ヤフーニュースによると
2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が1日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。ハロウィーン当日の10月31日に東京・渋谷など繁華街では事故やトラブル防止のために規制が強化されたことを受け、「若者の新しい文化を潰す事で仕事をした気になっている日本らしい仕草」などと苦言を呈した。 【グラフ】「ハロウィン=若者のイベント」から変化する兆しを示す調査データ 渋谷では2018年に群衆がトラックを横転させて複数の逮捕者が出るといったハロウィーンに起因する事件が起きるなど社会問題化し、翌年以降は夜間路上飲酒禁止の条例が施行されるなど、規制は年々、強まっている。今年も渋谷のハロウィーンで仮装する人は散見されたが、騒動となったピーク時に比べるとはるかに少なく、渋谷駅のハチ公口が封鎖されて警察が迂回(うかい)を誘導し、駅周辺の路上にも警察官が常駐して注意を促すなど、徹底した管理態勢で大きなトラブルは起きなかった。 ひろゆき氏は31日夜に更新したXで、アニメキャラクターに扮した10代女性の「思ったより人がいなくて悲しい。もっと盛り上がりたい」というネットニュースからのコメントを引用し、「ハロウィン仮装規制。行政や警察が、路上飲酒やゴミが出ない楽しみ方を作るのではなく、若者の新しい文化を潰す事で仕事をした気になっている日本らしい仕草。 」と指摘した。 ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「あれを文化って流石に媚び売りすぎ」「渋谷で路上飲酒してゴミちらかして軽トラひっくり返して人が圧死する若者の新しい文化って一体…」「自制が効かない若者が多かったからこうなったんでしょ」「マナーを守らず、治安を乱す行為が文化というなら、そのような風習は迷惑行為にほかならないのでやめていただいて結構です」といった指摘が続いた。
以下X(旧Twitter)より
【Japannewsnaviさんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/a24abb78b87186672d5d7f63373efc5d236ffa40
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編集部Aの見解
ひろゆき氏がハロウィーンの規制強化について、SNS上で「若者の新しい文化を潰すことによって仕事をした気になっている」と批判したことが話題になっています。10月31日の東京・渋谷では、事故やトラブルを防ぐために警察による大規模な規制が敷かれました。渋谷駅のハチ公口が封鎖され、警察官が至る所に配置され、迂回誘導や路上飲酒の禁止が徹底されるなど、盛り上がりが抑えられる状況となりました。
ひろゆき氏は、若者たちが楽しむ場が制限され、特に仮装を楽しむハロウィーン文化が「行政や警察によって抑え込まれている」と指摘しています。確かに、毎年渋谷のハロウィーンで起こる事件や騒動に対して警察や行政が対応するのはわかりますが、若者の新しい文化に対して単純に規制で対応する姿勢に疑問が残ります。
渋谷のハロウィーンで群衆がトラックを横転させたり、飲酒による路上での迷惑行為が過去に問題となり、社会問題化してきた背景もあるため、規制強化は仕方がないといえるでしょう。特に2018年には群衆が引き起こした騒動で複数の逮捕者が出ており、以降、渋谷区は夜間の路上飲酒を禁止する条例を施行するなど、厳しい対応を取ってきました。その結果、今年は仮装して街を歩く人々の数も減少し、大きなトラブルは起きませんでした。
とはいえ、ひろゆき氏が指摘するように、単純な規制によって「楽しみ方が奪われた」と感じる若者が多いのも現実です。ハロウィーンはもともと収穫祭や悪霊払いを目的とした風習ですが、日本においては若者が非日常を楽しむためのイベントとして独自に根付いてきた経緯があります。そのため、渋谷での騒動を文化として容認することはできませんが、「マナーを守りながら楽しむ」という方向での対策も検討されるべきかもしれません。
しかしながら、ひろゆき氏の意見に対するフォロワーの反応には厳しいものも見受けられました。「文化というなら、マナーを守るべき」「自制が効かない若者がいるから規制が必要になった」という意見が多く、ハロウィーンでの過剰な騒動が一般市民や周辺地域に迷惑をかけてきたことへの批判が強いのも事実です。確かに、文化を守るためには社会全体が受け入れやすい形での行動が不可欠です。周囲に迷惑をかけずに楽しむことができれば、行政による厳しい規制も不要になるかもしれません。
今年の渋谷のハロウィーンを振り返ると、騒動のピークだった過去のような盛り上がりはなく、比較的落ち着いた雰囲気でした。若者の中には「もっと盛り上がりたかった」と感じた人もいるでしょうが、それ以上に大事なのは安全性です。繁華街で人々が安心して過ごせることが第一であり、文化として定着するには周囲の人々からの理解が必要です。文化が根付くには安全性や秩序が保たれることが条件ですから、今後は「マナーある楽しみ方」が広まることを期待します。
ひろゆき氏が指摘するように、規制だけで文化を抑え込むのではなく、行政が若者たちの新しい楽しみ方に対して共存できるような環境を整えるのも一つの方法かもしれません。ハロウィーンの規制について考えるとき、日本の社会においてどのように楽しむ場を提供するかが課題として浮かび上がります。
これからのハロウィーンの在り方については、若者たちがマナーを守り、秩序を保ちながら楽しめるような方法を模索することが必要でしょう。仮装やイベントそのものは多くの人にとって非日常を楽しむ場ですが、周りに迷惑をかけてしまってはそれも持続できません。渋谷のような場所でのハロウィーンが続くためには、何よりも「マナーある行動」が必要です。騒動や事件が起きてしまうと、規制が強化されるのも無理はなく、そうした規制が強まるといわゆる「楽しめる文化」からかけ離れてしまいます。
ひろゆき氏の意見には、確かに新しい文化を潰すかのような規制への懸念が含まれていますが、それ以上に大切なのは安全を確保しながらどう楽しめるかを考えることだと感じます。若者の文化を尊重しつつ、公共の場での過剰な騒ぎやトラブルを未然に防ぐためには、参加する側の自制が求められるでしょう。そうすることで、渋谷のハロウィーンも「文化」として続いていく道が開けるかもしれません。
執筆:編集部A
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