村上総務相「天下りという事実はありません!」「天下りという事実はありません!」←『そんな事聞いてない…(困惑)』

日刊スポーツによると

フジテレビへのOB天下りを断固否定した村上総務相に困惑「そんなこと聞いてない」質問の立民議員

 1月31日に行われた衆院予算委員会で、中居正広氏(52)の女性トラブル放送をめぐる一連のフジテレビの問題に関連し、所管官庁の総務省として直接調査しないのは「日枝(久)相談役に忖度(そんたく)して動かないのではないかという風に見えてしまう」などの指摘が、村上誠一郎総務相に飛ぶひと幕があった。

 フジテレビ問題について質問したのは、立憲民主党の奥野総一郎衆院議員。総務省からフジに元幹部が再雇用されているという話があると指摘し「(忖度しているように見えないために)、だからこそしっかりやってほしい」と注文された村上氏は「いわゆる天下りという事実はありません!」と答えたが、直接質問されていない内容だったため、安住淳委員長に注意を受けてしまう形になった。

(略)

 この指摘を受け答弁に立った村上氏は、「忖度」指摘が念頭にあるのか、「それはございません」とまず否定。「(フジが)コマーシャルの差し止めが相次いでいる事態は、広告によって成り立つ民間放送事業者の存立基盤に影響を与えかねないばかりか、放送に対する国民の信頼を損ないかねない」「そのために1月23日に(フジ側に早急な調査を)要請している」とした上で、再就職問題に言及。「国家公務員の再就職に関しては、公務の公正性とそれに対する信頼を確保しうることが大事。職員のあっせんなどを禁じた再就職の順守を徹底している」とした上で「ご指摘の元総務省職員の再就職については、会社(フジテレビ)が自らの判断で採用したものと理解している。府省庁が企業などにあっせんし、再就職する、天下りという事実はありません!」と語気を強めて否定した。

 ここで安住氏が「村上大臣、そこまで質問していないんですよ」と注意し、奥野氏も「そんなことを聞いているのではない。忖度しているのではないか?と言っているまで」と苦言を呈した。ただ、村上氏は再答弁でも「実態は違います。総務省が天下りをあっせんしたのではありません」と、かたくなに否定した。

 奥野氏は「そんなこと(天下りの有無)を聞いているのではない。きちんと毅然(きぜん)とした態度で所管大臣としてやってくださいということですよ。そんなことは聞いていない」と、最後はやや困惑した様子だった。

 総務省OBでは、内閣広報官も務めた山田真貴子氏が、フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役を務めている。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【ツイッター速報〜BreakingNewsさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/6d427a9a348bf37d4824a3051d542bb13e098054

みんなのコメント

  • そら人事書類に「天下り」って書いてあるわけないわな 言葉遊びでごまかしてるだけで実態は変わらんだろ こういうのを見てると余計に疑いたくなるわ
  • 総務省が本当に天下りをあっせんしてないって言うなら 全部の再就職先をリスト化して公表すればいいじゃん それをしない時点で察しだよな
  • このやり取り見てたけど完全に論点ずらしだったな 質問の意図を理解してないのか わざと答えないのか どっちにしても大臣としての資質が疑われるわ
  • 安住委員長に「それ次の質問だから」って注意されるとか 完全にフライングしてて笑った 手元の答弁書をそのまま読んでるから 順番も考えずに喋っちゃうんだろうな
  • 奥野議員が「そんなこと聞いてない」って言うのも当然だろうな 勝手に前のめりになって答弁してるから 質問と全然かみ合ってないのがバレバレだった
  • 質問に対してまともに答えられないのに なんであんなに強気なんだろうな 答えたくないことを聞かれると 大声でごまかすのが政治家のやり方ってことか
  • そもそも総務省の天下りがゼロなわけないだろ 過去に何度も問題になってるのに いきなり「ありません!」って言われても信用できるわけがない
  • 広告収入が激減してるフジテレビに対して 総務省がどこまで監督責任を果たせるのかって話なのに 天下りの話にすり替えて逃げてるのが見え見えだったな
  • 官僚の天下り問題って もう何十年も前から繰り返されてるのに 一向に解決する気配がないのがすごいよな 結局 政治家も官僚も自分たちの利益しか考えてない
  • フジテレビの経営陣に総務省OBがいるのは事実なんだから 疑われるのは当然だろうに そこを否定しようとするから余計に怪しく見えるんだよ
  • 安住委員長に注意された時の顔がめちゃくちゃ恥ずかしそうだったな さっきまで怒り顔で反論してたのに 一瞬で表情が変わったのが笑えた
  • 何回も「天下りはありません!」って言ってたけど そこまで必死に否定するってことは 逆に何かあるんじゃないかって思われるよな 火のない所に煙は立たない
  • 奥野議員の言う通り 第三者委員会を作ったところで 全部がうまくいくわけじゃないのにな フジテレビが独自調査するからOKって言われても納得できるわけがない
  • 総務省が本当に公正な立場なら こんなに慌てる必要ないのに やたらと感情的になってる時点で 何か後ろめたいことがあるんだろうなって思うわ
  • 事前に質問書を受け取って それに対する答弁書を作ってるはずなのに それを読んでるだけで論点がズレるってどういうことなんだよ もう少し落ち着いてやれよ
  • この手の話題が出るたびに思うけど 政治家ってほんとに都合の悪いことにはまともに答えないよな 質問の答えになってないのに 平気な顔してるのがすごいわ
  • もし本当に天下りをあっせんしてないなら 徹底的に調査して国民に説明すればいいだけなのにな なんでこういう時だけ消極的なんだよ
  • 結局 政治家も官僚もズブズブだから こういう問題が出てもお互い庇い合うだけなんだよな まともに追及したら誰かが困るってことなんだろう
  • そもそもフジテレビの経営がヤバいのって スポンサーが逃げたからなのに そこを無視して天下りの話にすり替えるのが意味不明すぎる 議論の本質がどっか行ってるわ

