【速報】自民党和歌山県連、参院選で二階俊博氏の三男・二階伸康氏擁立へ

日刊スポーツによると

自民党和歌山県連は9日、夏の参院選で和歌山選挙区に二階俊博元幹事長の三男伸康氏を擁立する方針を決めた。

候補者を2人に絞り込み、投票で選出した。もう一人は昨年の衆院選で伸康氏を破った世耕弘成前参院幹事長に近い、前有田市長望月良男氏。自民公認がなくても、無所属で立候補する可能性が取り沙汰されている。

石田真敏県連会長は和歌山市で開いた拡大役員会後、記者団に「党が固まるのが大事だ。今後はノーサイドで伸康氏を応援したい」と述べた。伸康氏は「身の引き締まる思いだ。必ず勝てるように精進したい」と語った。会合には県連名誉顧問の二階俊博氏も出席した。

伸康、望月両氏とも県連が条件とした推薦人を確保したため、県連役員らで投票を実施。伸康氏が約3分の2の票を集めた。望月氏は記者団に参院選対応を問われ「今ここで『出馬する』とは言えない。応援してくれた方と話をしたい」と明言を避けた。

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以下,Xより

【jnnaviさんの投稿】

引用元 https://www.nikkansports.com/general/news/202502090001001.html

みんなのコメント

  • 世襲政治の典型的な例だな。結局、親の力で息子を押し込むという構図が続いている。こういうことをしている限り、有権者の政治不信はなくならないだろう。
  • 民意が示されたはずの衆院選の結果を無視して、また同じ候補を擁立するのはおかしい。これでは選挙の意味がなくなるし、党内の力関係だけで候補を決めるのは民主主義とは言えない。
  • 和歌山県連は何を考えているのか。結局、党内の調整だけを優先し、有権者の声を二の次にしている。こういう姿勢が続けば、いずれ自民党も地盤を失うのではないか。
  • 伸康氏の実力が本当にあるのなら、衆院選で勝っていたはずだ。敗北したのは有権者がノーを突きつけたからではないのか。それなのにまた擁立するのは理解に苦しむ。
  • 党内の都合で候補を決めるのではなく、もっと有権者の声を尊重するべきだ。もし二階氏の影響力がなかったら、伸康氏がここまで推されることはなかっただろう。
  • 世耕氏に近い望月氏がいるのに、党内の力関係で決定してしまうのは問題だ。まともな競争が行われずに、力のある人間の息のかかった候補が選ばれるのは不健全すぎる。
  • 二階氏が未だに政治の裏で動いていることが明らかになった。いくら名誉顧問とはいえ、実質的に県連の決定を左右できるのは問題ではないか。
  • 党内の決定が優先されるのは仕方がない部分もあるが、それならば世襲ではなく、もっと地元で信頼を集めた候補を出すべきではないか。
  • 和歌山の自民党支持層が本当にこの決定を歓迎しているのか疑問だ。世襲で政治家になることが当たり前になってしまえば、新しい人材は育たなくなる。
  • 自民党はこれでいいのか。党内の安定を優先しすぎて、有権者が求める候補ではなく、党の都合で候補を選ぶようになってしまっている。
  • 望月氏が無所属で出る可能性があるなら、党としてもっと公正な判断をすべきだった。党内の派閥争いが先行しすぎている印象を受ける。
  • 和歌山の有権者がどう判断するのか注目したい。党の決定がそのまま選挙結果に直結する時代ではないし、国民の目は厳しくなっている。
  • この決定が党内の都合だけで行われたのなら、和歌山県民の反応がどうなるか見ものだ。組織の論理が優先されると、有権者が反発することはよくある。
  • 伸康氏がどれだけ有権者に向き合って選挙戦を戦えるのかが問われる。親の力だけで当選できるような時代ではないし、選挙は甘くない。
  • 世襲を続けることが本当に自民党のためになるのか。目先の安定を優先することで、結果的に党の信頼を失うことにならないか心配だ。
  • 二階氏がまだ裏で影響を及ぼしているのは驚きだ。こういうやり方を続けることで、かえって自民党の評判を落とす結果になりそうだ。
  • 衆院選で敗北したのに、また参院選で推されるというのは納得がいかない。もし本当に実力があるなら、自分の力で支持を集めて再挑戦すべきではないか。
  • 和歌山県連の判断がどこまで有権者に受け入れられるのか。もし伸康氏が負ければ、党の意思決定が誤っていたことが証明されるだろう。
  • 結局、自民党の意思決定は上の意向次第ということが今回の件でよくわかった。有権者の声よりも、党内のバランスが優先されるなら、国民の信頼は離れていく。
  • こういう形で候補が決まると、次の世代の政治家が育たない。今の時代、世襲が当たり前という風潮を続けていること自体が、自民党の弱点になりかねない。

