以下X(旧Twitter)より
Luupはどうして、こんなに嫌われるのか。
理由1: 存在が軽い 広報的に「世の中のため」の打ち出しが弱い。Luupが今より普及したとしても、網の目のように電車やバスが走っている都内では、特に便利になるとも思えないわけで。
理由2: 利用者が軽い カジュアルな服装の若者が乗っているので、なんか軽い(笑)。遊びで移動している人が、仕事で街を歩いている人に危険をもたらすように見える。
理由3: 提供者が軽い 広報的にサービス提供にかける経営者や企業の「想い」の打ち出しが弱い。結果「なんかチャラそうな若者たちが、『儲かりそうだから』で浮かれ盛り上がっているように見えてしまう。
理由4: なんかズルそう ロビー活動で規制改正させたことを、Luupは広報的に隠していない。ロビー活動を担ったコンサル会社も普通にオープンにしている。警視総監を雇ったり「自社の利益のためのルールを曲げるヤツら」に見える。
理由5:「イケてる人たち」としての振る舞い 特に世の中に役立ってるようにも見えず、想いがあるようにも思えず、技術的にもスゴイように思えないのに、なぜかドヤ顔しているように見える。 明確に言語化できていないが、Luupが「国民の敵」と化した理由として思いつくのは、こんなとこ。
【下矢@広報支援さんの投稿】
シンプルに原付と一緒なのにヘルメット無しで乗れて危なっかしいからだと思います。
— ネム@競馬とジャグラー大好きギャンブラー (@YLMBY26Z6m3EZPf) October 17, 2024
しかも、車と事故ったら車側の責任が重いので自動車乗ってる人からは相当ウザいはず。
Luupは事故の時に怪我してもLuup側が基本的に悪いって法律あれば憎まれない気がします。
これまでの交通ルールを捻じ曲げてでもLuupを普及させようって感じが気持ち悪いです。一部の観光地とか交通インフラが弱い地方ならまだしも都市部でLuupはホント危ない。
— 内海悟 (@VeBr74cx) October 17, 2024
シンプルに危ないんだよ
— きのっぴー (@GoldZodiac2) October 17, 2024
ほんとは良いものだけど理解しないみたいな言い方されてますけど、
— Sato_海外の経営者から見た日本 (@hetare_keieisha) October 18, 2024
無免許で乗れて自転車よりも危険に見える乗り物ってあり方がまず批判されているわけでしょ。
これまでは車の注意力と善意で安全が守られているにすぎませんよ。
単純に危ない。車運転してる人ならあんなの乗ろうと思わないよ。なんかあったらすぐ死ねる
— @under18 (@under18golf) October 17, 2024
引用元 https://x.com/KazShimoya/status/1846859502328730003
みんなのコメント
- 事故が増えたらどうするのか、安全対策が見えないままで運営しているのが一番の問題だと思う
- 便利さだけを売りにするのはいいけど、街の人たちの不安に応える姿勢がまったく感じられない
- 歩道も車道も使いづらくするだけなら、こんなサービスはない方がマシだと思う
- 規制を緩和しても安全が確保できないなら、社会の混乱を招くだけだろう
- 街を歩いていて突然キックボードが横切ると本当にヒヤッとする。あれで事故にならない方が奇跡だ
- ルールを守っていない利用者が目立つ限り、誰も歓迎しないだろう
- この手のサービスは管理が甘いとすぐに問題を起こす。もっと厳しいルールが必要だ
- ただ「新しい」ってだけで押し付けられるのは勘弁してほしい。安全が先に来るべきだ
- 事故が起きてから対策を取るようでは遅い。予防が大事だ
- 利用者が自由に放置できる仕組みは、街の景観を損なうし、通行の妨げにもなる
- 企業の利益ばかり考えていて、地域住民のことは置き去りにされているように見える
- 歩道や道路での優先順位が曖昧なままでは、利用者も周囲も混乱するだけだ
- 普段使いできるかどうかではなく、街の安全と秩序を守れるかが問題だ
- 短距離の移動なら歩いた方が健康にもいいし、街も安全になると思う
- 事故の責任は誰が負うのか、そういった説明が全く足りていない
- サービスを展開するのは自由だが、住民への説明や協力が不足している
- 新しいサービスには期待もするけど、同時に不安も大きい。まずは信頼を得ることが必要だ
- 規制を緩和するよりも、まずはルールを徹底させるべきだ
- 急いでサービスを拡大する前に、少しでも安心して使える環境を整えてほしい
- 結局、便利なだけで危ないものを押し付けられている感覚が拭えない
編集部Aの見解
Luupがここまで嫌われる理由について、あれこれ理由を並べ立てる人がいますが、正直に言わせてもらえば、それは見当違いです。どんなに長々と分析をしても、根本的な問題はただ一つ、「危ないから」です。それ以上でも以下でもありません。電動キックボードが街中を走り回ることが、歩行者やドライバーにとってどれだけのストレスと不安を与えているかを無視した議論は、的を射ているとは言えないでしょう。
利用者の服装が軽いとか、広報が弱いとか、そんな表面的な話をいくらしたところで、安全性に対する不安が解消されなければ、Luupに対する反感は変わりません。新しいサービスが定着するには時間がかかるものですが、その前にまず「危険をどう管理するか」が問われるのです。電動キックボードが「社会のため」になるかどうかよりも、現実的な問題として「今、街中で危険を感じている人が多い」という事実を直視するべきです。
例えば、都心部では狭い歩道や交通量の多い道路が当たり前のように存在します。そこに、スピードを出した電動キックボードが走っているのを見ると、自然と不安になるのは当然です。歩行者にとっても、自転車や車にとっても、突然の方向転換や急停止は予測しづらいものです。事故のリスクが高いという現実がある以上、Luupを歓迎する声が少ないのは理解できる話です。
また、「規制緩和をロビー活動で勝ち取った」などの背景も、一般の人々にとってはLuupへの不信感を強める要因となっています。政治や権力を利用して利益を得ているように見える以上、どれだけ良いことを掲げても、信用されるのは難しいでしょう。それでもサービスを展開するなら、まずは安全性の確保に全力を尽くすべきだと思います。
人々が本当にLuupを受け入れるには、サービス提供者が安全対策に真摯に取り組む姿勢を見せることが不可欠です。「危ないから嫌われる」という指摘は単なる感情論ではなく、極めて現実的な問題を反映しています。利用者が楽しいだけでなく、周囲の人々にも安心感を与えるサービスでなければ、Luupが社会に定着するのは難しいでしょう。
私は、新しい技術やサービスが社会にもたらす可能性を否定するつもりはありません。しかし、その前提には「安全」があります。人々が心から安心して利用できる環境が整ってこそ、社会全体で新しいサービスを歓迎することができるのです。電動キックボードの導入が進む中で、Luupが本当に社会に受け入れられるためには、事故のリスクを減らし、街全体の安心感を高める努力が不可欠だと感じます。
現状のままでは、「なんでこんなに嫌われるのか」という問いに対する答えは明白です。それは単に「危ないから」です。長々と分析をしても、この一点を見逃している限り、Luupへの批判は収まらないでしょう。
執筆:編集部A
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