編集部Bの見解

村上総務相の答弁を聞いて、正直なところ「何をそんなに必死に否定しているのか?」という疑問が浮かんだ。衆院予算委員会で立憲民主党の奥野総一郎議員が、総務省のフジテレビへの天下り問題や日枝相談役への忖度について質問した際、村上氏は「天下りはない!」と強く否定した。しかし、奥野氏が指摘していたのは、天下りの有無ではなく「総務省がフジテレビに対してきちんと監督責任を果たしているのか?」という点だった。議論のポイントがずれていることに加え、村上氏の態度があまりに過剰だったため、逆に「本当に天下りはないのか?」と勘ぐってしまう。

そもそも、天下りの実態があからさまに書類に記載されることなどあり得ない。例えば、再就職先の人事書類に「これは天下りです」と明記されているわけがない。それをもって「天下りはありません!」と断言されても、説得力に欠ける。重要なのは、総務省の元職員がフジテレビに再就職しているという事実と、それが総務省の意向に影響を及ぼしていないかという点だ。しかし、村上氏はその本質的な部分には触れず、「天下りではない!」と繰り返すばかりだった。

それにしても、村上氏の答弁は完全に的外れだった。奥野氏が「忖度していないか?」と質問したのに対し、村上氏はいきなり「天下りはない!」と声を荒げた。すると、安住予算委員長から「そんなことは聞いていない」と注意を受けることに。さらに奥野氏からも「そういうことを聞いているのではない。毅然とした対応を取るべきだと言っているだけだ」と指摘され、村上氏は再度「総務省が天下りをあっせんした事実はありません!」と頑なに主張した。結局、最後まで論点をずらし続けたまま終わってしまった。

この答弁のやり取りを見ていて、何とも言えない気持ちになった。村上氏は明らかに準備してきた答弁をそのまま読み上げているだけだったのではないか。予算委員会では事前に質問内容が提出され、それに対する答弁書が用意される。つまり、村上氏の手元には答えが書かれた台本があったはずなのに、それを無視して、的外れな答弁を繰り返してしまったということだ。

さらに、村上氏は自分の答弁に熱くなりすぎて、まだ質問されていない内容まで話し始めてしまう場面もあった。これには安住委員長も「それは次の質問だから」「まだ質問していないから」と制止するほどだった。これまで怒り顔で反論していた村上氏も、さすがに恥ずかしくなったのか、思わず笑顔になり着席。議場内は笑いに包まれたという。この一連の流れを見ると、村上氏がいかに冷静さを欠いていたかが分かる。

そもそも、フジテレビ問題は単なる一企業の問題ではなく、日本のメディアと政治の癒着を象徴する問題だ。フジテレビは、総務省の監督下にある放送事業者であり、その経営陣に総務省OBが関わっているとなれば、どうしても「天下りの影響ではないか?」と疑われる。これに対し、総務省が本当に独立した立場で厳しく対応できるのかどうかが問われている。しかし、今回のやり取りを見ても、総務省が本気で監督責任を果たすつもりがあるのかは疑わしい。

さらに、フジテレビは現在、中居正広氏の女性トラブル問題を巡ってCMスポンサーが次々と離れるという危機に直面している。テレビ局にとってスポンサー収入は生命線であり、広告主が逃げれば番組の制作が難しくなる。特に、フジテレビは広告収入に依存しているため、今回の件で経営が大きく揺らいでいるはずだ。それでも総務省が「直接調査はしない」というのは、あまりに消極的すぎるのではないか。

そもそも、第三者委員会を設置したからといって、必ずしも公正な調査が行われるわけではない。奥野氏が指摘したように、第三者委員会が設置されても、うまくいかないケースはいくらでもある。だからこそ、総務省として一定の関与をすべきではないかと提案しているのに、村上氏は「フジテレビが自ら判断したこと」と突き放すような発言をしている。これでは、総務省が責任逃れをしているようにしか見えない。

この問題を考える上で、結局のところ「政治とメディアの関係」をどう整理するかが重要だ。日本のメディアは政府との結びつきが強く、時に権力に対して批判的な報道を控える傾向がある。特にフジテレビは、これまで政権寄りの報道が目立っていたが、それが今回の問題にも影響を与えているのではないか。

最終的に、村上総務相がどのような対応を取るのか注目される。これ以上、天下り問題に関する説明を避けるような態度を取れば、国民の不信感はさらに高まるだろう。政治とメディアの癒着がどの程度深刻なのかを明らかにするためにも、総務省にはより踏み込んだ調査と説明責任が求められている。

今回の答弁のやり取りは、まさに「見事な論点ずらし」の典型だった。総務省が本当に公正な立場で動いているのなら、堂々と説明すればいい。しかし、村上氏の過剰な否定を見る限り、何か隠したいことがあるのではないかと勘ぐられても仕方がない。国民の信頼を取り戻すためにも、政府にはもっと透明性のある対応を期待したい。

執筆:編集部B

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