する価値観の変化がある。自然と共に生きる文化を大切にしたいという人々と、利益を追求する企業や行政との間で摩擦が生まれているのだ。
スペインでは、農地にまでソーラーパネルが設置されるようになり、伝統的な農業が衰退しつつあるという。これは日本でも同様の傾向が見られる。農地を守りたいという声がある一方で、経済的利益を求める人々の考えも無視できない。
こうした現象は、政治的な分断にもつながっている。特に欧米では、再生可能エネルギー政策を推し進めるリベラル政党の支持率が低下している。物価の高騰や電気料金の上昇が、一般市民の生活を圧迫しているからだ。
クリーンエネルギーへの移行が環境問題に対応する手段であることは間違いないが、その実現のために社会や経済に負担を強いるやり方には疑問を感じざるを得ない。家族や地域社会が分断されることは、持続可能性とは程遠い現象だと言えるだろう。
さらに、ソーラーパネルの製造過程において、中国・ウイグル自治区の強制労働が関与している可能性が指摘されている点も問題視されている。安価な製品の裏に人権侵害が隠れているというのは、倫理的に許されるものではない。
ウイグル問題は以前から国際的に議論されてきたが、再生可能エネルギーの普及に伴い、ソーラーパネルの需要が増えたことで、問題はさらに複雑化している。サステナビリティを掲げる一方で、その実現のために別の人権問題を生み出すようでは、本末転倒ではないだろうか。
こうした状況は、日本でもすでに起きている。森林を伐採し、農地を失わせることで、地方の文化や伝統が失われていく。このような流れを止めるためには、政策を再検討し、持続可能性を真に追求する姿勢が求められる。
特に、食料自給率が低い日本では、農地の確保が重要だ。農業の衰退は、食料安全保障にも影響を与える可能性があり、単なる経済的な問題では済まされない。農業とエネルギー政策のバランスを取ることが、これからの課題となるだろう。
ソーラーパネルはクリーンエネルギーとして推奨されているが、現実には環境破壊や社会的対立を生む要因となっている。これを解決するためには、設置場所の選定や住民合意を丁寧に行う必要がある。
また、政府や企業による助成金制度が、土地を売却するインセンティブになっている点も見直すべきだ。短期的な利益に目を奪われるのではなく、長期的に地域を守る政策を考える必要がある。
この映画が示しているように、農業を続けたいという人々の声を無視してはならない。彼らは単に経済的な利益ではなく、土地や文化を守るという使命感を持っているのだ。その思いを尊重し、共存できる仕組みを作ることが求められる。
さらに、再生可能エネルギーに頼ることでエネルギー価格が上昇している現状も看過できない。天候に依存する発電は安定性に欠けるため、価格変動のリスクが高く、それが生活費の上昇につながっている。
このような経済的負担は、特に低所得層にとって深刻だ。環境政策は誰もが恩恵を受けるべきものであり、一部のエリート層だけが利益を得る構造になってはいけない。
地域社会や家族が分断されるのは、クリーンエネルギーの導入を急ぐあまり、現場の声を十分に聞いていないからだろう。丁寧な対話と合意形成がなければ、持続可能な社会の実現は難しい。
この映画は、単なる環境問題を扱った作品ではなく、人間の生活や文化、価値観がどのように変わっていくのかを問う作品だった。エネルギー政策を考える上で、多くの示唆を与えてくれるものだった。
日本でも再生可能エネルギー政策が推進されているが、その裏側で何が起きているのかを見極める必要がある。農地や自然を守りながら、環境問題に取り組むバランスを模索しなければならない。
この映画を通して、私たちはクリーンエネルギー政策の現実と向き合い、未来への選択を考える機会を得た。持続可能な社会を目指すためには、経済や政治だけでなく、文化や人々の暮らしにも目を向けることが必要だと感じた。
執筆:編集部B
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