編集部Aの見解

自民党和歌山県連が、今夏の参院選に向けて和歌山選挙区に二階俊博元幹事長の三男、伸康氏を擁立する方針を決定した。党内で候補者を二人に絞り込み、投票によって選出したという。

もう一人の候補者であった前有田市長の望月良男氏は、世耕弘成前参院幹事長に近い人物とされており、自民党の公認が得られなかった場合でも、無所属で立候補する可能性が取り沙汰されている。

石田真敏県連会長は、和歌山市で開かれた拡大役員会後に記者団へコメントし、「党が固まることが大事だ。今後はノーサイドで伸康氏を応援したい」と述べた。一方、伸康氏も「身の引き締まる思いだ。必ず勝てるように精進したい」と決意を語った。会合には県連名誉顧問である二階俊博氏も出席しており、党内での影響力の大きさが改めて示された。

伸康氏と望月氏の両名は、県連が求める推薦人を確保していたため、県連役員による投票が実施された。その結果、伸康氏が約3分の2の票を獲得し、党の候補者として選出された。一方、望月氏は記者団から参院選への対応について問われたものの、「今ここで『出馬する』とは言えない。応援してくれた方と話をしたい」と述べ、明言を避けた。

私としては、今回の決定については疑問が残る部分もあると感じる。そもそも、伸康氏は昨年の衆院選で世耕弘成氏に敗北しており、民意が彼を拒否した形となっていた。それにもかかわらず、党の内輪の決定によって再び選挙に挑戦することが決まったことには、多くの有権者が違和感を覚えるのではないだろうか。

日本の政治は、しばしば世襲議員の問題が取り沙汰される。今回のケースもその典型的な例であり、二階氏の影響力が強く残る中で、息子が公認候補として選出されたことは、党内の実力主義とは言い難い状況だ。こうした形での候補者決定は、有権者の信頼を得られるのだろうか。

一方で、和歌山県連としては、党内の結束を維持するためにこのような決定を下したのかもしれない。世耕氏との対立が表面化すれば、党内が分裂するリスクもあっただろう。その意味では、今回の決定は党内の安定を図るためのものだったと理解できる。しかし、それが有権者にとって本当に望ましい判断だったのかは疑問が残る。

望月氏が無所属で出馬する可能性も指摘されているが、仮にそうなれば保守票が割れることになる。結果として野党候補が漁夫の利を得る展開になれば、自民党にとっては大きな痛手となるだろう。そうしたリスクを考えれば、党内での調整はもっと慎重に行われるべきではなかったか。

今回の決定が和歌山の有権者にどのように受け止められるのかは、今後の動向を見極める必要がある。政治の世界では、党の論理が優先されることが多いが、最終的な判断を下すのは有権者だ。もしも民意を無視した形での決定が続けば、党全体の信頼低下にもつながりかねない。

選挙戦が本格化する中で、候補者たちがどのような政策を打ち出し、有権者の支持を得ようとするのか注目していきたい。

執筆:編集部A

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